そもそも必要?スノーボードケースの役割とは
スノーボードケースを使ったことがない方にとっては、その役割もイメージしにくいはず。ここではスノーボードケースを使用するべき3つのポイントについて解説していきます。
大切なボードを守る
いかに耐衝撃性に優れたボードといえど、剥き出しの状態で傷がつくリスクを抑えることは難しいものです。
「ボードを持ち運んでいる際に、壁やドアにぶつけてソールに傷をつけてしまった」という経験をした方も少なくないはず。
スノーボードケースは、ソールやエッジを覆うものやボード全体をすっぽり収納して持ち運びができるデザインになっているため、万が一ぶつけてしまっても傷に対する耐久性を上げることが可能です。
スノーボードケースに収納すれば、大切なボードも安心して持ち運ぶことができるでしょう。
移動時にボードが接触しても傷がつきにくい
ゲレンデまでの移動手段は電車やバス、自動車など様々ですが、ボードに付いている鋭利なエッジが接触することでボードそのものだけでなく、対象物に切り傷をつけてしまうケースも珍しくありません。
また、車内積みの場合、予期せぬアクシデントでむき出しの板は凶器にもなりかねません。
移動の際はスノーボードケースに収納して持ち運ぶことで「荷物の積み下ろし時に車に傷をつけてしまった」「人にぶつかって傷を負わせてしまった」といった事故も未然に防ぐことができるでしょう。
オフシーズンの保管中に劣化を防ぐ
1年のうち、ほどんどの期間がオフシーズンとなるスノーボード。剥き出し状態でのボード保管は、劣化を進める要因になりかねません。
例えば、ホコリが付着することで湿気を含んでエッジが錆びてしまったり、紫外線の影響によりデッキが色褪せソールが酸化してしまうことも。
ホコリや紫外線からボードを守り、劣化を防ぐこともスノーボードケースが持つ役割の一つです。
種類やタイプ別に見るスノーボードケースの選び方!
移動手段や目的が違えば、最適なスノーボードケースも変わってきます。
そこで、ここからは種類やタイプごとの特徴と、実際にどんな場面で使いやすいのかを詳しく解説していきます。
カバー?ケース?種類ごとの特徴
コンパクトで車移動にぴったりのソールカバー
エッジとソールにぴったりフィットする設計になっており、余分なスペースを必要としないため車移動でゲレンデへ向かう際にはソールカバーがおすすめです。
ボード以外のアイテムは別途収納が必要ですが、接触時に傷がつくリスクは十分抑えてくれるでしょう。ボード保管時にかさばらない点も魅力的なポイントです。
ブーツや小物も収納可能なハードケース
ボード以外のアイテムを一緒に収納できるハードケースは、公共交通機関で移動するという方におすすめです。
収納力に優れているため、余分な手荷物を減らしてゲレンデまで向かうことができるでしょう。
一方で、収納スペースは大きくなるため、使用していない時の保管場所などを勘案したうえで選ぶことが重要になってきます。
リュック、キャスター・・・持ち方による違い
手軽に持ち運べるハンドタイプ・ショルダータイプ
車からの移動など、持ち運ぶ距離が短い場合におすすめなのがハンドタイプやショルダータイプ。
ボードの積み下ろしもしやすいので、荷物の量を調整すれば女性や子供も気軽に使うことができるでしょう。
リュックにして背負える3WAYタイプなら長距離移動も快適
荷物が重かったり、持ち運ぶ距離が長い場合は3WAYタイプがおすすめ。リュックとして背負えば重さを分散して両手をフリーで使えるので、雪道の移動も安心です。
状況に応じ、ハンドタイプやショルダータイプにして使い分けることも可能ですよ。
飛行機移動や長期旅行におすすめのキャスタータイプ
ハードケースにキャスターを付けることで、大容量の荷物もスムーズに運べるスノーボードケースです。
価格は高い傾向にありますが、滞在期間が長くなる場合はこちらのタイプがおすすめですよ。
スノーボードケース・カバーのおすすめ!
車内にもコンパクトに収まるソールカバー【Powderhound Products】
ウェットスーツの材料としても用いられるネオプレン素材を使ったソールカバーです。車にも詰め込みやすく、ハンドタイプとショルダータイプの2WAYで使用可能。
肩当てがついているので負荷がかかりにくく、ビンディングをつけたままでも収納可能な使い勝手の良さが魅力的な商品となっています。
通気性に優れ省スペースで保管ができるソールカバー【MONS】
通気性に優れた素材で、カバー単体の重量は約300gと非常に軽いため、保管用としてもおすすめのソールカバー。
伸縮性に優れ、ボードの出し入れが簡単で折りたためてコートのポケットまたはバッグに入れることができます。
カバーの両端が二重構造になっていることから、接触により穴が開くリスクを抑えてくれる点も嬉しいところです。
雪道もアプローチしやすい背負える3WAYタイプ【ScoLar】
かわいい総柄のデザインが印象的なスノーボードケース。リュックとしても使用可能な3WAYタイプなので、路面が不安定な場所でも状況に応じてスムーズに持ち運ぶことができるでしょう。
防水機能を備えたポケットもあり、滑走中に濡れたウェアもそのまま収納できる優れものです。
必要アイテムを一式収納可能なオールインワンモデル【SALOMON】
収納力に優れ、豊富なカラーバリエーションから選べるフランス老舗ブランドSALOMONのスノーボードケース。
ブーツ・ゴーグル・ウェアなどスノーボードに必要なアイテムが一式収納できるオールインワンモデルとなっています。
長期滞在も安心な大容量キャスタータイプ【VAXPOT】
付属している各ポケットが大容量で、旅行にもおすすめのスノーボードケースです。荷物が取り出しやすいダブルジッパーや、かさばりを抑えるベルトなど機能性も充実しています。
キャスターが付いているので、重い荷物もスムーズに移動できそうです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。