トライポッドはどう使う?具体的な使い方5つ!
トライポッドはキャンプのさまざまなシーンで活躍します。
便利な利用方法を具体的に5つ紹介するので、順に見ていきましょう。
①焚き火料理で大活躍!火の調節がしやすく便利
焚き火料理は火加減が難しいものですが、トライポッドなら大丈夫。
調理器具を吊るす長さを変えられるため、焚き火に近づけたり遠ざけたりして、火加減の調節が可能です。
トライポッドを使って、ぜひいろいろな料理に挑戦してみましょう。
煮込み料理に使う
まずトライポッドの代表的な使い方として挙げられるのが、ダッチオーブンなどでつくる煮込み料理です。
炭や薪の量はそのままでも、鍋を吊るす高さを変えて、弱火〜強火を調節できます。
煮込み料理は微妙な火加減が必要です。トライポッドを使えば、煮えくり返ったり火が通らなかったりするのを避けられますよ。
飯ごうでご飯を炊く
トライポッドは火の調節がしやすいので、飯ごうでご飯を炊くのにも便利です。
ご飯は、弱火・中火・強火の調節をしないとうまく炊けません。
おいしいご飯を炊くためには蒸らしも大切ですが、火から遠ざければふっくらと蒸しあがります。
料理を保温する
煮込み料理などは、遠火にしておけば保温もできます。
具材が煮詰まりすぎることなく、長い時間アツアツの状態で食べられますよ。
また、遠火で使用しているときは下にスペースが空くため、焚き火に焼き網をセットすれば、同時にバーベキューも楽しめます。
近火と遠火で異なる料理を同時に調理できるのは、トライポッドならではの魅力ですね。
魚・肉を吊るして焼く
魚や肉の焼き料理にも活用すると、さらにキャンプ気分が上がるでしょう。
遠火でじっくり焼けば、焚き火の煙で燻製のような調理も可能です。
燻製をつくるときは、焚き火のなかにスモークチップを投入し、香りづけしてみてくださいね。
食材をトライポッドのフックに直接ぶら下げることもできますが、焼き網を吊るして焼く方法もあります。
焼き網は数種類の食材を同時に焼けるので、時短にもなり便利です。
ケトルで湯を沸かす
ケトルでお湯を沸かすときも、トライポッドを使えば雰囲気を楽しめます。
もちろん焼き網のうえにケトルを置けばお湯は沸かせますが、トライポッドがあるなら使ってみましょう。
実用重視ではないお湯の沸かし方で、ゆったりとしたリラックスタイムにぴったり。キャンプならではの雰囲気を味わってみてください。
また、トライポッドにケトルを下げて保温しておけば、いつでもお湯を使いたいときに使えるのがメリットです。
ケトルは焚き火対応のものでないと、破損や事故につながるので注意してくださいね。
②ランタンハンガーとしても使える!
トライポッドにランタンを吊るせば、照明スタンドとしても使えます。
埋め込み式のランタンハンガーとは違い、場所の移動にも便利です。
トライポッドの耐荷重によっては、重さのあるオイルランタンやガスランタンなども吊るせます。
吊るす高さで照らせる範囲を変えられるのも、トライポッドの便利なところですよね。
③ギアをかける小物置きにもなる!
ばらけがちな小物も、トライポッドに吊るしておけば行方不明になりません。
トライポッドに吊り下げることで生活感がなくなり、サイトの雰囲気もよくなります。
地面から距離を取れるので、汚したくない洋服や食器などの置き場所としても便利です。
洋服はハンガーを使うと吊るしやすいですよ。
④食器を乾かすのにも使える!
洗った食器もトライポッドに吊り下げて乾かしてみましょう。
そのまま吊り下げても使えますが、メッシュかごなどがあれば、数種類の食器を同時に乾かせます。
食器を乾かすために場所をとったり、他のギアが濡れたりすることがありません。
⑤蚊取り線香も吊るせる!
蚊取り線香を吊るせば、虫除けにも活用できます。
夏のキャンプなど、虫が気になる季節には便利ですよね。
蚊取り線香スタンドを持ち運ぶ必要がなくなるので、荷物を減らすこともできます。
トライポッドの使い方で注意するポイント!
あれば便利なトライポッドですが、使い方には注意すべきポイントがあります。
ポイントを押さえて、安全にトライポッドを使用しましょう。
かけるものの重さに注意!耐荷重を確認しよう
耐荷重はトライポッドの種類によって異なるため、要チェックです。
とくにダッチオーブンなど重い調理器具を使う場合は、なかに入れる食材の重さも考慮してくださいね。
また、吊るすためのチェーンやカラビナ、S字フックなどの耐荷重にも気をつけましょう。
以下の記事で、耐荷重に優れているトライポッドを紹介しているので、参考にしてください。
LOGOS 耐荷重200kgで人気のクワトロポッドがシリーズ化の全3種「アイアンクワトロポッド」シリーズ新発売
風が強い日は注意!固定して使おう
風が強い日は、トライポッドが転倒する恐れがあります。
トライポッドは埋め込まれているわけではなく、3〜4本の足で立っているだけです。
調理器具やランタンなどを吊るした状態で転倒すると、事故や怪我につながりかねません。
風のある日にトライポッドを立てる場合は、足をペグで固定したり、張り綱をしたりして使うようにしましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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