2025年1月4日、神奈川県横浜市にキャンピングカーとサウナユニットを一体化させた都市型グランピング施設がオープン!自宅で再現しにくいサウナなどのコンテンツを生活圏で展開することにより、周辺地域の賑わい創出につなげようとしています。
GLAMPING HUB YOKOHAMA by HUBHUBとは
三井不動産株式会社と三井不動産グループのShareTomorrowは、企業活動にほとんど使用されていない「遊休不動産」を活用し、人がリアルに集う場所を創出する「HUBHUB(ハブハブ)」プロジェクトを2021年に開始。
同年11月22日には実証実験として「HUBHUB日本橋人形町」をオープン。営業・収支の想定目標を達成し、利用者からも好評だったことを受けて横浜市に「GLAMPING HUB by YOKOHAMA」を新設することになりました。設置場所は、横浜天王町駅から徒歩4分の相鉄線の高架下。新百合ヶ丘、御徒町、下北沢にもグランピング施設がありますが、キャンピングカーを利用した例は横浜が初めて。
都市型グランピング施設HUBHUB
「HUBHUB」はさまざまな機能を持つ移動式ユニットを活用した❝にぎわいの拠点❞です。自宅では実現しづらいサウナやBBQ、パーティー、シアター、フィットネスジム、プールといったコンテンツを生活圏内で提供することにより、暮らしを「より豊かにより楽しく」変えていく拠点(HUB)を作ろうとしています。
内装や利用イメージ
リノベーションを施したフルコンのキャンピングカー内はテーブルやベンチでくつろげて宿泊も可能。併設のユニットはプライベートサウナとして貸し切れます。車内のギアや植栽の内装により、都市の喧騒を忘れてリラックスできる非日常空間を演出しています。
利用には事前予約が必須です。予約・チェックインまでShareTomorrowが運営する「SAUNA TRAVEL」かRebaseが運営するインスタベースを使えば、RemoteLOCKでの鍵の受け渡しまで誰とも会わずにスムーズに利用できます。
Libertyshipがエリアプロデュースを担当
横浜店舗のエリアプロデュースは、サウナメディアを運営するLibertyshipが担当しました。「世の中に新たな体験価値を提供する」を掲げる同社は、企画・プロデュースのほか、WEB関連のコンサルティング事業を展開。サウナのほかにも、飲食やアウトドアなどを通した体験価値の創出を得意分野としています。
都市型グランピング施設GLAMPING HUB YOKOHAMAの目的
生活の中にHUB(=拠点)を作り、その土地に住む多くの人々にさらなる便利さや快適さを提供することで、暮らしの満足度向上を目的としています。本事業はウェルビーイングの実現に加え、SDGsへの貢献を推進します。
拠点を作り、ウェルビーイングの実現へ
HUBHUBプロジェクトは遊休不動産の有効活用にとどまらず都市の空洞化解消や、スクラップ&ビルドを脱却した資源循環型ビジネスモデルの構築を目指します。
コンセプトは「リアルな仲間とリアルに集える場として、暮らしをもっと豊かにもっと快適に」。インターネットが生活において欠かせないものとなった現代で、リアルだからこそ実現できる最大限の幸福や価値を生み出すことが、ウェルビーイング実現の鍵となるかもしれません。
新しい暮らし方を提供
ShareTomorrowは、三井不動産グループ発の新規事業の開発・推進を担う会社として2021年7月に設立しました。ビジョンには「生活者一人ひとりがそれぞれのライフスタイルに合わせて自由に選び、組み合わせることができるように、仕事、住まい、買い物、休日・余暇のすごし方の多様な選択肢を提供する」と掲げています。
同社は次々と生まれる新しい価値観に合わせて、一人一人に合った心地いい暮らしができる社会を実現しようと、今後は全国にHUBを設置していきたい考えです。
所在地:神奈川県横浜市保⼟ケ⾕区神⼾町134番9 星天qlay Dゾーン
交通:相鉄本線「天王町」駅 徒歩4分
施設概要:サウナコテージ/BBQコテージ
営業時間:9:00〜22:00(年末年始除く)予約開始予定:2024年12⽉中旬
予約ページ:
https://sauna.travel/products/hubhub-yokohamatennoucho