使うだけでなく、見ても楽しいキャンプギア。自宅にいるときでも眺めていたいと思いませんか?そこでおすすめなのが、管理性とデザイン性の双方を実現できるオープン収納です。お気に入りのギアこそいつでも見える場所に飾って、自宅でもキャンプ気分を味わっちゃいましょう!
お気に入りのギアはインテリアとして活用しよう
キャンプギアには、機能性だけでなくデザイン性も高いアイテムが数多くあります。とくに、人気ブランドの製品は見た目の美しさへのこだわりも妥協なし。作り手の想いが込められた個性あふれるギアたちを、見えないところにしまってしまうなんてもったいない!
眺めるだけで楽しいオープン収納
キャンプを始めて数年、だんだんとギアが増えていくなかで、はじめは押し入れや収納ボックスに収納していました。しかし、せっかくのお気に入りのギアの数々を「ずっと眺めていたいな」と徐々に思うように…。
キャンプに行けない日でも、せめて雰囲気だけでも味わえたらという気持ちが強くなっていったころ、マイホーム購入とあわせてアウトドアガレージを造ることを決断。内装のデザインをいろいろと調べていたところ、このオープン収納という方法を見つけました。
オープン収納なら、ギアの出し入れがしやすく、どこになにがあるか一目瞭然。さらに、コツをつかんで上手にレイアウトすることで、部屋やガレージのインテリアの一部となり、全体がアウトドアな雰囲気でまとまります。
見ても楽しいギアを眺めながら、ただのんびりとしたり、つぎのキャンプの計画を立てたりする時間はたまりません!
オープン収納に便利なアイテム3選
かっこいいキャンプギアは単体でも存在感バツグンですが、ちょっと工夫をするだけでさらにその存在感がアップします。ここでは、ギアの魅力が引き立つ筆者おすすめの便利アイテムをご紹介します。ぜひ参考にしてください!
置くだけでアウトドアな雰囲気アップ!「ウッドボックス」
木のぬくもりを感じられるウッドボックス。オープン収納と相性がよく、キャンプギアがより一層引き立つ一番のおすすめアイテムです。
そのまま使ってもよいですが、横向きにして配置すればディスプレイボックスに早変わり。なかにランタンやケトルなどを置くだけで、小さなアウトドア空間ができあがります。100円ショップなどで購入できる、ミニチュアをあわせるだけでも雰囲気が出せますよ!
オブジェ兼ギア台として使え便利「切り株」
木目を活かした優しい存在感で、キャンプギアとの相性もバツグン!部屋内にナチュラルなテイストを取り入れられ、立体的で自然な収納スペースが作れます。
単体で置くだけでもオブジェとしての存在感を楽しめますが、ギアの台として使用するのがおすすめ。筆者は、手斧やナイフと組みあわせて置いていますよ。なお、筆者のように刃物類と組みあわせる場合は、安全面で落下防止の対策をしっかりと行ってくれぐれも注意してください。
無機質なギアの隙間に指し色をプラス「グリーン類」
金属や布・プラスチックなどの無機質な素材が多いキャンプギアに、植物を取り入れることでよりナチュラルな雰囲気を演出できます。たとえば、ギアとギアの感覚や棚の端にエアープランツを置いたり、小さめのポットを置いてみましょう。ポットカバーに、キャンプギアと同じ色や素材のものを選べば、よりまとまった雰囲気となりますよ。
植物はフェイクグリーンでもかまいません。むしろ、手入れの必要がないのは大きなメリットです。
オープン収納におすすめなキャンプギア3選
よりベターを目指すのであれば、飾るギアはある程度厳選すべきです。ここでは、筆者がとくにオープン収納におすすめしたいキャンプギアをご紹介します!お持ちの人はぜひ試してくださいね。
お気に入りを並べるだけで楽しい「ランタン」
キャンプの必需品でもあるランタンは、オープン収納の王道ギア。キャンパーなら誰しもが憧れるビンテージランタンや、スタイリッシュなLEDランタンなど、デザイン性が高く魅力的なものが多いですよね。まさに、飾るにはうってつけ!
複数のランタンを飾る際は、大きさが同じなら等間隔、異なるなら三角形を意識して配置するときれいにまとまります。三角形の場合、正三角形である必要はありません。大きいものを中心に、おおよその三角形を意識して配置してください。見る人の視線が自然と中心に集まり、安定感のある見た目になりますよ。
素材別でそろえるのが上級者「調理器具・食器類」
スキレットやキャンプ用食器なども、上手に配置することでオープン収納にぴったりなインテリアグッズに変身します。自宅で普段使いもできるギアなので、すぐに出して使えるのも大きなメリットです。
マグカップとケトル・ダッチオーブンと食器皿など、そろえて置けばよりキャンプサイトのような雰囲気がつくり出せます。メーカーや素材感、色合いなどがそろっているとよりGOOD!鉄製の素材でそろえればインダストリアルな雰囲気に、ホーロー素材ならレトロな雰囲気でまとまりますよ。
なお、重いダッチオーブンなどをディスプレイするなら、安全性に考慮してなるべく下段に配置するようにしてください。棚の耐荷重の確認も必ずしておきましょう。
空になってもインテリアとして活用!「燃料缶やバーナー類」
燃料缶は実用的なものの、飾ってみると意外と映えるアイテムです。OD缶などは、カバーをつけて飾るのがおすすめ。通気性がよく熱がこもらない場所に置くことで、安全面の確保にもなります。ただし、窓際に近い場所に飾る場合は、直射日光に当たらないよう注意しましょう。
中身が空になった燃料缶は、捨てずにとっておいてシングルバーナーと組みあわせて飾るのもおすすめです。さらに、その上にマグカップやケトルなどを乗せておけば、よりキャンプサイト内のような雰囲気が演出できますよ。
機能性だけでなく、デザイン性の高さも魅力的なキャンプギア。コツをつかんで上手にディスプレイすることで、自宅にいながら自分だけのオリジナルのアウトドア空間がつくれます。「これはどこに置こうかな」「なにを飾ろうか」と、考える時間も楽しいものですよ。いろいろと試行錯誤しながら、自分にとってベストなスタイルを見つけてください!
ライター
SUGURU
キャンプ歴11年。アウトドアと家族を愛するパパキャンパー。ともに暮らす妻と2人の娘はインドア派。家族の機嫌をうかがいながら週末キャンプ・ギア収集を楽しんでいる。最近は、気軽に楽しめる「おうちキャンプ」で一味違った新たなキャンプスタイルを模索中。2019年には庭の物置をDIYでキャンプガレージに改装。お気に入りのギアに囲まれて過ごす「ガレージキャンプ」という新たな試みも行っている。