バーベキューコンロ選びで初心者が気をつけるべき点は3つ
今や数え切れないほど販売されているバーベキューコンロ。
バーベキューの達人で、さまざまなコンロを使い慣れている人ならば、どのようなタイプを買えばよいかは人に言われるまでもないかもしれませんが、初心者となれば話はまったく別。
どのようなタイプのコンロを買えばいいのかわからない、という人も少なくないでしょう。
では、バーベキューコンロ選びで初心者はどんなことに気をつければよいのでしょうか?
それは以下の3つにさえ気をつけておけば、ほぼ問題ないといってもいいでしょう。
自分の身長にあった高さのものを選ぼう
じつはこれ、とても大切なことなんですが意外と見落とされがち。
長時間の焼き仕事が体に負担を与えない高さを選びましょう。
バーベキューコンロの理想の高さは80㎝
一般的なバーベキューコンロの高さは60㎝から70㎝とされています。
お子さんや女性が焼く場合はこの高さでもまったく問題ありませんが、この高さだと男性には少々低め。
腰をかがめながら焼き続けると腰痛の元になったりしかねません。
バーべーキューで焼き仕事の主役が男性である場合は、出来れば80㎝の高さのあるものを選ぶと良いでしょう。
高さ調節が可能なタイプも
また最近では炭との距離を変えることで焼き加減を調整できるよう、高さを調節できるタイプも販売されていますので、選ぶ際に検討対象に加えてみてはいかがでしょうか?
参加人数に合わせたサイズを考えよう
バーベキューコンロの焼面が広ければたくさんの具材を乗せられて、一気に大量に焼けるし見栄えもよくてインスタ映えしそう!
確かにインスタ映えはするかもしれませんが、一気に大量に焼いても食べる人がひとりやふたりならばとても食べ切れませんし焦がしてしまいます。
自分がバーベキューを行うときは何人くらいが集まるか。
その人数を想定して適度なサイズの焼き面を持つコンロを選びましょう。
ちなみにおおよその目安としては、下記のようにいわれていますので参考にしてみてください。
- 2~3人 1,000㎠ (W40cm×D20cm 程度)
- 3~4人 1,000~2,000㎠ (W40cm×D30cm 程度)
- 4~6人 2,000~3,000㎠ (W60cm×D40cm 程度)
低価格のスチール製か長く使えるステンレス製か判断しよう
バーベキューコンロの素材には大きく分けて次のふたつがあります。
スチール製とステンレス製です。
どちらも一長一短がありますのでご自身の用途や予算などに合わせて選ぶとよいでしょう。
スチール製
スチール製はなんといって価格が安いです。
コストパフォーマンスに優れているため買いたくなるところですが、手入れをサボると錆びやすいという欠点があります。
またステンレス製に比べると重量があるため、持ち運びにも難ありといわざるをえません。
ステンレス製
一方のステンレス製は軽くて錆びにくいのが特徴です。
ただし、その分お値段は高めです。
ただ、耐久性もあるため長く使う方にはステンレス製がおすすめでしょう。
迷った時は…
この先長く、何度もバーベキューを楽しみたい、という方はステンレス製を。
たまにしかバーベキューはしない、という方はスチール製を選ぶとよいでしょう。
バーベキューコンロの主なタイプは3種類
自分に合ったバーベキューコンロがどのようなものかある程度わかったところで、では実際にはどのようなタイプのバーベキューコンロがあるのかを知っておきましょう。
バーべーキューコンロには大きく分けて次の3つのタイプがあります。
- スタンダードタイプ
- ガーデンタイプ
- たき火台タイプ
この3つのタイプに関しては、先に述べた性能的なことよりもどのようなスタイルでバーベキューを楽しみたいか、が選ぶ決め手となるでしょう。
スタンダードタイプ
主に長方形のコンロに4本の脚が付いたタイプで、コンロを囲んでみんなでワイワイやるというスタイルのバーベキューにおすすめです。
比較的シンプルな作りのものが多いので、持ち運びにも便利といえるでしょう。
ガーデンタイプ
こちらの特徴は、非常に大型であることです。
庭でバーベキューをホームパーティーとして開催することを前提としていますから、持ち運ぶことは考えない方がいいでしょう。
ただしその分、火力などの機能面は随一。
大きな庭のある方におすすめです。
たき火台タイプ
たき火をしながら同時にバーベキューを楽しむ、というスタイルです。
たき火を眺めながらのんびり、という方におすすめです。
重心が低く安定感に優れていますので、近年流行しているダッチオーブン調理もこのスタイルなら安心して楽しめます。
ただ、高さがありませんのでローテーブル&ローチェアも一緒に揃えた方がいいでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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