ウェット系チェーンオイルのメリット
自転車のチェーンオイルは大きく分けて4種類あり、それぞれ自転車の利用シーンに応じたメリットがあります。
より過酷な状況で使われることの多いマウンテンバイクやクロスバイク、シクロクロスなどにおすすめなのがウェット系のチェーンオイルです。
なぜ過酷な状況で使われる自転車には、ウェット系チェーンオイルが適しているのでしょうか。
耐久性が高い
ウェット系チェーンオイルは、オイルがチェーンに膜を作り、保護する能力が高いです。
皮膜が厚い分耐久性が高いので、過酷な状況にも負けずに潤滑性能を保ち、チェーンを保護してくれます。
とくにオフロードが主戦場になる、マウンテンバイクなどのオフロード系自転車にうれしいメリットですね。
水に強い
チェーンなど金属が露出しているパーツは、常にサビのリスクが付きまといます。
サビの原因になるのは主に水分で、オイルには水をはじく効果があります。
ウェット系オイルは皮膜が厚く、水分を金属パーツに寄せ付けない効果が高いので、サビ防止効果が高くなるというわけです。
塗りなおしの頻度が少ない
皮膜が厚く、水によって落ちにくいので潤滑効果が持続しやすいメリットもあります。
普段使いすることが多い自転車では、なかなかこまめにメンテナンスするのは難しいですよね。
クロスバイクやママチャリなど、利用頻度が高い自転車には、効果が持続しやすいウェット系チェーンオイルがおすすめです。
ウェット系チェーンオイルの使い方
チェーンオイルはそれぞれの特性に合わせて、適切な使い方をすることで本来の能力を発揮しやすくなります。
もちろんウェット系チェーンオイルにも適切な使い方があります。
よりオイルの効果を発揮するために、ウェット系オイルの特性から見た適切な使い方を解説します。
①古いオイルをクリーナーで除去
チェーンオイルの塗りなおしは、まず洗浄から始まります。
もともとウェット系チェーンオイルを使っていた場合、皮膜が厚いのでとくにしっかり洗浄する必要があります。
水では落ちにくいので、パーツクリーナーやチェーン専用のクリーナーできれいに洗浄してあげましょう。
パーツクリーナーとチェーンクリーナーの効果を併せ持ったクリーナーを使用すれば、時短につながりますしきれいに洗浄できます。
②チェーンリンクごとに注油しよう
チェーンオイルは、チェーンの間接部分(チェーンリンク)の回転をスムーズにし、ギアとの摩擦を減らすための潤滑剤です。
つまり側面に塗るだけでは効果はないので、チェーンリンク部分に1つ1つ丁寧に塗ってあげるようにしましょう。
やや面倒な作業ではありますが、この工程を丁寧に仕上げることでチェーンがスムーズに動き、保護効果も高まります。
③余ったオイルをウエスで除去
オイルは多いからいいというわけではなく、多すぎると汚れを寄せ付けたり、チェーンを回したときに飛び散ってフレームや衣服を汚してしまいます。
塗った後、余分なオイルはウエスで拭きとってあげましょう。
ぴかぴかに拭き取る必要はなく、ウエスで軽く拭いてあげるだけでOKです。
④クランクを空回ししてオイルをなじませよう
余分なオイルを拭き取ったら、最後にクランクを何週か回してオイルをギアとチェーン全体になじませてあげましょう。
もし回しているうちにオイルが浮いてきたら、再度拭き取ってあげます。
オイルがチェーン全体になじんだら完了です。
ウェット系チェーンオイルを選ぶポイントは?
ウェット系チェーンオイルにもいろいろな種類があるので、選ぶときに迷ってしまうかもしれません。
どれも一長一短で、それぞれのオイルの特性と使いやすさから選ぶことで、メンテナンスも楽になります。
使いやすいウェット系チェーンオイルの選び方を覚えておきましょう。
耐久性が高いもの
ウェット系チェーンオイルのメリットは高い耐久性です。
回転重視のサラサラしたオイルもありますが、せっかくの耐久性が落ちてしまいます。
適切な粘度でチェーンを保護し、回転も邪魔しないものがベストです。
ボトルの扱いやすさ
ウェット系チェーンオイルは、塗りすぎると土ぼこりを巻き込んでドロドロになってしまいます。
その原因のひとつがボトルの作りで、どばっと出てしまうボトルだと薄く塗るのが難しいですよね。
なるべくノズルの先端が細く、少量ずつピンポイントで塗れるものが扱いやすいです。
『SWIX BIKE LUBE WET』がおすすめ!
最近日本でも流通するようになったSWIX BIKE LUBE WETは、その2つのポイントを両立したオイルです。
ボトルは少量ずつ、かつピンポイントで塗れる細型ノズルで、塗りやすくオイルを無駄にしにくい設計です。
しっかり皮膜を作りながら浸透しやすい独自開発のオイルなので、塗りやすさも抜群です。
丁寧なチェーンメンテナンスをしたいユーザーにぴったりですね。