梅雨キャンプのテント設営で注意したいこと
雨の日のテント設営で、注意すべきポイントは4つあります。
- 水はけのよい場所を選ぶ
- 最初にタープを設営する
- テントの浸水対策をする
- 長めのペグを用意する
ひとつずつ説明しますので、雨キャンプ時の設営が気になる人は、参考にしてくださいね。
水はけのよい場所を選ぶ
まずはテントを設営する前に、サイトをチェック。なるべく水はけのよい場所を探しましょう。同じ区画サイトのなかでも、水はけのよいところ、悪いところがあるので、地面の状態をよく見てくださいね。
水路ができている部分や、水たまりがある場所は、避けるのがベストです。
最初にタープを設営する
場所が決まったら、最初に屋根となるタープを設営しましょう。タープの下なら、荷物が濡れるのを防ぎつつ、雨を避けられます。テントのセッティングや、椅子・テーブルの組み立てなど、濡れずに作業できるのがうれしいですね。
なお、雨天時はレインウェアの着用がおすすめです。雨を気にせず、設営がスムーズに進められるでしょう。
テントの浸水対策をする
雨の日は浸水対策が欠かせません。地面に直接テントを設営すると、底からの浸水により、テント内が濡れてしまうことも。雨キャンプでは、テントの下にグランドシートを敷くとよいでしょう。
ポイントは、グランドシートがテントの床に完全に隠れるように敷くこと。グランドシート上に、雨水が溜まらないようにしてください。
長めのペグを用意する
雨のキャンプでは、いつもより長めのペグを持参しましょう。なぜなら、地面が雨で緩んでいるため、短いペグだとすぐ抜けてしまう可能性があるからです。テントやタープの倒壊を防ぐためにも、約40cm前後の長めのペグを用意してくださいね。
設営時にあると便利なアイテムは、後述しますのであわせてチェックしましょう。
雨の日のテント設営手順については、こちらの記事もご覧ください。
雨キャンプのテント設営方法の正しい手順と4つの注意点
梅雨シーズンのテント設営に役立つアイテム
雨キャンプのテント設営時に、役立つアイテムを4つ紹介します。
ミズノ 「ベルグテックEX ストームセイバーⅥ レインスーツ」
本格的な登山にも使用できるレインウェアです。雨のなか、傘をさしながらの設営は大変ですよね。レインウェアを着用すれば、両手が使えるのでスムーズに作業できますよ。湿気を外に逃がしてくれるため、動きまわっても蒸れにくいのがポイントです。
キャンプだけでなく、ハイキングや釣りでも活躍すること間違いなしですね。
オレゴニアンキャンパー 「防水グランドシート Mサイズ」
テントの浸水対策に適した、防水グランドシートです。裏面に防水加工が施されているため、雨でも気にせず地面に敷けるのが魅力。荷物の置き場所に困らないでしょう。アースカラーや迷彩柄など、無骨なカラーがキャンプにぴったりですね。
サイトのディテールまで、おしゃれにこだわりたい人におすすめの商品です。
コールマン 「XPヘキサタープMDX」
簡単に設営できるヘキサタープ。一般的なタープと異なり、クロスポールタイプなので、初めてタープを使う人でもスムーズに設営できます。高さ調節は、ポールの角度を変えるだけでOK!雨が降っていても、素早く設置できるのがうれしいですね。
村の鍛冶屋 「鍛造ペグ エリッゼステーク 38cm 6本セット」
長さが38cmほどある鍛造ペグです。雨で緩んだ地面にも、しっかりと固定できるのが特徴。丈夫な素材で作られているため、硬いサイトでのテント設営にも役立つでしょう。6本セットになっており、テントだけでなくタープの設営にも重宝しますよ。
これから本格的にキャンプを始める人や、テントに付属しているペグに満足していない人は試してみる価値ありです。
雨キャンプにおすすめ!快適に過ごすためのアイテムを紹介
雨が降ると、テントのなかで過ごす時間が増えます。ところが梅雨時期は、ムシムシとした湿気が気になるもの。そこで、雨キャンプでも、快適な時間を過ごせるアイテムを紹介します。
クイックキャンプ 「ローコット」
梅雨のキャンプで、ぜひ使ってほしいのがローコット。雨が降ると、地面からの湿気が気になりますよね。コットなら、直接地面に触れないので快適に眠れますよ。ベンチ代わりに使ったり、荷物の一時置き場にしたりと、重宝するでしょう。
組み立て時に、強い力が必要ないのが魅力。価格もお手頃なので、コットを初めて試してみたい人にぴったりの商品です。
クレイモア 「FAN V600+」
充電式のサーキュレーターです。雨が降っていると、テント内に湿気がこもりがち。サーキュレーターでしっかりと換気すれば、湿度が高い季節も快適に過ごせますよ。ワイヤレスタイプなので、床に置いたり吊り下げたりと、幅広いシーンで使えます。
自宅でも活躍する、おしゃれなデザインもうれしいですね。梅雨キャンプはもちろん、夏の暑さや冬の結露の対策にも、季節を問わず活用できるアイテムです。
コールマン 「ツーリングドーム LX」
コールマンのコンパクトなテントです。前室付きなので、テント内に雨が入らないのが魅力。風が通り抜ける構造になっており、蒸れやすい梅雨時期にぴったりですね。タープとセットで使えば、雨でも広々とした空間が作れるでしょう。
キャンプに不慣れでも、比較的ラクに設営できるタイプです。ソロキャンパーだけでなく、2〜3人でキャンプをする人にもイチオシですよ。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。