定番の1号路か2号路コース
出典:高尾登山電鉄公式サイト
高尾山は標高599mということで、それほど高い山ではありませんが、気軽に登れる山として、その年間登山者数は300万人と世界一を誇っています。
またケーブルカーやリフトなどの設備も整っているので、ちょっとした気晴らしがてら歩きたいという人から、運動不足解消など、ちゃんとした登山の用意がなくても登ることができるのが魅力です。
高尾山の登山コースはいろいろとありますが、普段あまり歩かないと言う人や、高尾山が初めてと言う人は、定番とも言える1号路か2号路がおすすめです。
1号路は高尾山の表参道で、薬王院や樹齢450年の運を引き寄せてくれるというたこ杉、そして山頂の霞台展望台へ行く、高尾山登山コースの1番の人気のコースです。
距離は3.8㎞で、上りは約100分前後かかりますが、すべて舗装された道ですから、特に登山の用意など必要なく、運動靴で登ることができます。
2号路は1号路の中間にある「さる園」と「野草園」のまわりを一周する、約30分のループコースです。
2号炉の手前まではケーブルカーやリフトがあり、体力やどのぐらい歩きたいかなどによって、1号路を歩いて2号路に合流するかケーブルカーに乗るかを選ぶことができるので、長く歩くのが少し不安という人も安心です。
ケーブルカー＆リフト
高尾山口駅から歩いて5分のところに、ケーブルカーとリフト乗り場があります。
日本一急勾配という31度の傾斜を6分で登っていくケーブルカーは、楽に登れるだけでなく、車窓からの眺めもスリルがあり、楽しめること間違いありません。
そして少し自然を肌で感じたいと言う人やロマンチックに2人でいたいと言うカップルには、リフトがおすすめ。
リフトは2人乗りで、スキーのリフトと同じように、囲いがないので、自然を満喫しながら空中散歩が楽しめます。
デートや子供づれなら４号路コース
4号路も、1号路の中間にある浄心門から山頂へ向かうコースで、距離は1.5㎞、上りは約50分のコースです。
このコースの見どころと言うと、高尾山唯一の吊リ橋である「みやま橋」です。
この吊り橋の近くはカエデやブナと言った落葉広葉樹が多いので、秋には紅葉も見どころですし、吊り橋は高尾山の中でも特にインスタ映スポットとして人気ですから、デートや子供連れにおすすめです。
吊り橋といっても、あまり長くなくしっかりとした作りなので、ブラブラ揺れるわけではありませんが、橋の下には川が流れていて、せせらぎや鳥の声を聞きながらの登山を楽しむことができます。
体力に自信のある人は迷わず稲荷山コース
稲荷コースは、高尾山口駅から南側の尾根を通って山頂にいくコースです。
高尾山の登山コースの中でも1番ハードだと言われていますので、体力に自信がある人や少し本格的な登山を楽しみたい人におすすめです。
距離は3.1㎞で上りは約90分のコースで、途中にある稲荷山展望台からは素晴らしい景色を見ることができます。
木の根が露出していたり、ゴツゴツの岩が多い道など足場が悪く、急勾配の階段が続いているので、体力的にはなかなかきついのですが、森林浴をしながら爽やかな山の中を歩いていって、山頂に着く達成感はひときわです。
アクセスは高尾山口駅から
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高尾山へは、京王線とJR中央線にて行くことができます。
一番近いのは京王線の高尾山口駅ですが、JR中央線で行くの場合は高尾駅にて下車し、京王線に乗り換えます。
中央線の特別快速なら最短新宿より44分とアクセスしやすい立地です。
車での場合は、中央自動車道八王子JCTを経由して、圏央道高尾山インターをおりて、国道20号線を新宿方面に向かい5分ほどで高尾山に到着します。
高尾山には、八王子市営山麓駐車場、高尾山薬王院祈祷殿駐車場という2つの駐車場があります。
かなり大きめの駐車場ですが、連休などは混み合いますので早めに出発したり、駐車場がない場合は、周辺の個人駐車場なども使うことができます。
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ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。
