雨キャンプの必需品10選!
雨の日のキャンプの必需品を「ギア編」「服装編」「小物編」と3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
ギア編
タープ
雨の日のタープはいろいろな役割があります。リビングスペース、設営時の雨よけ、撤収時の雨よけなどタープがあれば、濡れずに作業ができます。
大型のタープがあれば更に快適に過ごせるでしょう。
バーナー
雨の日は薪が湿気たり、火が付きにくかったりと焚き火がしにくいです。
タープの下で焚き火をしても火の粉が飛んでタープが燃えたり、やけどしたりと危険性もあります。そんなときにバーナーがあればお湯を沸かしたり、料理したりできます。
ガスコンロ
バーナーと同様に焚き火がしにくい時に活躍してくれます。
バーナーと比較すると持ち運びしづらいところもありますが、安定した土台で五徳(ごとく)も大きく、雨の日でも簡単に火を使えます。
グランドシート
テントを雨と泥から守ってくれる必需品です。
雨の日のキャンプでテントを使った経験があればわかると思いますが、地面と設置した箇所は予想以上に汚れます。グランドシートがあれば、テントをシートが守ってくれるので必ず持って行きたい物です。
服装編
カッパ
雨の日にカッパを着ていれば濡れずに済みますし、体温を下げる心配もありません。雨キャンプに行って風邪を引かないためにも必ず持っていくべき物です。
レインブーツ(またはサンダル)
雨の日の地面は濡れるし汚れます。そんなとき膝元ぐらいまでのレインブーツがあれば、濡れることを気にせずにキャンプを楽しめます。
また、夏場などは濡れてもよいサンダルを持っていけば、すぐに外にいけますし、テントの中に入るときはタオルで拭けば問題ないでしょう。
着替え
着替えはずぶ濡れになったときや転んで汚れてしまったときに必要です。子供がいるご家庭ではお子さんの着替えを2セットほど持っていくことをおすすめします。
子供は水や泥に興味津々なので思わぬシーンで着替えが必要になるでしょう。
ツバ付き帽子
雨の日はツバ付き帽子が顔への雨よけとして役に立ちます。
テントやタープから少し出るときなど、傘を差すのが面倒なときにツバ付き帽子を被っていればある程度の作業はできます。長時間は難しいですが、少しの外出の際などで活躍するので必ず持って行きたい物です。
小物編
タオル(1人2~3枚ほど)
濡れた体を拭いたり、道具を拭いたりするときに必要になります。体などを拭くきれいなタオルと汚れてもよいタオルどちらも用意しておくと、シーンごとに使いやすいです。
また、髪の毛が濡れたあとそのままにしていると、風邪をひいてしまう可能性もありますので必ず持っていきましょう。
ゴミ袋(ポリ袋サイズ)
道具が入るくらい大きめのゴミ袋をもって行きましょう。
撤収時に泥水や水分を多く含んだギアをそのまま車に積んでしまうと、車内がビショビショになってしまいます。帰ってからの撤収をらくにするためにも大きめの袋を必ず持っていきましょう。
袋が破れそうなときは2重にして包んでおくと水が漏れづらいので安心です。
雨キャンプであると便利なアイテムを紹介!
必需品ではないけどあったら便利なアイテムを紹介していきます。
傘
トイレに行くときや少しの外出のときに傘があると便利です。毎回カッパを着るのが面倒に感じる人は傘を持っていくとよいでしょう。
耳栓
キャンプで寝るときに意外と気になるのが雨の音です。静かな場所でないと眠れないと思う方にはおすすめです。
ドライインナー
雨の日は湿気が多く、知らぬ間に汗をかいてしまいます。
肌着が汗で肌に張り付いて気持ち悪いと思う方はドライインナーをおすすめします。汗をかいてもさらさらな状態をキープしてくれます。
補修テープ
雨の日や風が強い日には、服やキャンプギアが濡れたり、壊れてしまったりすることもあるでしょう。補修テープを持っていくと、簡易的ではありますがその場で道具を直せます。
耐水性のあるものを選べば、テントや長靴などを補修し、水を染みこみにくくできます。
こちらの記事では、登山やアウトドアで役立つ強力補修テープ「ウルトラハードパーフェクトテープ」を紹介しています。あわせてご確認ください。
雨キャンプを快適に楽しもう!3つの雨キャンプ対策
雨キャンプを楽しむためにはキャンプ場についてからの対策も重要です。
対策していないとテントが崩れたり、テント内が水浸しになったりと、せっかくのキャンプが台無しになってしまう可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
①テントをしっかり張る
雨の日のテントをしっかり張らないとたるみのあるところに雨が溜まり、最悪の場合テントが崩れてしまう恐れがあります。
他にも雨が溜まってそこから浸水するなど多くの心配ごとが予想されます。そうならないためにもテントは全体がピン!と張るようにしっかりと設営しましょう。
②ペグの抜け対策をする
雨の日は土が濡れてやわらかくなっており、地面やペグによっては外れやすくなっています。
また、テントに溜まった雨の重さでいつもよりテンションが掛かるのでしっかり打ち込んでいないと外れてしまう可能性があります。寝ているときにテントが崩れてしまうことを避けるためにも長めの鍛造(たんぞう)ペグでしっかり打っておくとよいでしょう。
③溝を掘る
テントの周りに雨の通り道をつくり、水はけをよくしましょう。
雨の通り道をつくれば水はけがよくなり、テントに浸水してくる可能性も低くなります。キャンプ場によってはサイトに穴を掘る行為を禁止しているところもあるので、確認してからやるようにしましょう。
雨キャンプのテント設営や撤収についてはこちらの記事を参考にしてください。
キャンプの雨対策は万全?設営・撤収時やキャンプ中の雨対策やグッズを紹介
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。