八角の香りが食欲をそそる!本格豚バラチャーシュー
塊肉で作る豚バラチャーシューのレシピをご紹介します。
自宅で仕込んでおけば、当日はカットするだけと簡単!みんなで持ち寄るキャンプ飯にもぴったりです。
材料(3人分)
<肉の下味>
- 豚バラ肉ブロック(500g)
- 塩(小さじ1)
- 白こしょう(小さじ1)
- 黒こしょう(小さじ 1/2)
<タレ用>
- しょう油(200cc)
- 水(100cc)
- 紹興酒(大さじ2)
- 酒(大さじ1)
- 砂糖(大さじ1.5)
- タカの爪(1個)
- 長ねぎ(青い部分:1本分)
- にんにく(2かけ)
- しょうが(1かけ)
- 八角(1個)
- 花椒(少々)
<仕上げ用>
- 白ねぎ(少々)
作り方(仕込み編)
- 豚バラブロック肉にフォークで穴をあける
- 塩・白こしょう・黒こしょうを全体にまぶす
- ブロック肉にラップをかけて冷蔵庫に入れ、1時間程度味をなじませる
- にんにくは半分にカット、しょうがはスライスにして、タレの材料すべてを鍋に入れ、強火にかけて沸騰したら弱火にし、約1分煮たら火をとめて冷ましておく
- ブロック肉にタコ糸をかけて、全面に焼き色がつくまで表面を焼く
(茹でる前に肉汁をとじこめるため) - 鍋にブロック肉と肉が漬かるくらいの水を入れて強火にし、沸騰したら火を弱めてアクをとる
- コトコトするくらいの弱火~中火に火加減を調節し、キッチンタオルを上に乗せて落し蓋をして、1~1.5時間くらい茹でる
- 串を刺してみて、透明の肉汁が出てきたら茹で上がり
(茹で汁の活用レシピは後述します) - 茹でた肉を熱いうちに冷ましておいたタレに漬ける。漬かりきらない場合は、キッチンペーパー等をかぶせて肉が乾かないようにし、時々上下を入れ替える
- 約2時間漬けこんだら、肉をまるごとスキレットに入れ、タレをかけて焦がさないようにころがしながら煮詰める
- 表面全体が茶色くなったら火を止めて冷ます
- 肉が冷めたらラップをかけ保存袋に入れて冷蔵庫に入れる。タレも別の容器に入れて冷蔵しておく
キャンプ場で仕上げ
自宅で仕込んだ豚バラチャーシューをクーラーボックスに入れて、タレと一緒にキャンプ場にもっていきましょう。トッピング用の白ねぎがあると見栄えよく盛り付けできます。
- 豚バラチャーシューとタレをスキレットに入れて、ひと煮立ちさせる
- タコ糸をはさみで切り、好みの厚さに肉をカットする
- 器に盛り、タレをかけて白ねぎをトッピングしたら出来上がり
ポイント
家で肉をカットしてから持参してもよいと思いますが、キャンプ場で塊肉を切る演出はワクワク感を得られます。出来上がるまでのみんなの表情を想像してみてください。きっと喜ばれること間違いなしです。
タレにはちみつ (お好みで5g:味をみながら)を入れると、とろみがつきます。入れすぎると八角の香りを弱めてしまうので、適量を加えましょう。タレを焦がさないように注意して煮たててください。
簡単アレンジ!シメにぴったりのチャーシュー丼
がっつり食べたいときは、ご飯にのせてチャーシュー丼にしましょう。カットしたチャーシューをタレと一緒に煮詰めれば、もうご飯が止まりません。
材料(2人分)
- 豚バラチャーシュー(8切れ)
- タレ(大さじ5)
- ごはん(適量)
作り方
- カットしたチャーシューをスキレットで炙り、タレを加えて2分程度煮る
- あたたかいごはんにチャーシューを乗せて、タレをかけたら出来上がり
ポイント
チャーシューは茹で上げて油抜きしているので、冷めた状態だとしっかりした深い味わいです。
カットしたチャーシューを炙り、タレで煮ることでトロトロ食感になります。香ばしいタレをたっぷりかけて、丼飯を堪能してください。
茹で汁も活用!豚バラ肉だしのきいた春雨スープ
豚バラチャーシューを作ったときのスープの活用レシピをご紹介します。
材料(2人分)
- 豚バラブロック肉を茹でたスープ(500cc)
- 緑豆春雨(60g:湯戻し不要の乾麺や、じゃがいもでんぷん麺でも可)
- 卵(1個)
- 塩(味をみながら適量)
- こしょう(味をみながら適量)
- 青ねぎ(ひとつまみ)
- 白ごま(ひとつまみ)
作り方
- ブロック肉を茹でたスープを冷やし、表面の油(ラード)を取り除く
- スープを沸騰させてアクをとる
- スープに緑豆春雨を入れ、袋の表示どおりに茹でる
- 春雨が茹で上がる直前に、といた卵を回し入れる
- 火をとめて、塩・こしょうで味をととのえ、青ねぎ・白ごまを乗せて出来上がり
ポイント
卵は計量カップなど、注ぎ口がある容器で鍋のフチからゆっくり回し入れるとフワフワになります。チャーシューの脂身をカリカリに焼いてトッピングしてもおいしいですよ。
油(ラード)を残した状態だとコクのある味になりますが、時間がたつと酸化が進みますので早めに使い切ってください。キャンプに行くときはスープの油をしっかり取り除き、ペットボトルなどに入れて冷蔵で持参しましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。