サーフィンがもたらす影響
サーフィンは遊びやカルチャー的な要素のほうが先に浸透しているためか、一般的にはスポーツという認識はまだ薄いかもしれません。
しかし、サーフィンは身体的にも精神的にも鍛えることができるスポーツなのです。
開催予定の東京オリンピックでは初のオリンピック種目となり、NSA(日本サーフィン連盟)もJOC加盟団体としてサーフィン競技を広める活動を精力的に行っています。
コロナ禍では感染予防ももちろん重要ですが、心身ともに健康な状態で免疫力を保つことも大切です。
そういった健康維持にサーフィンは必要な要素を与えてくれます。
NSA「新たなサーフィンのルール」
出典:日本サーフィン連盟
新型コロナウィルス感染防止のためのガイドラインがNSAより発表されています。
基本的には3密を避けることが必要となります。筆者を含め、サーファーとしてはこの時期、心得ておきたい内容となっています。
全国にあるNSA協力店などからは、その地域ごとの情報を確認することもできますので、サーフィンをしているエリアのNSA支部からのインフォメーションなどチェックするといいでしょう。
その他コロナ禍で注意したいこと
NSAの「新たなサーフィンのルール」はコロナ禍でサーフィンをすることを目的としたガイドラインです。
そのほかにもサーフィンをするポイント周辺地域への配慮も大切になってきます。駐車場や浜辺で友達との会話は極力避ける、大人数での移動をしないなど、普段よりも一層配慮する必要があります。
各自治体や団体のインフォメーションを確認
現在コロナに対する警戒度は県や地域によって差があり、対応も国からの依頼や県独自の対策をとっている場所もあります。
緊急事態の地域では県境の往来自粛を呼び掛けている場所もあるので、サーフィンをする自治体のオフィシャルな発表を確認し、それを守るようにしましょう。
またその地域のサーフィン関連団体からは、より細かい情報が出されていることもあります。
同じ地域でもこちらのポイントはサーフィン可能でも、別の場所では自粛要請が出ているなど、その地域特性上の理由がある場合があります。
このような情報は常に更新されているので、新しい情報を常にチェックしましょう。
SNSの発信での注意
いい波に乗り、海の気持ちのいいコンディションなどをSNSでシェア。
サーフィン自体は3密もなくリスクが少ないですし、SNSアップ自体はまったく問題ありません。
ただし、不特定多数の人に見られるような公開設定の場合は少し配慮が必要かと思います。
実際に特定のサーフポイントへ誘導するような内容をSNS上にアップして、ポイント周辺からクレームが入ったという事例もでています。
コロナ禍で外出を自粛している場所で、サーファーが大人数で海に来ること自体を良く思わない人もいるかもしれません。
春の宣言中は関東を中心にサーファーが海に入っていること自体が非難されて、全国的にサーフィンがやりにくい状況にもなりました。
そうならないためにも、SNS発信もある程度の配慮が必要となります。
ステイローカルの精神
パンデミックが始まりロックダウンなどの対策が世界中で行われていた際に、世界中のサーファー間でよく使われていた「ステイローカル」。
良い波を求めて遠出するのではなく、できる限り生活圏内の海でサーフィンを楽しもうという精神です。
なかには生活圏ではサーフィンできないという人もいるでしょう。
その場合は出向く先の地域の情報などを確認しながら対策をとっていくか、または気兼ねなく行けるような状態になるまで待つのも一つの選択肢です。
いまはサーフィンに行けないという人は
2020年春の緊急事態宣言中はサーフフィンを自粛していた人も多かったので、サーフスケートや自宅でトレーニングできるグッズなどの需要が急激に高まりました。
海に行けない期間をネガティブにとらえずに、海に行けるようになったときのためにポジティブに切り替えてみましょう。
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トレーニンググッズ「サーフスケート」
路上でサーフィンのターンのイメージトレーニングができるサーフスケートはサーフィンの陸トレには一番です。
波をイメージしやすい斜面やバンクを使うとより効果的に練習できます。
サーフスケートの代名詞といえばCARVER!サーフィンにより近い滑り心地でイメージしやすくおすすめです。
トレーニンググッズ「チューブトレーニング」
サーフィンに必要な筋力や可動域を広げるトレーニングを、チューブ使用して行う自宅で簡単にできるキットです。
トレーニングチューブを利用してそれぞれの用途によってメニューを決めてトレーニングできます。