BONX Gripとは?
話した時だけ声を拾い仲間と会話ができるBONX Gripは、どんなに距離が離れていても、インターネット環境があれば自由に仲間とつながれるハンズフリートランシーバーです。
BONX Gripは、スノーボードはもちろん、さまざまなアウトドアで大活躍しますよ!
製品についてはこちらをどうぞ。
仲間とのアクティビティが格段に楽しくなる!ウェアラブルトランシーバーBONX Gripとは?
事前準備と現地での設定
前日にBONX Grip 4台の充電、自分のスマホにアプリをインストールとトークルームの設定、そしてイヤーループとイヤーキャップのサイズ合わせをしました。
ちなみに、BONX Grip1台辺りの充電は約1.5h~2hで完了。
また、こちらのBONX Gripのレビュー記事で「BONX Gripは色分けできても缶の色が黒1色で区別がしにくかった」とあったので、缶のふたにテープで色の表記をしておきました。
そして当日。今日のメンバーは私を含めて4人。AさんとCさんは前日に、所属している山岳会の山行で福島県の聖ヶ岩でマルチピッチクライミングを楽しんできたばかり。
「こういうものを借りているんだけど、今日使ってみていい?」と言う私の依頼に、
「ちょうど昨日マルチで、無線で話せるアイテムがあればいいねって話していたんだ!」とAさんとCさんは、二つ返事で快く了解してくれました。
Cさん「貴重な体験させてもらっているよね!」
Aさん「機内モードでは使えるのかな?」
と興味津々でBONX Gripの設定をしています。ヘルメットとBONX Gripの干渉も問題なく、
Cさん「逆にBONX Gripがヘルメットで押さえられている感じで安心!」とのこと。
クライミングスタート
この日はリードクライマーが私のみなので、4人で1本のルートを交代して登ることになりました。
ルートクライミングはクライマーとビレイヤーがお互いに何か伝えたい時、距離が離れるほど大きな声を出しますが、1本のルートにみんな近くにいる上BONX Gripを使っているので、声は普通の大きさで。
1本目。
私(リードクライマー)「お願いします」
Cさん(ビレイヤー)「お願いします」
登っている最中、みんなが下で話している内容が耳元で聞こえます。
終了点まで登り、ロープをクリップ。
私「テンションお願いします」
Cさん「テンションOKです」
私「降ります。どうもありがとう」
Cさん「お疲れさま」
地上に降りたらクライマーとビレイヤーを交代。
Aさん「右側行くといいよ。そのチョークあとのホールド持って~」
Bちゃん「手が痛いよ~降りたい」
Cさん「Dちゃん、よくこんなところ登れるね!私いけない」
こんな感じで4本登りました。
リードクライミングで使用するには?
スマホを携帯して登る
BONX Gripとスマホをペアリングした時の通信距離は最大約10m。でも今回クライミングをしたゲレンデは10m以上のルートばかり。
そしてルートクライミングの時は、ギア以外は身に付けて登りません。そこでBONX Gripを携帯するために、グレゴリーのパデットケースを持っていきました。
アクセサリーカラビナを使って、ハーネスのギアループに付けることができます。
念のためにスマホの充電器を!
この日は、昼食時間を除く5時間 BONX Gripを使用しました。
BONX Gripは連続通話時間が約7時間で本体の充電は十分に残りますが、アプリを起動しておくスマホの充電の方が、減りが早いと思います。
スマホの仕様により多種多様ですが、スマホの充電器があると安心です!
改善してほしいところは?
BONX Gripは、相手や自分の電波状況やトークルームの参加や退出状況を、音声で通知してくれます。
この他に、「マイクミュート」と「スタンバイモード」になった時にも通知して欲しいと思いました。
その理由は、BONX Grip本体のフィット感を確認するために、私はつい①のメインボタンや②のボリュームボタンを押してしまったのです。
2つのボタンの機能は「マイクミュート」と「スタンバイモード」。
みんなの声が聞こえなかったり私の声がみんなに聞こえない状況になり、私が今どんな状況になっているか分かりませんでした。
そんな時に「○○さんがスタンバーモードになりました」と音声で通知してくれると嬉しいです!
機内モードでは使える?
BONX Gripを使ってくれたAさんの、「機内モードでは使えるのかな?」は、登山中のスマホのバッテリー消耗を懸念しての疑問でした。
その疑問をBONXカスタマーセンターに問い合わせてみました。
【BONX Gripをご使用の際はインターネット環境が必要となっております。したがって携帯が機内モードの場合は別途wifiに繋いでいただく必要がございます。また、インターネット設備が整った山であれば、標高が高い山であっても問題なくご使用いただけます。】
と言う回答でした!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。