まずは機能性を確認しよう
自転車のサドルには、いろいろな機能がついています。
たとえばクッション性、軽量性などがあります。
それぞれ、どういうタイプの人にはどの機能が必要なのかということもまじえて説明しましょう。
おしりがいたくならないクッション性まずは機能性を確認しよう
自転車に乗っていると、おしりが痛くなりやすいという人は、やはりクッション性に優れているサドルがおすすめです。
ただクッション性が高いということは、その分衝撃を吸収する機能がついているということなので、重たいというデメリットもあります。
しかしロングライドなど、速く走ることに重きをおいていない場合は、クッション性が高いサドルのほうが、快適に走ることができます。
クッションの素材は、特殊なゲルや低反発ウレタンフォーム、ポリウレタン発砲マット素材んどいろいろとあります。
クッション素材によって、柔らかさも違っているので、自分にあうものを選びましょう。
全体が重くならないような軽量性
レースに出たりする人や本格的にロードバイクに乗る場合は、サドルも軽量のものを選ぶ人が多いです。
軽量のカーボン素材をつかったサドルならば、なかには50g以下というサドルも売られています。
ダンシングをよくするような、ヒルクライム好きにもおすすめです。
しかし、軽量ということは、快適性はかなり低いということでもあるので、普通に自転車に乗るという人の場合は、あまり軽量性にこだわる必要はないでしょう。
土台であるレールの素材も大切
厳密にはレール素材というのは、サドルの機能ではありませんが、素材によって衝撃を吸収する力がことなっています。
まずサドルの土台の部分をレールといいますが、基本的にカーボンかチタンやクロモリといった金属素材のどちらかです。
カーボン素材のほうが、衝撃吸収力が高いのですが、金属素材に比べる値段がはることが多いです。
またカーボンと金属素材の大きな差として、重さがあげられます。
カーボンは軽く、それに比べると金属は重たいです。
ヒルクライムやレースに出るような人の場合は、自転車全体の重さを軽くする必要があるので、カーボンがおすすめですが、そこまで求めない場合は金属性のレールでも十分ですし、最近は金属でも軽いものも出ています。
サドルの形も大切
サドルといっても、形がいろいろとあります。
お店で売られているサドルをみると、一番多いフラット型、おしりの部分が少し凹んでいる谷型、レース用のサドルである傾斜型があります。
定番のフラット型
フラットタイプは、1番多いタイプのサドルで、凹みや傾斜がないタイプです。
どこもフラットなので、前後に動いても違和感などがありませんし、ポジションも変えやすいです。
あまりおしりを動かさないなら谷型
谷型はおしりの部分が少し凹んでいるタイプのサドルです。
凹んだ部分におしりがピタッとくるので、安定した走りができます。
ロングライドや、あまりおしりを動かさない乗りかたをする人におすすめのタイプです。
レースにでる人は傾斜型
前方向に傾斜がついているサドルですから、前傾姿勢をとりやすく、スピードを出しやすいのが特徴です。
乗り心地はサドルの幅や穴ありかどうかによっても違う
サドルが合うかどうかは、骨盤の広さにもよります。
骨盤が広めの人はサドルも広めが、骨盤が狭い人は、サドルの幅が狭めがよいといわれます。
またサドルによって、まんなかに穴があるタイプもあります。
男性は、乗りかたによって、股の部分がサドルで圧迫されて、痛いということも。
そんな場合は、穴あきのサドルがよいようです。
自転車を乗るのが女性か男性かによっても、快適なサドルは変わってきます。
一般的に女性のほうが骨盤が広めにできています。
そのため、幅が狭いタイプのサドルだと、男性以上におしりが痛くなったりということも。
またロードバイクのような前傾姿勢をとるタイプの自転車だと、いわゆるデリケートゾーンが痛くなったりします。
女性の場合は、女性用サドルが骨盤が広めというだけでなく、中央に穴があったり、サドルの先端が細めになっていたりするので、長時間乗っても快適です。
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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