どんなサーフィン動画を撮りたいのか
GoProでサーフィン撮影する被写体は大きく分けると2つです。
ライディング中の自分メインの動画(POV含む)か自分以外のサーファーや波などを撮るかのどちらかです。まずはどちらを撮るかを決めることによって、選ぶマウントや撮影時の海でのポジションも変わってきます。
被写体が自分やPOVの場合
被写体が自分だったりPOVアングルの撮影をしたければ、マウントはサーフボードマウントかバイトマウントを使用になります。またその撮影となれば、とにかく自分が波に乗らなければいけません。
バッテリーの持続時間も短いので、できるだけ多くいいシーンを残しければそんなに混み合っていないポイントのピークを狙いましょう。
被写体が自分以外の場合
この場合のマウントは、バイトマウントかハンドラーを選ぶといいです。
友人が波に乗っているところを撮ろうと思えば、通常波に乗るポジションよりも岸よりにスタンバイしていたほうがいいアングルで撮れます。
ただ注意しないといけないのは、ほかのサーファーのライン上に入って邪魔をしないようにしないといけません。
サーフィン撮影に適したコンディション
はじめての撮影では、撮影しやすいコンディションを選びましょう。
波のサイズが大きかったり、流れや風が強いハードコンディションでの撮影ははじめはなかなかやりにくいでしょうし、万が一カメラが海で紛失なんてことにもなりかねません。
おすすめはマジックアワー
よくカメラマンの人が口にするマジックアワーとは、日の出や日の入りの前後の時間帯です。
天気さえよければ、この時間帯はとにかく雰囲気ある映像が撮れます。
もちろん日中でもいい映像はとれますが、朝陽や夕陽の時間帯は日の光の色彩にも変化がでて、撮れる波やサーファーに特別な雰囲気を与えてくれます。
マジックアワーで風も弱く、波もミドルサイズで撮影しやすいコンディションとなれば、迷わずGoProを持っていくことをオススメします!
GoProでのサーフィン撮影時の注意点
GoPro撮影時には、いくつか気をつけるべき点があります。
せっかくいい撮影コンディションに当たったらいいショットをしっかり残せるように、以下の項目に注意して撮影しましょう。
バッテリーの持続時間
GoProのバッテリーの持続時間は短いです。撮影時の設定にもよりますが、1時間前後ぐらいと思っておくといいでしょう。
そうなると海入る前に電源オンにして普段通り波待っていたら、あんまりいいショットも撮れずにバッテリーが残りわずか…なんてこともしばしばあるかと思います。
途中で電源を切るなど、自分なりに工夫しながらいい瞬間のときに、撮れるように準備しておきましょう。
レンズ周りの水滴
海の上での撮影は、GoProのレンズ周りは水滴がつきやすくなってしまいます。
いいショットが水滴でほとんど見えずに台無し、なんてことにならないように気をつけましょう。水滴対策として3つのベーシックな方法をご紹介します。
撮る直前に水につける
当たり前ですが、水にぬらして水滴がつかないように落としちゃう方法です。
撮影するタイミングに余裕があればこれでも問題なく水滴が落とせますが、不意な瞬間にこの動作をやるのは難しいかもしれません。
レンズ周りを舐める
レンズ周りを舐めて唾液によって膜をはるようなイメージです。
海外のサイトなどでこの方法を推奨している方もいます。原始的ですが効果は十分あります。ただ、ビジュアル的に気が引けるという方は別方法にしましょう。
車のガラス用のコーティング剤を塗る
車の窓ガラスなどに使う用のコーティング剤を塗って、撥水効果を高める方法です。この方法で確実に効果を上げたい場合は、できるだけ使用する前に都度塗るとしっかりと効果が実感できます。
不意にモードが変化することも
タッチパネルが露出していると時折起こるのが、不意に撮影モードが変わってしまって、動画撮影しているつもりが画像やタイムラプスモードだった…なんてこともあるので、ディスプレイ見て確認しておきましょう。
時折発生するフリーズ
小さいボディで4K動画まで撮影できるスペックの高さからなのか、操作中などに急にフリーズしてしまうことがあります。
いくら電源スイッチを押しても反応が無い場合は、いったんバッテリーを抜いて再度電源を入れなおすと改善します。
ただそれを海の上でやるのはバッテリーを落としたり、カメラ内に水が入る恐れがあるので一旦海から上がって、タオルなどで水気を拭いてから行いましょう。
準備編はこちらから