海に行けない日は動画を見よう
海の近くに住んでいて毎朝サーフィンをする、というローカルはごく少数。週に1度、海に行けるかどうかという人は多いのでは?
そもそも海に行ける回数が少ないと、練習すらできないのがサーフィンの難点。でも少しでも早く上達したい!そんな時におすすめしたいのが動画練習です。
サーフスクールでは、海に入る前にパドリングやテイクオフの練習を陸上でします。陸で出来ない動きは、不安定な海の上でもできないからです。自宅で鏡を見ながら行う陸トレは意外と重要。
上手な人がどうやって体を動かしているのかを見ることで、動きのイメージがつきやすくなります。安定した陸上で基本動作を反復することは、体に動きを覚えさせるのにも効果的です。
重要なポイントがわかりやすい!
今回紹介するのは、YouTubeでsantacruzjapanが公開している『サーフィン ビギナーズバイブル』。DVD Book 『ショートボードビギナーズバイブル』 に付属されているDVDの内容です。
実際の海では、テイクオフの練習は1日に何本もできません。陸上で動きを反復して、限られた海でのチャンスを生かしましょう。
パドル編
【学べる内容】
効率よくパドルをしてスムーズに前進する
ゲット(沖に出る/ゲティングアウト)するときや、テイクオフを成功させる時に重要なのがパドルです。手の平と腕を使い漕ぐ動作です。
おへそと膝で重心を捉え、常にボードが水面・平行になることを意識すると、抵抗を最小限に抑えて長時間パドルし続けることができます。パドルの力を最大限にすることができます。
パドルのスキルはゲットや波待ちのポジション取りにも影響するので非常に重要です。
ゲット編
【学べる内容】
波をスルーするための基本動作
いいパフォーマンスをするためには、なるべく体力を温存したまま沖に出る必要があります。そこで重要なのが、プッシングスルーやドルフィンスルー。
波に押し戻される抵抗を少なくするために、セット(波が一定時間まとまって押し寄せる)を避け、波が比較的落ち着いたところを見計らうのもポイントです。
テイクオフ編
【学べる内容】
テイクオフまでの基本動作
下記のようにテイクオフの基本動作を4つに分解し、よくない例も踏まえながら解説しています。
- 腕立て
- ボードを引きつける
- 中間姿勢
- スタンドアップ
ボードの前に体重をかけることに加え、テイクオフしたあとの体の向きや足を置くポジションも分かりやすく説明されています。
ライディング編
【学べる内容】
ロングライドをするための基本動作
ロングライドをするためには、波のパワーに合わせて細かなテクニックを使い分ける必要があります。アップスアンドダウンスやパンピングなど細かなテクニックの使い方を解説しています。
重要なポイントは、視線や手のリード、体の向きで自然にボードをコントロールすることも強調されています。