初心者でも大丈夫!山小屋の説明書〜山の常識とマナー編〜

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初心者でも大丈夫!山小屋の説明書〜山の常識とマナー編〜

一泊かけて登山に行ったら、どんな世界を見ることができるでしょう?日帰り登山から、山小屋泊の登山へステップアップ。この夏初めての山小屋泊に挑戦しようと思っている人も多いはず。いざ予約をしたものの、「旅館と何がちがうの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな山小屋初心者に向けた、ホテルや旅館とはちがう、山小屋の常識とマナーをご紹介します。

山小屋の予約

 

予約が必要な山小屋と、不要な山小屋があります。

大規模な山小屋では、「5名以下なら予約不要です。」と言われることも。

ホームページにはっきり明記されている場合もありますが、どちらかわからない場合は、必ず電話をしてみましょう。

電話をすると、予約の他に「その日はとても混雑していますよ。」「このルートはまだ雪が残っていますよ。」など、大切な情報を教えてくれることもあります。

山小屋の宿泊料金設定は基本的に以下の通りです。

  • 素泊まり
  • 一泊一食(朝か夜を選択)
  • 一泊二食(朝と夜)

他に、どこから登るか登山口を聞かれることもあります。

一緒に登山するメンバーと、食事の有無、登山コースなどを決めてから連絡しましょう。

 

 

 

知らないと驚く山小屋の常識

 

山小屋は、普通のホテルや旅館とはちょっと違います。

初めて宿泊するときに驚かないよう、山小屋ならではの常識をお伝えします。

 

一人一組布団があるとは限らない

予約をしている人も、していない人も、受け入れるのが山小屋です。

定員いっぱいであっても、それで断ってしまったら、山の上では遭難に繋がるかもしれないからです。

そのため、一人ひとり、ゆったりとしたスペースが確保できるとは限りません。

夏の混雑時には、布団一組分のスペースに、二人割り当てられることもあります。

なかなか出来ない体験ですよ。

 

山時間が存在する

山の時間は早いです。

消灯が20時半という山小屋もあります。大体21時くらいを消灯にしている山小屋が多いです。

電気が通っていない山小屋では、自家発電かランプを使用しているので、無駄はできないからです。

また、登山者は朝早くから活動するためでもあります。

就寝は早いですが、朝食も4時台など、日の出前から食べれることが多いです。

「そんなに早く眠れない。」という不安もあるかもしれませんが、疲れていれば、消灯する前から寝てしまうものです。

 

トイレが有料

登山をしている人ならご存知かもしれませんが、山ではトイレの使用料金を払うのが一般的です。

一回につき、100円程度支払うことが多いです。

トイレの前に、お金を入れるボックスが用意されているので、いつもポケットに小銭を用意しておくと安心ですね。

ただし、宿泊する場合は、宿泊料金にトイレ使用料が含まれている場合が多く、その場合は自由に使用できます。

 

 

 

山小屋泊で知っておきたいマナーとルール

 

山小屋には、細かいマニュアルがありません。

しかし、知らないと迷惑となってしまうかもしれないマナーがあるのも事実です。

ここでは、知っていれば誰でも気をつけられることをご紹介します。

 

ビニール袋は控えめに

山小屋は、大部屋でたくさんの人が泊まります。

疲れていれば、消灯前に寝る人もいますし、朝他の人より早く行動する人もいます。

ザックの中の服や小物を、コンビニやスーパーのビニールに入れていると、寝静まった部屋では、思った以上にガサガサ音を立ててしまいます。

音を立てない袋に入れておくと、気を使わずにすみますよ。

 

 

水は貴重品

 

川沿いの山小屋でない限り、水は貴重品です。

自由に水道が使える山小屋であっても、普段の要領で水を使うことは控えましょう。

中には、雨水を貯めて宿泊者に少しずつ提供している山小屋や、遠くから水を引いてきている場合もあります。

顔や手足を満足に洗えるような山小屋は、なかなかないと思っていたほうが良いでしょう。

 

 

ゴミは持ち帰る

山では基本ですが、ゴミ箱が置いてあれば自然に捨ててしまうもの。

山小屋にあるゴミ箱は、基本山小屋で購入したものだけ捨てられます。

山小屋のゴミも、誰かが背負って運ぶか、ヘリコプターで運ぶことになります。

日帰り登山同様、ゴミはすべて持ち帰りましょう。

 

早めの到着が基本

 

山小屋は「遅くとも16時くらいには到着してください。」としているところが多いです。

裏を返せば、「その時間には着くような登山計画を立ててください。」ということでもあります。

樹林帯では、日が落ち始めるとあっというまに暗くなります。

何かあったときに、暗くなってからの捜索は困難です。

夕食も17時代には始まる山小屋が多いので、スタッフの手が足りなくなるということもあるでしょう。

いずれにせよ、自分自身の急な体調の変化や急な悪天候を考え、早めに到着する計画を立てましょう。

 

 

まとめ

当たり前のようで、実は誰も教えてくれなかった山小屋の常識。もちろん、それぞれの山小屋によっても、地域によっても、また異なります。最初に山小屋に宿泊する際に、気持ちよく過ごせるよう準備をしていってくださいね。

 

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