数日前から海のコンディションをチェックしよう
まずサーフィンをする前に、事前に準備をしっかりとしておかなければなりません。持っていく道具の確認や、当日の予定はもちろんですが、その日の気象状況はかなり重要です。
サーフポイントの波の高さ、風の向きや強さをしっかりと確認し、初心者でも安心してサーフィンできるくらい波が低く、風が強くないかなどをWebサイトを使って確実にチェックしましょう。
チェックせずに行ってしまうと、当日になってとてもサーフィンできる状態ではなかったということが多々あります。事前準備は非常に重要です。
サーフポイント到着したら、波が高すぎないか確かめよう
楽しいサーフトリップ当日、天気予報をしっかりチェックして「いざサーフィン」と思っても、海のコンディションは変化しやすい為、風が強すぎたり、波が高すぎたり、豪雨が降ったりと初心者にはあまり好ましくはない状況になってしまうことも、、、、。
特に最初にサーフィンで無理をしてしまうと、ひどい目に合いやすいので注意が必要です。
サーフィンは始めたてが一番危険と言われていますので、大怪我を負う確率もぐんと高くなります。
せっかく準備して、「楽しくサーフィン」と思っていたのにもかかわらず、そのような目にあうと、「もう二度とサーフィンを、、、」ということになってしまう事だけは避けたいものです。
そんな事にならない為にも、天気も良く多くのサーファーが海にいても当日は無理をせず本当に自分にとって大丈夫かどうかを判断しましょう。
また、準備体操と浜辺でのシュミレーションは忘れずに!
最初は沖の方ではなく、ビーチに近いところで練習する
残念なことを最初に言うと、誰もが最初から思い描いているような大きな波を横に滑ることはできません。
サーフィンは難しいスポーツなので、かなりの回数の練習が必要となります。むしろ毎回のセッションが練習で、どこまで上達できるかが面白さの一つにもなってきます。
そのようなことから、少なくとも最初のうちはビーチで「スープ」と呼ばれた崩れた後の白い波を滑るところから始めましょう。
これは板の上に立つ「テイクオフ」という練習に他ならないのですが、これをできずして、サーフィンはできません。どんなライディングも必ずテイクオフしなければ始まりません。
しかしテイクオフは奥が深く上級者になっても重要で、テイクオフの質によって、その後のライディングが全て決まってくるからです。
このように、テイクオフは非常に重要なので最初は簡単な足のつくビーチで崩れた後の波に乗ってみる練習をしましょう。
ちゃんとテイクオフが出来るようになってからようやく沖に出て、サーファーのラインナップ(海の上でサーファーが集まる場所にポジションを取ること)に加わることができるのです。
それをしないまま、初心者が沖に出てしまうと慣れていないため、周りに目を配る余裕もなく、ボードを扱うスキルもまだまだ未熟なため、他のサーファーの邪魔になり、最悪の場合事故の元となります。
早く沖の深いところに行きサーフィンしたい気持ちはわかりますが、なんでも積み重ねが大事です。
先にも書きましたが、サーフィンはすぐには上手くなりません。だからこそ面白く、徐々に上達していく過程を楽しむのもサーフィンの醍醐味なのです。
地味に重要!サーフボードに座る練習をしてみましょう
上達が早く波の上を滑ってテイクオフが1日のうちでできてしまう方もいると思います。
その方たちも、すぐに他のサーファーたちのところにラインアップするのではなく、サーフボードの上に座る練習から始めてみましょう。
座るだけなら簡単と思われるかもしれませんが、意外にやってみるとバランスをとりづらいと思います。
その座った段階で、手や足を回して方向転換したり、くるくる回ったりして、サーフボードの扱いに慣れることも上達する上で非常に重要です。
周囲のサーファーや海水浴の方にも気を配ろう
それぞれのビーチに特色があり、独特のカルチャーがあり、そのような要素のおかげでサーフトリップは楽しくなるのですが、反面そのビーチごとにルールも決まってきます。
特に夏で有名なビーチなどは家族連れの海水浴客もたくさん来られます。彼らは概して足のつくビーチで遊んでいるので、練習している初心者サーファーと接触しやすくなります。そのための事故も多いと聞きます。
なかには海水浴用とサーファー用でエリアを区切っているところもあるのですが、それを知らずに海水浴客と混じってサーフィンしないようにしましょう。
またエリア分けされている場合も、夕方夜遅くや、早朝はそれが解除されていることも多いので、練習するのにはその時間帯が狙いどきかもしれません。
夕暮れや早朝は、暑すぎず、風も良く、波も良い時が多いのでサーファーにはベストな時間帯となります。
何より夕焼けや朝焼けの中サーフィンするというのは本当に美しい景色が見ることができ、もし波に乗れなかったとしても、単純に感動できるので、特別な経験となることは間違いないでしょう。