雪山登山で行動する際は、ゲイター(スパッツ)の着用が欠かせません。足元を覆うことで、靴に雪が侵入するのを防いだり、足元の保温性を高めたりする効果が期待できます。本記事では、雪山登山におすすめのゲイターを6つピックアップして紹介します。
ゲイター(スパッツ)とは?
ゲイターは、ズボンの上から登山靴の上部を覆うように着用することで、足元をカバーするアイテムで、スパッツと呼ばれることもあります。
雪山登山では、とくに必須のアイテムといっても過言ではありません。雪が登山靴に侵入するのを防ぎ、ストレスなく登山を楽しめます。
また、アイゼンを装着することがある冬の登山では、ズボンの裾や登山靴をアイゼンの爪からカバーする役割もあります。
ゲイタ―についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
雪山用のゲイター(スパッツ)6選
ここからは、雪山登山におすすめのゲイタ―を紹介します。
①OUTDOOR RESEARCH(アウトドアリサーチ)「エクスペディション クロックゲイター」
アウトドアリサーチで人気の「クロックゲイター」よりも厚めの生地を採用したモデルです。ボトム部分の素材には、1000デニールのコーデュラナイロンを採用。引き裂き強度の高いタフな素材で、足回りをしっかりと保護します。
アッパー部分はゴアテックス素材なので、防水性だけでなく通気性にも優れています。フィット感が高く、過酷な環境下でも快適な登山を楽しめるでしょう。また、S・M・L・XLと豊富なサイズ展開も魅力のひとつです。
雪山登山でタフに使えるゲイタ―を探している人は、ぜひチェックしてみてください。
②fine track(ファイントラック)「エバーブレスアルパインゲイター」
耐久性に優れた雪山用ゲイターです。本体部分の素材には、112デニールの66ナイロンエバーブレスを採用し、動きやすさを追及しています。
アイゼンや岩に触れやすい裾の部分は、1000デニールの素材で補強されているため、ハードな環境での使用にも適した商品といえるでしょう。フロント部分を面ファスナーにすることで、着脱がしやすく、ファスナーが凍ってしまうのを防ぎます。
また、靴の底に通すベルトは、雪がダマになりにくい素材を使用しているのも特徴。雪山でのハードな使用を想定している人にイチオシの商品です。
③MILLET(ミレー)「ハイルートゲイター」
過酷な環境を想定してつくられたハイカットゲイターです。防水性に優れた420デニールのオックスフォード素材を使用していて、雪や氷から足元を保護します。あらゆるタイプのブーツに対応するため、優れたフィット感を体感できるでしょう。
カラーはブラックとレッドの2色展開で、サイズはS・M・Lの3種類が販売されています。かっこいいデザインのゲイターを探している人は、ぜひチェックしてみてください。
④oxtos(オクトス)「透湿防水ライトスパッツ」
機能性とコスパに優れたゲイターです。素材には3層の透湿防水50デニールリップストップナイロンを採用しています。耐水圧が10,000mmあり、十分な防水性を期待できるでしょう。
ファスナーは上から閉めるタイプになっていて、立ったまま装着できます。雪山で使用できるコスパのよいゲイタ―をお探しの人にぴったりの商品です。
⑤THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)「トレッカーズゲイタ―(ユニセックス)」
防水透湿素材ハイベントを使用したゲイタ―です。雪や泥から足元をカバーしたうえで、内側から発する蒸れを外に逃がします。
立体的でフィット感が高く、やわらかい着け心地が魅力です。靴底をホールドするストラップはフラットな樹脂製で、靴底の硬い登山靴だけでなく、トレッキングシューズにもフィットします。
ジッパー部分には水の侵入を軽減するフラップがあり、防水性が高いのが特徴です。また、擦れによって破損しやすい内側には補強が施されています。サイズ展開はM・Lの2種類で、男女問わず使用できる仕様です。
雪山だけでなく、3シーズン活用したい人にイチオシのアイテムです。
⑥SEATOSUMMIT(シートゥサミット)「アルパインゲイタ―」
通気性と耐久性に優れる防水透湿素材のイーベントを採用したゲイターです。破損しやすいボトムストラップは、取り外して交換できます。
使用中に負荷のかかる下部の素材は1000デニールのコーデュラナイロン製です。シューレースに固定するフックを錆びにくいステンレス製にするなど、長く使用できる工夫がされています。
スペックが高いのにも関わらず、お求めやすい価格なのもうれしいポイント。トレッキングだけでなく、スキーツアーなど、バックカントリーを楽しむ人にもおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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