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スリリングなダイビングがお好みなら南太平洋にあるタヒチ島ヌイのシャークダイビングはいかがでしょうか?海のならず者と呼ばれるタイガーシャークをはじめ、さまざまなサメがうじゃうじゃ集まるタヒチ島のシャークダイビングをご紹介します。
 

タヒチ島のダイビング

タヒチ シャークダイビング

 

フランス領ポリネシアにあるタヒチ島は、年間平均気温が26~27℃、平均水温が27℃とダイビングにぴったりの常夏の島です。

南半球のため日本とは季節がほぼ逆で、真夏にあたる11~3月は湿度が高めで気温は30℃超えですが、4~10月は雨が少なく湿度が低めで過ごしやすい季節になります。

そんなタヒチのダイビングといえばランギロア島やボラボラ島が有名ですが、日本から直行便があるタヒチ島もおすすめです。

なぜならタヒチ島ステイであれば国内移動の面倒がなく、時間や予算を抑えられ、さらに宿泊先や食事の選択も豊富なので滞在スタイルを自由に選べることができるからです。

シーズンによっては20万円を切るダイビングツアーもあるので、フレンチポリネシアンの中でもかなりお手軽といえるでしょう。

 

るるぶタヒチ・フィジー (るるぶ情報版)
るるぶタヒチ・フィジー (るるぶ情報版)

 

シャークダイビングとは

タヒチ シャークダイビング

 

タヒチ島は、ヌイ(大きい)とイティ(小さい)という2つの島が繋がったひょうたんのような形をしており、この2つの島の周りにダイビングスポットが点在しています。

そんなタヒチ島の一番の目玉がスリリングな「シャークダイビング」です。

タヒチのシャークダイビングでは、マグロなどの魚のカマやアラをゲージや穴付きのケースに入れ、匂いでサメをおびき寄せる「BATING」と呼ばれる手法が行われます。

すると、その匂いに惹かれて凶暴なサメとして知られるタイガーシャーク(イタチザメ)をはじめ、ブラックチップ、ホワイトチップ、グレイリーフ、ナースシャーク、レモンシャークと、さまざまなサメがうじゃうじゃと集まってきます。

これだけの種類のサメを一度のダイビングで見られるのは、そう滅多にはありません。

シャークダイビングでは、安全のためにガイドインストラクターが必ず2名はつき、1人はゲストダイバーを、もう1人は終始サメを監視してくれます。

とはいえ、相手は野生のサメなので、いつも以上にブリーフィングをしっかり聞き、マナーを守ってシャークダイビングを楽しみましょう。

 

 

タヒチ島ヌイのダイビングスタイル

タヒチ シャークダイビング

 

タヒチ島ヌイのダイビングは、午前2本、午後1本の1日3ボートダイビングが主流です。

ヌイのダイビングスポットは、いずれも港からボートで15~30分以内で移動できるので、1ダイブごとに港に戻るスタイルです。

水深15~20mの初心者スポットも多く、人気のシャークダイビングもヌイのポイントで行われます。

ほかにも、ドロップオフやレック、ナイトダイビングとバリエーション豊富なダイビングが楽しめます。

また、タヒチ島の西側ではドルフィンウォッチングツアーも盛んに行われており、野生のイルカと泳いだ後は、ウミガメやエイのいるスポットでスノーケリングも楽しめます。

 

Nikon デジタルカメラ COOLPIX W300 
Nikon デジタルカメラ COOLPIX W300 

 

タヒチ島イティのダイビングスタイル

タヒチ シャークダイビング

 

タヒチ島イティのダイビングも、ヌイと同じく1日3ボートダイビングが基本です。

ダイナミックなドロップオフや通り抜けができるケーブなど地形が面白いのが特徴で、手付かずのサンゴの群生やエビカニ、ウミウシなどカラフルな生物が豊富です。

ヌイに比べてダイバーも少なくのんびりとダイビングを楽しめるでしょう。

また、日本の夏にあたる時期(8~11月)には、南極からザトウクジラがタヒチ周辺にやってくるため、シーズン中はホエールウォッチング&スイムも楽しめます。

 

 

タヒチ島のトラベル情報

タヒチ シャークダイビング

 

日本から乗り換えなしで行けるタヒチ島ファアア国際航空へは、エア タヒチ ヌイの直行便で約11時間かかります。

直行便は週2便の就航となり、最短で2泊4日のスケジュールを組むことも可能です。

とはいえ、せっかくのシャークダイビングとタヒチ島をたっぷり満喫しないのなら、余裕を持った8日間のスケジュールがおすすめです。

 

C05 地球の歩き方 タヒチ イースター島 2019~2020/地球の歩き方編集室
C05 地球の歩き方 タヒチ イースター島 2019~2020/地球の歩き方編集室 

 

タヒチ島のアフターダイブ

タヒチ シャークダイビング

 

ファアア国際空港のあるヌイは、広い港を中心とした都会です。

首都パペーテには、ホテルやオフィスビル、マルシェと呼ばれる市場、カフェやレストランも多く、アフターダイブも存分に楽しめます。

一方、イティはヌイとは一変し舗装路もほとんどない素朴なエリアで、亜熱帯の植物が生い茂る山や断崖、黒砂ビーチがある秘境のような雰囲気です。

また、タヒチ島はサーフポイントも多く、サーフィンの世界大会が開かれる有名なチョープーはイティを深く入ったところにあります。

 

タヒチ島のダイビングスポット

タヒチ シャークダイビング

 

それでは、タヒチ島の代表的なダイビングスポットを見てみましょう。

 

ホワイトバレー

きれいなサンゴのスロープと砂地が広がるホワイトバレーは、シャークダイブが行われるタヒチ島の代表的なスポットです。

タイガーシャークをはじめ、グレイリーフ、 ブラックチップ、ホワイトチップ、ナースシャーク、レモンシャークなど、たくさんのサメを見ることができます。

エントリー用ブイとエキジット用ブイの間を流すスタイルで、ヒメフエダイやヨスジフエダイ、ノコギリダイの群れ、バラクーダやギンガメアジの群れも見ることができます。

 

アクアリウム

アクアリウムはインリーフにある明るい砂地の海底に船とセスナが沈められている老舗レックポイントです。

潮流もほとんどないため、初心者から楽しめて、体験ダイビングでも使われています。

 

パパ・ウイスキー

パパ・ウイスキーは、水深20mからとやや深めでベテラン好みの外洋スポットです。

すり鉢状のドロップオフの地形が面白く、よく育ったウミウチワやロウニンアジなどの回遊魚の群れなど魚影が濃く、サメもよく現れるポイントです。

 

スプリングス

タヒチ シャークダイビング

 

フランス語でLa Source(ラ・ソース=泉)と呼ばれるスプリングスは、海底に散らばる岩礁に真水の噴き出す箇所があり、神秘的なケモクライン現象が見られるスポットです。

きれいな色をしたサンゴやウミガメが多く見られ、バラクーダ、トビエイ、ナポレオンが現れることもあります。

 

エティエンス・ドロップオフ

エティエンス・ドロップオフは、リーフの先から一気に水深40mまで落ちるドロップオフのポイントです.

魚の種類が豊富で、ウミガメやレモンシャークも現れ、隣にあるファイユ・セント・ティエンヌまでドリフトで流すこともあります。

 

パペアリ・ドロップオフ

パペアリ・ドロップオフは、ダイナミックな地形が楽しめる外洋スポットです。

垂直のドロップオフ沿いを流す浮遊感が楽しめ、ノコギリダイやアカヒメジ、アカマツカサなどタヒチでお馴染みの魚影を見ることができます。

また、きれいな色をしたウミウシも豊富で、ワイドからマクロまで両方楽しめるポイントです。

 

テポタケーブ

テポタケーブは、水深3~15mの潜りやすいスポットで、通り抜けができるケーブにはウミウチワなどのソフトコーラルがびっしりついています。

ケーブの内側にはロブスターやアカマツカサなど、おなじみの魚影も見られます。

 

タラバオ・テーブル

タラバオ・テーブルは、地形が面白いスポットで、小魚が住みついた小さなケーブがいくつもあります。

エントリーしてすぐのドロップオフでは、イソマグロなどの回遊魚の魚群が現れることもあります。

 

ホール・オブ・ザ・ラグーン

ホール・オブ・ザ・ラグーンは、砂地に岩礁が点在する明るい水中が特徴で、イティを代表する老舗スポットのひとつです。

豊富な魚影のなかには、タヒチバタフライフィッシュなどの固定種の群れも見られ、クマノミやウミウシなど写真向きのモデルもたくさん見られます。

 

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タヒチ島はエキサイティングなシャークダイビングはもちろん、ドルフィンウォッチングやホエールウォッチングも楽しめて、バラエティに富んだダイビングスポットが豊富にあります。次の海外ダイビングの行き先を探している方は、日本から直行便で行けるサメ天国タヒチ島を検討してみてはいかがでしょうか?

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。