今回は、スノーピークの気になるフィッシングアパレルについて調べてみました。
スノーピークのフィッシングアパレルってどうなの?
キャンプ用品のブランドというイメージがあるスノーピーク。
以前からフィッシングベストやジャケットを販売しているのですが、「フィッシングメーカーじゃないのにどうなんだろう?」と思っている人は多いのでは?
実は、スノーピークは創業当初、オリジナルの登山用品と釣り具を販売する会社でした。
現在のようなオートキャンピングブランドにリニューアルが始まったのは、1986年に前社長の息子である山井太現社長が入社してからなんです。
フライフィッシングが趣味の山井太さんが社長に就任した1996年には、新規事業としてフライフィッシング事業に参入。
以前は、フライ用のロッドとリールのセットなども販売していたんですよ。
その後、スノーピークは2009年に釣り部門をダイワへ譲渡しましたが、フライフィッシングだけは手放しませんでした。
そして現在は、アーバンから渓流釣りまで使えるフィッシングアパレルを、アップデートをしながら製造販売しています。
クラシックなデザインと機能性に、スノーピークならではの様々な仕掛け。
スノーピークのフィッシングアパレルは、ベテランフィッシャーマンをもうならせる、本格的なアウトドアギアなのです。
スノーピークのフィッシングアパレル
フィッシングベスト
クラシカルな見た目とは裏腹に、隠れた機能が満載のフィッシングベストです。
強度の高いコーデュラナイロン使用、蒸れやすい背中側はメッシュになっています。
フロントのポケットは容量が更に大きく改良されたようで、大きなフライボックスも余裕で収納可能です。
背中側はタキビベストと同じ構造の大きなポケットになっていて、裾のポケットも大容量。
さらに、裾のポケットはファスナーで取り外すことができ、着丈を短くすることもできます。
フライパッチはFIDLOCK社製のマグネットアジャスターを採用。
ワンタッチでフライが着脱でき、いつのまにかフライが外れて失くしてしまうということも防げます。
背中にはネットを付けられるフック付きです。
フィッシングベストとガーデニングベストのイイとこ取りみたいなデザイン、すごくいいと思います。
フィッシングプルオーバー
珍しい半袖タイプのフィッシングプルオーバー。
素材や基本的なディティールはベストと同じですが、細かい部分は少し違うようです。
ひとつは、袖部分にフライパッチが付いていて、ベストより一個フロントのポケットが多くなっていること。
また、裾部分は脱着式のポケットではなく、中にボタン止めして着丈を調節できるメッシュになっています。
プルオーバーはフロントのDカンも増えていますね。
プルオーバータイプというのは、他のメーカーでは見たことがありません。
Tシャツみたいな感覚で着られて、なんだかスタイリッシュ。
ただ、プルオーバーって着づらくないのかな?というのが気になります。
「M of M」×「スノーピーク」 フィールドフィッシングベスト
こちらはアーバンアウトドアブランドのM of M(マンオブムーズ)と、スノーピークのコラボレーションアイテム。
スノピ定番のタキビベストをベースに、釣り用にアップデートした逸品です。
表地には、圧倒的な蒸れにくさと耐水性を備えたMofM オリジナル eVent3Lを使用。
裏地もメッシュになっていて、通気性抜群です。
シンプルながらも、フィッシングに必要な機能は全て備わっています。
ファッションアイテムとしてもカッコいいうえに、フィールドでも実用的に活躍する、他にはないアイテムと言えるでしょう。
通常のタキビベストも、管釣りなどミニマムな釣りなら十分使えそうですよね。
インディゴコットンナイロンベスト
フィッシング専用じゃないけど、釣りにも使えそうな多機能ベスト。
フロントポケットは4つ、バックにも大きなポケットが付いています。
着丈が短かったり、背中にDカンが付いていたりするのは、釣り用も見越してのデザインなんでしょうか?
着物のような重ねデザインがユニークです。
イケてるフィッシングベストをお探しなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。