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八丈島は太平洋のど真ん中に浮かぶ東京都の亜熱帯アイランド。黒潮の恵みが豊かな海は「八丈ブルー」と呼ばれるほど透明度が高く、年間を通してダイビングが楽しめます。そんな八丈島のダイビング情報をご紹介します。

八丈島のダイビング

八丈島 ダイビング東京から南下すること300km弱、太平洋のど真ん中に位置するのが八丈島です。

緯度的には温帯ですが、黒潮の影響を受けるため高温多湿で、年間平均気温は18℃弱。真冬でも水温は17~20℃で、夏には30℃近くになり、温かい海といえます。

島内の雰囲気はいたる所にフリージアやハイビスカスが咲いており亜熱帯そのもの!海中も熱帯と亜熱帯の生き物が入り混じっています。

八丈島と聞いて真っ先に思い描くのは、深く澄んだ群青色の海。

とくに黒潮が当たったときの衝撃的な透明度の海は「八丈ブルー」と呼ばれ、いち度でもこの青を体験した人は、一瞬で八丈島のファンになってしまうことでしょう。

八丈島のダイビングスタイル

深く澄んだ八丈ブルーの海に魅了され、八丈島に何度も足を運ぶダイバーは少なくありません。

火山島ならではのダイナミックな地形、潮通りが良ければニタリやハンマーヘッドシャークなどの大物が狙えるスポットなど、バラエティに富んだダイビングポイントがたくさん。ウミガメの遭遇率はほぼ100%と言っても過言ではありません!

また、八丈島では減圧症予防のためにナイトロックスを推奨しているダイビングサービスがたくさんあるので、八丈島で潜るときは通常のダイビングでもナイトロックスを使ってみるのも良いでしょう。

※ナイトロックスとは・・・通常のタンク内の空気よりも酸素濃度が高いエンリッチドエアを充填しているタンクのこと。

 

八丈島のトラベル情報

八丈島 ダイビング

八丈島へのアクセスは大型客船と飛行機の2通りがあります。

船を使う場合、往路は夜遅い出発のため仕事帰りでもOKなのが嬉しいポイント。復路はギリギリまでダイビング可能というメリットがあるものの、移動時間が長いので少し疲れてしまうかもしれません。

飛行機ならば片道約55分で到着しますが、繁忙期や連休周辺はチケットが取れないこともあるので早めに手配をすることをおすすめします。

そんな東京からも近い八丈島のトラベル情報を詳しく見てみましょう。

八丈島への行き方

船便は東京竹芝桟橋から大型客船「橘丸」が毎日1往復しています。往路は東京を22時30分に出航し八丈島に翌朝8時50分に到着。復路は八丈島を9時40分に出航し東京に19時40分に到着します。

空路は羽田空港から全日空のジェット機が毎日、朝・昼・夕と往復3便が運航しています。

空路は片道約55分なので、朝イチの便で羽田を出発すれば9時前に八丈島に到着できます。

八丈島のアフターダイブ

八丈島のアフターダイブでは、レンタカーで島散歩をするのがおすすめです。

島内には崖を流れる滝や広大な太平洋が一望できる展望台が何ヵ所もあります。とくにおすすめなのが、西側の大坂トンネル展望台と東側の登龍峠展望台です!

八丈富士の中腹には牧場から山頂へのトレッキングコースもあり、1時間ほど登れば大きな火口を見ることができます。ちなみに火口の中は草原なので安心です。

また、山神様を祀る大切な森とされる「ヘゴの森」では、貴重な野鳥が多く生息し、恐竜が現れそうな大自然を体験することができます。

八丈ビジターセンターでは、光るキノコ「ヤコウタケ」が展示されており、運が良ければ野外で見られるかもしれません!八丈島へ行ったら島内のブラ散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

八丈島の人気ダイビングスポット

八丈島 ダイビング

八丈島には30近くのダイビングスポットが島を囲むように点在しています。その中からとくに人気のあるダイビングスポットを見てみましょう。

ナズマド

ナズマドは八丈島を代表するスーパービーチポイントです。

正面に八丈小島が見える海岸からエントリー。先に進むと馬の背と呼ばれる巨大な根が現れ、根の周りではキンギョハナダイやホウセキキントキの群れなどが見られます。

八丈島の固有種であるユウゼンやアオウミガメは常連で、潮が当たればニタリやハンマーヘッドが現れることもあるスポットです。また、火山島らしいダイナミックな地形も見事で、大きなアーチやケーブなどもあります。

底土

底土は島の東側に位置し、人工砂浜の海水浴場になっているビーチポイントです。

最大水深は22m程度で、流れもほとんどないためビギナーやブランクダイバーにおすすめのスポット!沖には三つ又のアーチがあり、魚礁ではテングダイやサザナミヤッコなどの魚たちがたくさん根付いています。

イデサリヶ鼻

イデサリヶ鼻は東側にあるボートポイントです。

有名な五つ又のアーチのほか、いくつもの美しいアーチが見られる地形スポットで、アオウミガメやツバメウオのほか、潮が当たったときは豪快なキンギョハナダイの乱舞が見られます。

局長浜

局長浜は東側のボートポイントで、ショートドロップオフに沿って潜るスポットです。

大きく張り出した根は潮通しが良いためキビレマツカサやスミツキカノコなどの魚影が濃く、ウミウシやエビ、カニなどのマクロ生物も豊富です。ときどき流れも入りますが、イソマグロなどの大型回遊魚も回ってきます。

八丈島のダイビング情報をご紹介してきました。一度でも八丈ブルーを体験すれば、八丈島の虜になってしまうでしょう。海の青と空の青が融合し、水平線が分からなくなるブルーの世界に包まれてみたい人は、ぜひ八丈島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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