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ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia)は、フランスのツール・ド・フランス、スペインのブエルタ・ア・エスパーニャと共に世界三大グランツールと呼ばれるレースの1つです。ここでは特に、ジロ・デ・イタリアの特徴や見どころについて説明しましょう。

ジロ・デ・イタリアは110年の歴史を誇るイタリアレース

 

ジロ・デ・イタリアは、毎年5月に行われるレースで、約3週間かけてイタリアを縦断します。

ツール・ド・フランスに比べると、ジロ・デ・イタリアはまだ日本での知名度は低いと思いますが、本国イタリアでは知らない人はいないと言うぐらい有名なレースです。

またツール・ド・フランスに遅れること6年の1909年にジロ・デ・イタリアの初大会が行われ、途中戦争の影響で中止になった期間もありますが、すでに100年以上の歴史があるレースなのです。

また三大グランツールというのは1日でレースが終るワンデーレースではなく、数日かけて行われるステージレースで、日程が15〜23日、総走行距離が3,500㎞以下、休息日は2回などのUCI競技規則によって決められています。

ジロ・デ・イタリアは、基本的にイタリアを縦断するコースになっていますが、開催される年によってコースも変更になるので、サルデーニャ島やシチリア島といった島が入ったり入らないこともありますが、通常21ステージあります。

 

僕のジロ・デ・イタリア/山本 元喜/東京書籍
僕のジロ・デ・イタリア/山本 元喜/東京書籍

 

イタリアを縦断するジロ・デ・イタリアの特徴は?

 

ジロ・デ・イタリアの1番の特徴と言えるのは、ツール・ド・フランスに比べて圧倒的に山岳部が多いということです。

またイタリアの地理的な特徴のある道をコースに取り入れるが多く、急カーブが続いたり、ゴール直前に上り坂や急カーブがあるなど危険度が高いコースが多いことでもよく知られています。

そのため、ジロ・デ・イタリアはヒルクライムを得意とする選手が有利と言われていています。

またジロ・デ・イタリアの優勝選手は圧倒的にイタリア人が多く、ツール・ド・フランスが意外とフランス選手の優勝が少ないのとはとても対象的です。

最近は Giro d’Italia(イタリア1周の意味)といいながら、アイルランドのベルファスト、オランダのアムステルダム、デンマークのヘアニングなどイタリア以外の国から出発することが多くなってきました。

また2018年はジロ・デ・イタリアの歴史上初めてのヨーロッパ圏外の国、イスラエルのエルサレムが出発地になり、その後イタリア本土に移りステージを続けるという、例年とは少し違った大会になりました。

今年はボローニャから出発して、ヴェローナが最終ステージということで北と中部イタリアが中心のコースなっています。

ジロ・デ・イタリアを始めとするヨーロッパのレースでは、コースと観客との境界線的な物がないところが多く、手を伸ばせば選手に触れるぐらいの近さで見ることができ、レースの熱気を肌で直に感じられるというのも醍醐味です。

これは「ファンを含む観客やいろいろなアクシデントなどすべてひっくるめてレース」という考えからきています。

実際レースの中継を見たりすると、選手は観客スレスレを通っていきますし、その他どこからでてきたのか犬や仮装した人が自転車の選手と一緒に走っったりして、お祭りのようになっていることも少なくありません。

そういった盛り上がりのある雰囲気もジロ・デ・イタリアの特徴です。

 

 

マッリヤローザなどジャージの意味がわかると面白さ倍増!

 

ツール・ド・フランスでも、マイヨジョーヌ(黄色いジャージの意味)が有名ですが、ジロ・デ・イタリアの場合は、ピンクのジャージであるマッリヤローザがあります。

これは各ステージで個人総合時間最短賞を取った人が、着用する権利得ることができるもので、リーダージャージとも言われています。

元々ジロ・デ・イタリアはイタリアのスポーツ新聞のガゼッタ・デッロ・スポルトが主催で開催され、この新聞の紙面がピンクであったことから、リーダージャージの色がローザ(ピンクの意味)になりました。

このマッリアローザを手に入れた選手は、翌日のレースに着て出場することができ、観客にとっても前ステージで個人総合1位ということがわかりやすいので、このジャージを着た選手が通ると、盛り上がるのです。

ます。またマッリアローザの他に、ポイント賞はマッリアチクラミーノ(紫色のジャージ)、山岳賞はマッリヤアッズーラ(青のジャージ)、新人賞はマッリヤビアンカ(白のジャージ)があります。

ジロ・デ・イタリアでは、このマッリヤローザの争奪戦が各ステージごとに行われるわけです。

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まだまだ知名度の低いジロ・デ・イタリアですが、ツール・ド・フランスと同じように、各ステージごとにそれぞれの物語があり、夢中になること間違いありません。ぜひジロ・デ・イタリアを1度は見てみてください!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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