読書の秋はキャンプで本を読もう
秋キャンプは読書しやすい環境
秋の夜長、虫の音を聞きながら焚火にあたって読書ができる最高の季節です。
毛布にくるまって本を読んだり、リラックスできるキャンプ椅子に座って本を読んだり。疲れたら星を眺めて目を休めることもできます。
真夏や雪中キャンプと比べると、暑すぎず寒すぎずのちょうどよい気温はのんびり読書にぴったりです。
心が落ち着く
自然に囲まれ、空気が美味しく、仕事や家事を忘れて読書に没頭できる時間はとても有意義でリラックスできます。
静かに集中できる状態はマインドフルネスにも通じ、心に余裕が生まれます。
キャンプだからこそ何かに追われるのではなく、時間や周りを気にせず本の世界に浸れるところも秋キャンプで読書をする魅力ですね。
キャンプがもっと好きになる
キャンプに関する本を読むことで、よりキャンプへの理解が深まり楽しみが増えます。
インターネットでさまざまな情報に簡単にアクセスできる現代だからこそ、少し前に出版されたマスターピースに触れるのもまた新鮮な経験になるかもしれません。
今までと違う目でアウトドアが楽しめるようになりますよ。
秋キャンプにおすすめの本:小説編
秘密のキャンプがきっかけで出会う三人の物語「流れ星キャンプ」嘉成晴香
河原で秘密のキャンプをしていた主人公と病院の窓からキャンプを見ていた女の子、ひとり暮らしのおじいさん、出会うはずのなかった三人が偶然出会うストーリー。
小学校高学年向きの指定図書になっているので、子どもも大人も読みやすく物語に引き込まれます。
ほっこりする名作「はじめてのキャンプ」林明子
1984年に発行され、今でも愛されている名作です。小さななほちゃんがキャンプに奮闘し、大きな子に負けじと健気に頑張る姿に応援したくなります。
小学校低学年から読めるので親子で一緒に楽しめておすすめです。
映画化された名作「劔岳 点の記」新田次郎
測量官の柴崎芳太郎が劔岳の山頂に三角点を埋設する命令を受け、さまざまな困難と戦いながら山頂に挑むストーリー。
2009年に木村大作監督によって映画化され、日本アカデミー賞を受賞した話題の作品です。
秋キャンプにおすすめの本:ノンフィクション編
山の魅力を端的に表現「日本百名山」深田久弥
日本全国の山々を登頂し、それぞれの山の個性を端的にわかりやすくまとめた名著。
百名山ハンターのバイブルですが、登山スタイルや山々の様子について、昔はこうだったんだな、という視点からも楽しめる一冊です。
次はどの山の方面でキャンプをしようか、山について知るきっかけになる本です。
いつもと違うキャンプがしたい人に「アウトドアが100倍楽しくなる!さばいどるのワイルドキャンプ」かほなん
無人島で生活することを目標にしてアウトドアを楽しみながらサバイバルの知識を学んでいるアイドルが、初心者から上級者までためになるアウトドア技術を紹介。
著者のキャンプ歴は20年、YouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」も人気です。
心温まる旅物語「ナラの世界へ」ディーン・ニコルソン
自分探しの旅に出た強面のバックパッカー青年と山で出会った小さな捨て猫が一緒に世界一周自転車旅行をする心温まる感動ストーリー。
SNSを駆使した現代ならではの旅のスタイルと、人々との出会いという普遍的なものが生み出す物語が胸を打ちます。
世界16か国に翻訳された大ヒットベストセラーの世界をキャンプで感じてみませんか?
秋キャンプにおすすめの本:漫画編
リアルな山小屋暮らしがわかる「黒部源流山小屋暮らし」やまとけいこ
北アルプスは黒部川の源流にある薬師沢小屋で働くイラストレーターのやまとけいこさんが山小屋での暮らしを紹介します。
時間軸に沿ったリアルな生活を、美しい色彩と和むイラストを添えたエッセイで楽しめます。
アウトドアメニューの参考になる読み切り「アウトドアごはん」
アウトドアごはんがテーマの読み切り短編漫画。キャンプや登山、BBQなど手軽なアウトドアメニューが多数掲載されています。
新しいキャンプ飯に挑戦したい方は参考にしてみてください。
ソロキャンプが学べる「ふたりソロキャンプ」出端祐大
ベテランソロキャンパーの主人公がキャンプ場で出会った初心者にソロキャンを指南するストーリー。
キャンプ必需品や場所の選び方、キャンプ飯などハウツーを詳しく紹介しているので、キャンプについて学べることが多い漫画です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。