寒い時期に役立つ、おすすめのロードバイク用アームウォーマーを紹介します。選び方のポイントを知れば、自分にぴったりの商品を見つけられるでしょう。アームカバーとアームウォーマーの違いもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
アームカバーとアームウォーマーの違い
サイクルウェアには、アームカバーとアームウォーマーの2種類があります。それぞれの特徴を把握し、用途や目的に適したものを選びましょう。
アームカバー|紫外線対策と筋肉のサポート
アームカバーの主な目的は、紫外線対策と筋肉のサポートです。メッシュ素材やUVカット素材の、薄手の生地が主流です。
気温が高い時期は、接触冷感タイプを着用すると、涼しさを感じながら快適に走れるでしょう。基本的にオールシーズン使えますが、防寒性は乏しいため、寒い時期には向いていません。
アームウォーマー|防寒対策
主に防寒対策のため、肌寒い季節に着用するのがアームウォーマーです。裏起毛素材や発熱素材などを使用した、厚手の生地が特徴です。
なお、冬のロードバイクの服装について詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
ロードバイク用アームウォーマーを選ぶ際の2つのポイント
ロードバイク用アームウォーマーを選ぶ際のポイントは2つあります。
①サイズで選ぶ
適度な締め付け感で、腕を動かしてもずり落ちないサイズかをチェックしてください。
締め付けが強すぎると、腕が圧迫されて動かしにくいでしょう。また、反対にゆるすぎると、走行中にずり落ちて、直す手間がかかります。可能であれば、試着してから購入するのがおすすめです。
②機能性で選ぶ
防風・保温・吸汗速乾・防臭・UVカット・筋肉サポートなど、機能性もチェックしましょう。目的に合う機能を選べば、走行中のパフォーマンスアップにつながります。
防寒対策|保温性や防風性で選ぶ
防寒対策を優先する人は、保温性が高い裏起毛素材や発熱素材に着目しましょう。また、冷たい風に備えるなら、防風性が高いポリエステルやナイロン製の商品を選ぶのがポイントです。
汗冷え対策|吸汗速乾性や通気性で選ぶ
汗冷え対策を重視するなら、吸汗速乾素材やメッシュタイプを選択してください。たとえば、裏起毛素材のアームウォーマーは、汗をかくと乾きにくく、汗冷えしやすいといえます。
また、吸汗速乾性や通気性に加えて、防臭加工がされていると、汗の匂いを軽減できるでしょう。
紫外線対策|素材やUVカット機能で選ぶ
紫外線対策を重視する人は、素材がポリエステルやウールかに注目しましょう。ポリエステルとウールには、素材そのものが紫外線を透過しにくいという特徴があります。
また、UVカット加工がされている場合は、UPF50+と表記されているものがおすすめ。UPFとは、紫外線保護指数という意味であり、UVカットの世界的な基準値です。数値が大きいほど紫外線を防げます。
疲労対策|コンプレッション機能で選ぶ
筋肉の動きをサポートするコンプレッション機能があるものは、強度が高いサイクリングをする際にぴったりです。また、疲労を軽減するだけでなく、サポーター代わりになってケガを防ぐ役割も期待できます。
ロードバイク用アームウォーマーのおすすめ5選
季節や気温に合わせた、おすすめのロードバイク用アームウォーマーを紹介します。
①日焼け対策重視!/CASTELLI(カステリ)「UPF 50 + LIGHT ARM SLEEVES」
太陽光を99.8%カットする、UPF50+のアームウォーマーです。
透湿性の高いポリエステル素材を使用しており、通気性に優れているのが特徴です。汗をかいても、不快感なく快適に走れるでしょう。
肌寒くても日差しが強いときや、季節を問わず紫外線対策をしっかりしたい人向けの商品です。
対応気温 | 推奨季節 |
8~18℃ | 春・夏・秋 |
②サイズ展開が豊富!/ROCKBROS(ロックブロス)「ROCKBROS 秋冬用アームカバー XT019BK 17400191」
男女兼用のアームウォーマーです。サイズ展開は、S~M相当・L~XL相当・2XL~3XL相当の3種類です。腕周りが26〜33cm程度であれば、着用できるでしょう。
防風性と保温性がある裏起毛素材に加え、肘部分には通気性に優れるメッシュ素材を使用。防寒対策と汗冷え対策のどちらにも対応しています。
サイズを重視し、しっかりとフィットする商品がほしい人にとっての、有力な候補といえるでしょう。
対応気温 | 推奨季節 |
- | 春・秋・冬 |
③アームウォーマーの定番!/PEARL iZUMi(パールイズミ)「アーム ウォーマ」
ロードバイクの愛好家の間では有名な、定番のアームウォーマーです。
素材の表面を高密度に織りあげ、内側には起毛素材を用いた「サーマフリース」を採用しており、防風性と保温性に優れているのが大きな魅力です。
また、起毛素材はやわらかな肌触りのため、長時間快適に着用できるでしょう。さらに、上腕部のテープが長いので、ずり落ちにくいのもうれしいポイントです。
ジャージと組み合わせての着用が推奨されているため、肌寒い季節の温度調節用に向いているでしょう。
対応気温 | 推奨季節 |
- | 春・秋・初冬 |
④防風素材で防寒対策!/PEARL iZUMi(パールイズミ)「ウィンドブレーク ライト アーム ウォーマ」
防風性に優れているのが特徴のアームウォーマーです。表面部には、冷たい風をシャットアウトする防風素材「ウィンドブレークライト」を使用しています。また、伸縮性に富んだ薄手の生地なので、腕にほどよくフィットするでしょう。
裏面は微起毛加工がされており、ソフトな肌触りを感じられます。さらに、適度に保温してくれるでしょう。また、透湿性があるため、長時間快適に着用できます。
10℃前後の気温に対応しているので、秋・冬に走る機会が多い人の第一の選択肢となるでしょう。
対応気温 | 推奨季節 |
10℃ | 秋・冬 |
⑤天然素材で暖かい!/R×L(アールエル)「メリノウール アームウォーマー(ユニセックス) MWA9301」
保温性・吸放湿性に優れた、最高品質のメリノウール素材を使用したアームウォーマーです。カールした繊維の間に数多くのエアポケットがあり、熱を逃さずに保温できます。また、吸汗速乾性が高いので、汗冷えしにくいのも大きな魅力です。
さらに、メリノウール素材は繊維内のフィラメントが非常に細いため、優しい肌触りを感じられるでしょう。
保温性を重視しつつ、天然素材ならではの触り心地を楽しみたい人向けの商品です。
対応気温 | 推奨季節 |
- | 春・秋・冬 |
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。