インフレータブル(エアー注入式)SUPボードとは
インフレータブル(エアー注入式)SUPボードは、浮き輪のように空気を出し入れして使えるSUPボードです。収納や持ち運びに便利なので人気があります。
柔らかい素材で岩や人にぶつかってしまった時の衝撃が少なく、怪我につながりにくいので、初心者の方におすすめできるSUPボードです。
また、通常のSUPボードより価格が安い傾向にあるため気軽に購入することができます。
初心者でSUPボードの購入を検討している方は、まずはインフレータブルSUPボードを購入してみるというのもおすすめです。
インフレータブル(エアー注入式)SUPボードのメリット
ここでは、インフレータブルSUPボードのメリットを紹介していきます。
インフレータブルSUPボードのメリット①コンパクト収納で持ち運びに便利
SUPボードは中を空気で満たすタイプなので、ボード自体の重量が軽く、車から海に移動するときにも持ち運びしやすいのが嬉しいポイントです。
また、 SUPボードは長さが通常約3mほどありますが、空気を抜いて保管すればコンパクトに収納できるのも魅力のひとつ。
キャリーケースやリュックに入れることができ、電車移動の方にとっても便利です。
インフレータブルSUPボードのメリット②柔らかい素材で衝突しても壊れにくい
初心者の方は操作に慣れていないため、岩や人にぶつかってしまうことがあります。
ハードタイプのSUPボードですと、ぶつかってボートを傷つけてしまったり、人にぶつかって自分や相手を怪我させてしまったりということも少なくありません。
それに対して、インフレータブルSUPボードは柔らかく、破損や怪我を防ぐのに重宝します。
インフレータブルSUPボードのメリット③価格が安い
ハードタイプのSUPボードに比べると、価格が安いのも特徴です。ハードタイプのSUPボードは10万円~20万円ほどのものが多くあります。いっぽうで、インフレータブルSUPボードは10万円以下でも購入できます。
また、インフレータブルSUPボードの場合、SUPで遊ぶときに必要になってくるパドルや、ボードと体が離れないように足につけるリーシュコードなどがセットになっているものがほとんどです。
自分で揃える必要がないので、はじめやすくなります。
安いものだとすべて含めて5万円以下で揃うものもあるので、まずは気軽にボードを購入してみたいという方にはとくにおすすめできます。
インフレータブル(エアー注入式)SUPボードのデメリット
インフレータブルSUPボードのデメリットも確認しておきましょう。
インフレータブルSUPボードのデメリット①ハードタイプのボードに比べると長持ちしない
保管状態やお手入れの回数にもよりますが、インフレータブルSUPボードの寿命は大体、2~3年ほどと考えておくと良いでしょう。
ゴム製なので、海水や日光によって素材が劣化してしまいます。安全性のためにも2~3年ほど使用したら買い換えるというイメージで使用しましょう。
インフレータブルSUPボードのデメリット②準備や片付けが面倒
収納や持ち運びに便利な反面、空気を入れたり抜いたりするのが大変だというデメリットがあります。
最近では、空気を入れるポンプの性能も良くなり、空気の出し入れが以前より簡単になってきました。それでも、日差しの強い砂浜で空気の出し入れの作業をするのは重労働です。
SUPをする前に体力を消費したくない方は、電動で空気の出し入れができるポンプの利用も検討してみましょう。
インフレータブルSUPボードのデメリット③パンクが怖い
ゴム製のインフレータブルSUPボードは夏の日差しが強く温度が高い屋外に置いておくとパンクをしてしまうリスクがあります。
普段からお手入れや保管方法に気遣い、素材の劣化を防ぐ意識をしてあげましょう。使用後はできるだけ空気は抜いて、直射日光のあたらないところで保管してください。
はじめてのボード選び!ポイントは4つ
ボード選びのポイント①オールラウンドタイプがおすすめ
釣り、ヨガ、フィットネス、スピードレース、クルージング、ラフティングなど SUPボードを使ってできるアウトドアスポーツがさまざまあり、目的にあったボード選びが重要になります。
初心者の方で、とくに決まった使用目的がなく、いろんな使い方を体験してみたいという人は、オールラウンドタイプを買うのがおすすめです。
ボード選びのポイント②セットで一式揃うボードを選ぶ
パドルやポンプ、リーシュバンドなどがセットとして付属しているものを選べばすぐに遊べるので、一式揃うボードを選ぶと良いです。
ボード選びのポイント③ボードの長さや幅も重要
初心者の方はボードの幅が広く安定性を重視したものを選びましょう。ちなみに、ボードの幅が狭いものは速さが出るので、レースに向いています。
長さは長いと直進に進みやすく、短いと回転するのに便利です。長すぎても短すぎても操作性のバランスが取れず、操作が難しくなってしまうので、初心者の方は、標準的とされている3mほどを目安に選ぶと良いでしょう。
ボード選びのポイント④素材や重量も確認
耐えられる重さは、大人が2人乗りできる、130kg~150kgほどあるものを選ぶと良いでしょう。また、ボードに乗った時に滑りにくい仕様のものや、夏の暑さに耐えうる丈夫なもの選ぶとより快適に遊べます。
初心者におすすめのエア注入式SUPボードを紹介
気軽に購入できる値段でセット一式が揃い、オールラウンドタイプのインフレタブルSUPボードおすすめを紹介していきます。
ぜひ、お気に入りの1本を選んでみてください。
Aqua Marina スタンドアップパドルボード 10’10 FUSION
ボードが大きめで抜群な安定性が特徴のSUPボードです。ボードのデッキ部分は滑りにくいカットが施されているので安心して使用できます。
デザインや色合いがおしゃれなのもAqua Marinaのボードの特徴。ボードの安定性や滑りにくさなどの使用感を重視したい方はぜひ試してみてください。
SEAPLUS SUPインインフレータブルSUPボード
付属しているパドルがカーボン製で軽く、操作をするときに疲れにくいので、初心者の方におすすめです。
値段もセットが一式ついて4万円以下なのでコストパフォーマンスが良い製品といえます。とにかく費用を抑えたい方におすすめです。
Beyond Marina 超軽量SUPボード
ボード自体が軽量化されていますが、しっかり耐荷重が150kgがあるのが魅力です。
また、ポンプがダブルアクション(押しても引いても空気が入るタイプ)なのですぐに空気が入れられるのが嬉しいポイントです。軽さや準備の簡単さを重視する方にはおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。