今回は、2024年版おすすめのステムバッグを4つ紹介します。フレーム形状を選ばず取り付けできるので、さまざまな車体サイズやデザインがあるロードバイクにぴったりです。ステムバイクのメリットや選び方を知って、自分好みの商品を見つけましょう。
ステムバッグの3つのメリット
ステムバッグとは、ステム部分に取り付けて使用するバッグのことです。ほかの自転車用バックと比較すると使用している人は少ないですが、使い勝手がよく、あると便利です。そのメリットを3つ紹介します。
①手軽に荷物が取り出せる
手を伸ばせばすぐ届く位置に取り付けるため、荷物の出し入れが簡単です。信号待ちなど、ちょっとした瞬間でも取り出せます。スマホや補給食を入れておくのに最適です。
②カラーやデザインが豊富
シンプルな黒からカラフルなものまで、カラーやデザインが選べます。車体に合わせた色や、アクセントになる差し色など、自分らしいチョイスが可能です。
③車体を選ばず取り付けできる
フレームに干渉しないため、ほとんどの自転車に取り付け可能です。取り付け方法は、工具不要のベルクロ3点式が一般的で、手間なく簡単に装着できます。
自身の車体だけでなく、旅行先に持って行って、レンタサイクルでステムバックを使うのもおすすめです。
ステムバッグを選ぶポイント
ステムバッグを選ぶ際は、以下2つのポイントをチェックしましょう。
サイズで選ぶ
入れる物の大きさや、容量に合わせて選びましょう。基本的にステムバッグは、容量1L前後、500mlのペットボトル1本が入るサイズが主流です。
1Lあれば、スマホや財布、パンク修理キットなど、サイクルウェアのポケットに収まるサイズの小物を持ち歩けます。荷物が多い場合は、よく使う物はステムバッグ、それ以外はほかの自転車用バッグに入れるなど、使い分けるといいでしょう。
サイクリングに必要な持ち物について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
機能性で選ぶ
防水機能、サイズ調節、荷物の取り出しやすさといった、機能性もチェックしましょう。ドローコード式は、小物の出し入れが簡単です。雨の日に使う場合は、中身が濡れにくい蓋つきタイプが向いています。
また、ペットボトルを入れて持ち歩くなら、水滴でバッグのなかが濡れないタイプ、重量のある物を入れたいなら、型崩れしにくいタイプがおすすめです。
おすすめのステムバッグ4選
ロードバイクに取り付けやすい、ベルクロ3点式のステムバッグを4つ紹介します。
車種を問わないシンプルデザイン!/FAIRWEATHER(フェアウェザー)「stem bag」
どのような車体にもマッチする、シンプルな筒状のデザインです。走行中でも片手で開閉できるドローコード仕様で、簡単に荷物が出し入れできます。表と裏の生地が別々のため、水が浸み込みにくく、水滴を排水しやすいよう、底にハトメ穴も付いています。
スタンダードなステムバッグをお探しの人、冷えたドリンクを入れて持ち歩きたい人にチェックしてほしい商品です。
サイズ | 高さ14.5cm×幅10cm×奥行10cm |
取り出し口 | ドローコード |
汚れにくい内側でお手入れ簡単!/OSTRICH(オーストリッチ)「POTARI ステムバッグライト」
内側の生地に、汚れにくい加工が施されたステムバッグです。底にはプラスチック板が入っているため、型崩れしにくいのがポイント。万が一、水が入っても水抜き穴から抜ける構造です。
ステムの左右に取り付け、ドリンクや補給食を入れてもOK。バッグを両側に装着することで、重い物を収納してもしっかりバランスがとりやすいでしょう。
サイズ | 直径10cm(底面)× 高さ15cm |
取り出し口 | ドローコード |
メッシュポケットが便利!/R250(アールニーゴーマル)「フロントポーチ ラージ」
サイドにメッシュポケットがあり、荷物の整理がしやすいアイテムです。ポケットには、リップクリームやアミノ酸パウダーを入れたり、食べ終えた補給食のゴミ箱にしたりと、気軽に利用できます。
また、裏地全体にウレタンクッションを挟んでいるため、なかに入れた物が破損しにくいのが魅力です。スマホやコンパクトカメラなど、傷・衝撃を与えたくない物を気兼ねなく収納できます。
サイズ | 直径10cm(底面)× 高さ17~23cm |
取り出し口 | ドローコード |
蓋付きで飛び出し防止!/GORIX(ゴリックス)「自転車用 バッグ ハンドルバッグ ステム フロント 自転車 ハンドルバッグ 小物入れ ポーチ (B16)」
バックルでしっかり固定できる蓋付きタイプです。段差などの衝撃で、中身が飛び出るリスクを減らせます。サイドには、絞り調節が可能なメッシュポケットが付いており、収納力も抜群です。
スマホや財布など貴重品を入れておきたい人、走行中に荷物が飛び出すのを防ぎたい人は、蓋付きタイプがよいでしょう。
サイズ | 高さ16cmx 幅10cmx 奥行9cm |
取り出し口 | ドローコード/蓋つき ※2種類から選択可 |
ステムバッグで覚えておくべき3つの注意点
手軽で便利なステムバッグですが、覚えておきたい注意点が3つあります。
①ハンドル周りに物が増える
ライト・ベル・サイコン・スマホホルダーなど、ハンドルに複数アイテムを取り付けていると、ハンドル周りがごちゃごちゃします。スッキリまとめたい人にはおすすめしません。
また、重たい物を入れるとバランスがとりにくくなり、ハンドル操作に影響が出る場合もあります。
②容量に制限がある
ステムバッグは、容量の選択肢が少なく、収納できる物に限りがあります。サドルバッグやフレームバッグといった、ほかの自転車用バッグに比べると、大きな荷物を収納するのに適していません。
③走行中に膝が当たる
体格やフレームサイズ、乗車ポジションによっては、走行中に膝が当たる場合があります。とくに、上り坂でダンシングを多用する人は、よく検討のうえ取り付けましょう。
ステムバッグは、車種を選ばずに使用できる便利なアイテムです。ほかの自転車用バッグと比較すると、収納力はやや劣りますが、スマホ・鍵・補給食など、ちょっとした物を入れておくのにぴったりです。サイクリングに行くなら、取り付けておいて損はないでしょう。走行中にカメラやスマホで景色を撮影したり、ドリンクや補給食をすぐ手に取ったりと大活躍!この記事を参考に、ぜひステムバッグを選んでみてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。