ダウンパンツとはどんなパンツ?
アウトドアの寒さ対策として活躍するダウンパンツ。
ダウンパンツはその名前のとおり、中綿にダウン(羽毛)を使用しているパンツのことです。一般的にダウンの品質は、フィルパワー(FP)という単位で表されます。
フィルパワーとは、1オンス(約30g)の羽毛がどの程度の膨らみを持つかを示したもので、同じ重さでありながら、容量が大きい(空気を多く含む)ほど、品質の良いダウンということになります。
キャンプ用のダウンパンツを選ぶ際は、フィルパワー(ダウンの品質)はもちろんのこと、表面素材(難燃素材など)は何でできていて、どの程度の耐久性があるのかも重要なポイントになります。
ダウンパンツのメリットとデメリット
ダウンパンツのメリットとデメリットをまとめました。
ダウンパンツのメリット
メリット①あたたかい
ダウンパンツに使用している羽毛は、高い保温性能を持つため、とてもあたたかいという点が最大のメリットです。
メリット②コンパクトになる
ダウンの容量のほとんどが空気なので、圧縮することでコンパクトに収納できます。キャンプでの持ち運びに大変便利です。
メリット③軽い
ダウンパンツは、羽毛に含まれる空気によって保温性能を保持しています。空気を着ているようなものなので、とても軽いというメリットがあります。
ダウンパンツのデメリット
デメリット①シルエットが太く見える
ダウンパンツは羽毛が空気を含んで膨らむため、ボリュームが増すというデメリットな面があります。どうしてもシルエットが太く見えてしまいます。
デメリット②雨に弱い
ダウンは空気を含んで膨張することで保温効果を発揮します。しかし、雨には弱く、濡れると保温性能が極端に低下します。キャンプに使用するダウンパンツは、撥水加工が施されているものを選ぶようにしましょう。
ダウンパンツをどうやってはいたらあたたかい?
ダウンパンツのはきかたに決まりはありません。いろいろ試行錯誤をしてみて、自分にあった使いかたをしてみましょう。
基本はアウターレイヤーとして着用
ダウンパンツは、基本的にアウターレイヤーとしてはくのがおすすめです。寒くなったらはいて、暑くなったら脱ぐことで体温調節をしてください。
キャンプではインナーとして着用し保温効果アップ
キャンプでは、インナーとしてダウンパンツをはくのもおすすめ。インナーにダウンパンツを着用し、アウターに風を通さない素材のパンツを重ねることで、より保温効果が高くなります。
冬キャンプにおすすめのダウンパンツ
NANGA (ナンガ) ダウンパンツ
ナンガの濡れにくくて丈夫なオーロラテックス素材を表面に採用。フィルパワーは760という高品質のダウンを使用しています。
立体裁断により、美しいシルエットと動きやすさを実現したダウンパンツです。
ワークマン REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ライトパンツ 2021モデル
ダウンとフェザー、吸湿発熱綿を使用したダウンパンツ。吸湿発熱綿による発熱とダウンの保温性能で冬キャンプをあたたかくしてくれます。
値段が1,900円というところもうれしいポイント。ワークマンプラスのリアル店舗のみでの取扱いです。
ワークマン REPAIR-TECH(R)(リペアテック)洗えるフュージョンダウン ショートパンツ 2021モデル
同じく、ワークマンプラスのリペアテックのショートパンツです。タイツと組み合わせたコーディネートが可能なため、さまざまなファッションコーデが楽しめます。
ワークマン Wind Core(ウィンドコア) ヒーターミドルパンツ
ダウンパンツではありませんが、電熱ヒーターを内蔵しており、キャンプをするときにとてもあたたかいパンツです。
寒い工事現場などで働く職人さんや、バイクに乗るライダーのために開発された次世代のワークウェア。
ワークマン DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジック ダイレクト)防風防寒パンツ
重ね着がしやすい防風防寒パンツ。インナーにダウンパンツをはいて、アウターにこの防風防寒パンツをはくと、風を通さないためよりあたたかくなります。
高い耐水性と撥水性を持つ、ディアマジック ダイレクトという素材が使用されています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。