千葉県香取市の農園リゾートTHE FARMでは、2026年5月末から6月にかけて、宿泊者限定のホタル観賞イベントを開催。約10年にわたる里山再生の取り組みによって復活した幻想的な光景を、滞在体験として楽しめる貴重な機会です。初夏のアウトドア旅にぴったりの注目イベントを紹介します。
初夏の3週間だけ現れる“特別な夜”

千葉県香取市にある農園リゾート“THE FARM”では、2026年5月末から6月にかけての期間限定で、宿泊者を対象としたホタル観賞イベントが開催されます。
観賞できる時間は20時頃から21時頃を予定。参加費は無料で、宿泊者であれば誰でも参加可能です。
ホタルの光は、ほんの限られた条件下でしか見られない自然の奇跡。わずか数週間という短い期間にだけ現れる幻想的な風景を、“宿泊体験の一部”として楽しめるのがこのイベントの魅力です。
10年の環境再生が生んだホタルの復活
このホタル観賞体験の背景には、長年にわたる環境保全の取り組みがあります。
同施設が位置する地域は、かつて里山の風景が広がり、ホタルが飛び交う自然豊かな場所でした。しかし、過疎化の進行により耕作放棄地が増え、水路や田んぼの環境は徐々に荒廃。ホタルの姿も見られなくなっていました。
そこで株式会社ザファームは、観光施設の開発と並行して環境再生に着手。水路の整備や田んぼの再生などを約10年かけて進めた結果、2023年には再びホタルが舞う風景が戻ってきたのです。
この取り組みは単なる観光資源の創出ではなく、「自然と共生するアウトドア体験」を実現する象徴的なプロジェクトといえるでしょう。
サステナブルな滞在を支える取り組み

THE FARMでは、ホタルの生息環境を守るための活動も継続しています。
水辺の環境や草地の状態を細かく観察し、ホタルの幼虫が成長するために欠かせないカワニナの生息状況もチェック。さらに、園内ではビオトープ整備などを進め、生きものが循環する環境づくりが行われています。
また、施設全体でもサステナブルな取り組みが進んでおり、風力発電による再生可能エネルギーの活用や、環境配慮型アメニティの導入など、滞在そのものがエコな体験になる仕組みが整えられています。
こうした取り組みが評価され、2026年には持続可能な観光の国際基準であるGSTC認証も取得。アウトドアと環境保全を両立する先進的な施設として注目されています。
“本物の自然”に出会うアウトドア体験
ホタルは非常に繊細な生き物で、きれいな水や静かな環境がそろってはじめて生息できます。
だからこそ、その光景は人工的に再現できるものではなく、「本物の自然」の証でもあります。
都会ではなかなか出会えないホタルの光を、静かな里山の夜に眺める時間は、アウトドアの原点ともいえる体験。家族やパートナーとの旅はもちろん、ソロキャンプやワーケーションにもおすすめです。
さらに、同施設ではグランピングや農業体験、温浴施設なども充実しており、昼はアクティブに、夜は幻想的に過ごせるのも魅力のひとつです。
初夏のアウトドア旅は早めの予約がカギ

ホタルの観賞シーズンは短く、天候にも左右されるため、見られるタイミングは限られます。
また、この時期は人気が高く、宿泊予約が取りづらくなることも予想されます。例年「穴場シーズン」とされながらも、体験価値の高さから注目度は上昇中。
初夏のアウトドアを計画している方は、早めの予約がおすすめです。
自然の再生が生んだ“光の絶景”を体験できるこの機会。サステナブルな旅の選択肢として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
時期:5月末~6月(目安)
時間:20時頃~21時頃(目安)
対象:農園リゾートTHE FARMの宿泊者
参加費:無料
※イベントの詳細は後日発表されます。
※ホタルの出現は自然なものゆえその日の天候や気候条件などに依存します。
※田んぼなどの観賞スポット付近までお連れし、その後現地にて自由解散となります。
ライター
Greenfieldニュース編集部
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