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焚き火シートには、焚き火による火の粉から地面を守ったり、後片付けを簡単にしたりする役割があります。キャンプ場の美しさを守るためにも必要なキャンプギアのひとつです。そこで焚き火シートの種類や選び方、おすすめシートを詳しく紹介します。

焚き火シートが必要な理由

キャンプ 焚き火シート

焚き火シートとは

焚き火シートとは、焚き火をする際に焚き火台の下に敷くシートのことで、耐熱性や断熱性が高い素材で作られています。

直火禁止のキャンプ場が多い中、焚き火台の使用だけでは防ぎきれない芝生や木のテーブルなどをダメージから守るアイテムです。

キャンプ場で焚き火をするときのマナーとして焚き火シートの使用が周知され、多くのキャンパーが使用しています。

焚き火の火の粉から地面を守る

焚き火のときは、薪がはぜたり火の粉が飛び散ったりします。焚き火シートを使用すれば、地面の汚れを防ぐことができます。また草や落ち葉が燃えるリスクを軽減します。

後片づけの手間が減らせる

焚き火シートは燃えカスをまとめて灰捨て場に持って行ったり、炭壺に捨てたりするのに便利です。焚き火の片付けが簡略化できるので、撤収時が楽になります。

 

焚き火シートの種類

キャンプ 焚き火シート

ガラス繊維

ガラス繊維はガラスを原料として作られおり、連続使用可能温度が1,000℃以上と耐熱性が非常に優れています。

触り心地はチクチクした感じがあり、シリコンコーティングで触り心地が改善されているタイプもあります。比較的安価なものが多く、使いやすい素材です。

シリカ繊維

シリカ繊維は無機質の高耐熱ガラス繊維を加工して作られていて、触り心地はチクチクしていて、ガラス繊維より耐久性に優れています。

また連続使用可能温度は1,100℃以上となっています。ただし、擦れに弱く傷むことがあり、長時間の使用には不向きです。

耐炎繊維

耐炎繊維は特殊なアクリル繊維を高温に焼成することで作られているため、高い耐熱性と耐炎性があります。

ガラス繊維やシリカ繊維と異なり、耐炎繊維だけはチクチクしないなめらかな手触りです。繊維が柔らかいのでコンパクトに折り畳むことができるため、かさばらずに収納できます。

焚き火シートの選び方のポイント

キャンプ 焚き火シート

大きさ

焚き火シートの大きさは、使用する焚き火台の4倍ほどのものを選びましょう。火の粉が飛び散ったり薪がはぜたりしても、焚き火シートの範囲内におさまります。

燃えカスを片付けるときも持ち運びやすく便利です。

耐熱温度

焚き火シートは焚き火台の下に敷いて長時間使用するので、耐熱温度が重要です。

焚き火はおよそ500~700℃まで温度が上昇するため、それに耐えられるように耐熱温度が500℃以上のシートを選ぶ目安に考えましょう。

素材

ガラス繊維・シリカ繊維・耐炎繊維の中から、焚き火スタイルや手触りなど好みの素材を選びましょう。

シリコン加工がされていないガラス繊維やシリカ繊維の焚き火シートを触る際は、チクチクするので軍手を着用することをおすすめします。

ペグ穴つき

焚き火シートには四隅にペグ穴があるタイプのものがあります。この穴にペグを打ち込むことで、風によって吹かれてもめくれたり飛ばされたりするリスクを減らせます。

ペグ穴がない焚き火シートの場合は、四隅に重たい石などを置くなどして対処してください。

 

おすすめの焚き火シート

ガラス繊維

【コールマン】焚き火シート


600℃の耐熱性があり、ペグ穴がついている焚き火シートです。厚手で丈夫な作りですが、軽量で持ち運びに便利です。

チクチクしない手触りで、コスパがいいアイテムといえます。

コールマン(Coleman) 焚き火シート ファイアープレイスシート 約80×80cm
コールマン(Coleman) 焚き火シート ファイアープレイスシート 約80×80cm

 

【ZEN Camps】焚き火シート


耐熱温度は550℃で熱に強く、シリコン加工がしてある焚き火シートです。撥水性があり濡れた場所でも使用でき、汚れたら水洗いもできます。

シックなブラックカラーで汚れも目立ちません。

ZEN Camps 焚き火シート
ZEN Camps 焚き火シート

【DOD】タキビバビデブーM


八角形のデザインが特徴の焚き火シートです。両面シリコン加工が施されチクチクしません。持ち運びに便利な収納バッグ付きです。

DOD(ディーオーディー) タキビバビデブーM 焚き火台シート 耐火【収納バッグ付】 FR3-754-KH カーキ
DOD(ディーオーディー) タキビバビデブーM 焚き火台シート 耐火【収納バッグ付】 FR3-754-KH カーキ

 

シリカ繊維

【Orirya】焚き火シート


耐熱温度は550℃で長く使える焚き火シートです。使用後はタオルで拭くだけできれいにでき、コンパクトにまとまる収納袋が付いています。

S~XLまでの4サイズ展開があり、用途に合った大きさを選べます。

Orirya 焚き火シート
Orirya 焚き火シート

 

【YIEMAESHUM】焚き火シート


耐熱温度は600℃、裏面がシリカコーティングされている焚き火シートです。耐熱、防水コーティングも施されています。汚れが落としやすくメンテナンスしやすい特徴があります。

焚き火シート 収納袋付 YIEMAESHUM
焚き火シート 収納袋付 YIEMAESHUM

 

耐炎繊維

【YOLER】バーナーシート


裏面に耐炎素材、表面はアルミ加工がしてあり高い熱反射率がある焚き火シートです。軽くて柔らかい触り心地で、収納時はとてもコンパクトになり携帯に便利です。

YOLER バーナーシート
YOLER バーナーシート 

 

カーボンフェルト


特殊なアクリル繊維を高熱処理して作られた焚き火シートです。小さめサイズなのでアルコールストーブなどソロキャンプで活躍します。

カーボンフェルト 23cmX23cmX2.8mm
カーボンフェルト 23cmX23cmX2.8mm

 

焚き火シートの使用はキャンプ場を利用するマナーとして浸透しています。さまざまな種類の焚き火シートがありますが、用途に合った大きさや素材を考慮して、キャンプスタイルに合った焚き火シートを見つけてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。