ソロキャンプでしたいことランキング7選
ソロキャンプならではの楽しみ方をご紹介します。
1.キャンプ飯にチャレンジする
ソロキャンプの醍醐味といえば、自然のなかで楽しむ特別な食事です。普段の生活では味わえない、アウトドアならではの料理にチャレンジしてみましょう。まずは、簡単なものから始めるのがおすすめです。
たとえば、キャンプの定番メニューであるカレーや焼きそばは、初心者でも手軽に作れます。また、ダッチオーブンを使った料理も人気です。じっくり煮込んだ料理は格別の味わいになります。料理経験がない人は、まずは簡単なレシピから始めてみてください。
ポイント
- 事前にレシピを決めて、必要な食材を準備しておきましょう。
- 持ち運びやすいクッカーやバーナーなどを用意しておくと便利です。
- 焚き火で料理をする場合は、火加減に注意しましょう。
以下の記事では、初心者向けの簡単でおいしいレシピが紹介されています。レシピを参考に、徐々にレパートリーを増やしていけば、キャンプ飯の楽しさにますます夢中になるでしょう。
2.コーヒーを淹れる
ソロキャンプの朝は、自分で淹れた香り高いコーヒーで始めるのが格別です。静寂のなか、ゆっくりとコーヒーを淹れる時間は、日常を忘れる贅沢な瞬間です。キャンプ場での淹れ方は人それぞれですが、ドリップバッグやインスタントコーヒーから始めるのもよいでしょう。
慣れてきたら、ハンドドリップやフレンチプレスにチャレンジしてみるのもおすすめです。豆から挽くことで、より香り豊かなコーヒーを楽しめます。
ポイント
- 挽きたてのコーヒー豆を使うと、よりおいしく飲めます。
- 焚き火で沸かしたお湯を使うと、さらに風情が増します。
- 自分の好きな淹れ方で、ゆっくりと味わうのがGOODです。
こちらの記事ではキャンプでのコーヒーの淹れ方が紹介されています。自分好みの方法を見つけて、至福のひとときを堪能しましょう。
3.フェザースティックを作って焚き火をする
フェザースティックとは、ナイフで木の枝を薄く削って着火剤を作る作業のことです。集中力を要する作業ですが、焚き火の準備段階から楽しめるので、その分達成感も大きくなります。
自分で作った道具で火を起こすことで、より一層焚き火に愛着が湧くでしょう。焚き火をしながら、静かな時間を過ごすのもよいでしょう。火の揺らめきを眺めていると、日常の喧騒から離れて心が落ち着いていくのを感じられます。
ポイント
- 枯れ枝は、乾燥しているものを選びましょう。
- フェザースティックは太すぎると火がつきにくく、細すぎるとすぐに燃えてしまうので、適度な太さになるようにしましょう。
- 火がついたら、少しずつ薪を加えて火を大きくしていきます。
4.キャンプ場の温泉に入る
温泉施設が併設されているキャンプ場では、一人で贅沢な時間が味わえます。露天風呂であれば、星空を眺めながらの入浴も楽しめるでしょう。また、サウナ付きの施設もあり、ととのいながら心身をリフレッシュできます。
温泉に入ることで血行がよくなって体があたたまるため、夜はぐっすりと眠れます。温泉の効能によっては、筋肉痛の緩和や疲労回復にも効果が期待できます。ソロキャンプの締めくくりに温泉を楽しむと、より充実した時間を過ごせるでしょう。
ポイント
- タオルは忘れずに持参しましょう。
- 混雑状況を考慮して、入浴する時間帯を調整しましょう。
- 温泉のあとは、しっかり水分補給をおこないましょう。
- 静かにゆっくりと温泉を楽しみましょう。
5.テントの中で映画鑑賞や音楽を聴く
テントの中で映画や音楽を楽しむと、ソロキャンプの楽しみ方はさらに広がります。タブレットやスマートフォンを使えば、手軽に映画や動画を楽しめます。静かな夜に、お気に入りの映画を観るのは特別な体験となるでしょう。
静かな夜に響く音楽は、心身を深くリラックスさせてくれます。鳥のさえずりや風の音と重なり、より一層深い癒し効果をえられます。ただし、ほかのキャンパーの迷惑にならないよう、イヤホンの使用を心がけましょう。また、バッテリー切れに注意し、予備のモバイルバッテリーを持参しておきましょう。
ポイント
- 映画や音楽は事前にダウンロードしておくか、Wi-Fi環境のある場所を調べておきましょう。
- 周りのキャンパーに迷惑をかけないよう音量に注意しましょう。
6.ぼーっとした時間を過ごす
日々の喧騒から離れ、自然のなかでただゆっくりと過ごす時間は、心身のリフレッシュにぴったりです。ソロキャンプでは、日常の煩わしさから解放され、自分自身と向き合う貴重な時間となります。
たとえば、好きな音楽を聴きながら「ぼーっ」とするのもよいでしょう。また、テントの前に椅子を置いて座り、森の木々や空を眺めるだけでも心が落ち着きます。鳥のさえずりや風の音に耳を傾け、自然のリズムに身を委ねてみましょう。
7.天体観測をする
ソロキャンプの夜の楽しみ方として、天体観測は貴重な体験となります。都会では見ることのできない満天の星が、キャンプ場では広がっています。双眼鏡や小型の望遠鏡を持参すれば、より詳細に星々を観察できるでしょう。
初心者は、まず有名な星座を探すところから始めるのがおすすめです。北斗七星やオリオン座など、見つけやすい星座から挑戦してみましょう。季節によって見える星座が変わるので、その時期ならではの星空を楽しめます。
スマートフォンの星座アプリを使えば、より簡単に星座を識別できます。月の満ち欠けや、運がよければ流れ星を見れるでしょう。静寂のなかで星空を眺めていると、宇宙の壮大さを感じて日常の悩みが小さく感じられるはずです。
ポイント
- 月のない夜が狙い目です。
- 街灯の光があたらない場所を選びましょう。
- 事前に星座をリサーチしておくと、より楽しめます。
ソロキャンプでやることない人におすすめの過ごし方6選
ソロキャンプは、自然のなかでゆっくりと過ごせる楽しい時間ですが、「時間をもて余してしまった」、「なにをしたらよいかわからない」と感じてしまうこともあるかもしれません。そのような人におすすめの過ごし方6選をご紹介します。
1.設営にこだわる
こだわったキャンプサイトの設営は、ソロキャンプの楽しみ方のひとつです。時間をかけて自分好みの空間づくりを目指してみてはいかがでしょうか。タープの張り方を工夫したり、テントの向きを変えたりしてもよいでしょう。また、こだわりのギアでサイトを彩ったり、快適な寝床を作ったりと、設営に時間をかけて楽しむのもおすすめです。
見た目だけでなく、機能性も意識することでより居心地のよい空間を作れます。また、設営スキルの向上にもつながり、次回のキャンプがより楽しくなるでしょう。
2.キャンプギアのメンテナンスをする
普段忙しくてできないギアのメンテナンスも、ソロキャンプならゆっくりと取り組めます。テントへの防水スプレーの塗り直しやナイフの刃の研ぎ直し、ランタンの掃除などをするとキャンプのギアを長持ちさせられます。また、組み立てやメンテナンスを通して、ギアの構造や仕組みを理解できるでしょう。
3.写真撮影をする
自然のなかでの写真撮影は、ソロキャンプの醍醐味のひとつです。朝日や夕日、星空など、時間帯によって変化する風景を撮影してみましょう。マクロレンズを使って小さな自然の造形を撮影したり、長時間露光で幻想的な夜景を撮影したりと、さまざまな技法にチャレンジできます。SNSに投稿して思い出を共有するのもよいでしょう。
4.釣りを楽しむ
キャンプ場の近くに川や湖がある場合、釣りは時間を有意義に過ごす絶好のアクティビティです。初心者でも楽しめるミミズ釣りなどの簡単な仕掛けから始めて、徐々に技術を磨いていくのもおもしろいでしょう。釣った魚をその場で調理して食べるのも、ソロキャンプならではの体験です。
ソロキャンプで、釣りをしたい人に以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
5.散歩やサイクリングをする
キャンプ場周辺の自然を探索するのもよい過ごし方です。軽装で散歩に出かけて季節の草花や野鳥を観察したり、地形の変化を楽しんだりするのもおすすめです。折りたたみ自転車を持参すれば、サイクリングも楽しめます。新しい発見や、思わぬ絶景スポットに出会えるかもしれません。
6.何もせずのんびりする
せっかくのソロキャンプなのでいろいろとう予定を詰め込んでしまいがちですが、あえて「何もしない」楽しみ方もおすすめします。
仲間や家族とのキャンプでは、やるべきことがあるのであっという間に時間が過ぎていきます。ソロキャンプだからこそ「何もせず」のんびり過ごすのは、とても贅沢な時間です。
忙しくくしている日常から離れて、自然を感じてリラックスしてみてください。何もしないという贅沢を体験すると、これまで以上にソロキャンプが楽しめるようになるでしょう。
ソロキャンプでナニするの？先輩ソロキャンパーのタイムスケジュール
ソロキャンプを楽しむためには、適切な時間配分が重要です。以下は、ソロキャンパーのおおまかなタイムスケジュールです。ぜひ参考にして、自分なりのペースで過ごしてみましょう。
前日：道具の準備
当日：
11:00 チェックイン
11:30 設営開始
12:30 昼食
13:00 自由時間①（散歩、焚き火、昼寝、読書、映画鑑賞、料理、お酒、SNSなど）
16:00 夜の準備
17:30 夕食
18:30 自由時間②（焚き火、天体観測、お酒など）
22:00 就寝
翌日：
6:00 起床
6:30 朝食
7:30 撤収
10:00 チェックアウト
スケジュールはあくまで、一例です。キャンプ場の規則や個人の好みにあわせて調整してください。
ソロキャンプでは、効率的な時間の使い方が重要です。とくに昼食の取り方は、そのあとの活動に大きく影響します。一般的に、昼食は設営前に済ませるか、簡単に食べられるものを選ぶとよいでしょう。
キャンプ場に向かう途中のコンビニやレストランで済ませると、キャンプ場到着後すぐに設営に取り掛かれるので効率的です。一方、設営後に昼食を取る場合は、サンドイッチやおにぎりなどの軽食で、準備に時間がかからないものを選ぶとよいでしょう。
準備や片付け、複雑な調理を省くことで、午後の活動により多くの時間を割けます。また、軽めの食事にすることで、午後の活動がしやすくなります。昼食後は少し昼寝をして、ゆっくりと過ごすのもよいでしょう。効率的な昼食の取り方で、より充実した時間を過ごしましょう。
暗くなる前に夜の準備をしよう
ソロキャンプで快適に夜を過ごすためには、暗くなる前に夜の準備を整えておきましょう。日が沈むと周りが急激に暗くなるため、明るいうちに必要な作業を済ませておきます。
最初は、ランタンやヘッドライトなどの照明器具を用意し、すぐに使える状態にしておきましょう。次に、夜間の気温低下に備え、防寒具や寝袋を取り出してすぐに使えるよう配置します。
焚き火を楽しむ予定なら薪や着火剤を準備して、火起こしの場所を確保しておきます。また、夜食や飲み物も手の届くところに置くと便利です。
トイレの場所を確認し、懐中電灯もあらかじめ準備しておきます。準備は明るいうちに済ませることで、夜になってから慌てることもなくゆったりとした時間を過ごせます。
自由時間は昼食後と夕食後の2回
自由時間は、昼食後と夕食後の2回にわけて設けるのが効率的です。昼食後の自由時間は、おもに明るい時間帯の活用に適しています。たとえば、キャンプ場周辺の散策や近くの川や湖での水遊びなどは、明るい昼前後にするのがベストです。この時間を利用して、自然観察や写真撮影を楽しむのもよいでしょう。
一方、夕食後の自由時間は、夜ならではの活動を楽しめます。焚き火を囲んでのんびり過ごしたり、星空観察を楽しんだりするのがおすすめです。また、この時間を利用して翌日の計画を立てたり、日記を書いたりするのもよいでしょう。2回の自由時間をうまく活用することで、昼と夜それぞれの魅力を存分に味わえます。
ソロキャンプの日中の楽しみ方3選
アクティブな活動がしやすい日中での、ソロキャンプの楽しみ方の具体的な方法を3つ紹介します。
1.自然探索にチャンレンジする
自分のペースでゆっくりと周囲の自然を堪能しましょう。キャンプ場周辺の自然を探索することで、新たな発見や感動を得られます。
| ウォーキング | キャンプ場内や近隣の遊歩道を歩き、季節の草花や野鳥を観察します。スマートフォンの植物図鑑アプリを使えば、珍しい植物の名前も簡単に調べられます。 |
| 写真撮影 | 美しい風景、小さな自然の営みをデジタルカメラやスマートフォンで撮影します。マクロレンズを使えば、昆虫や花の細部までとらえられる素晴らしい写真が撮れるでしょう。 |
| スケッチ | 携帯用のスケッチブックと色鉛筆を持参し、印象に残った風景や植物を描きます。絵心がなくても、自然をじっくり観察することで新たな発見があるはずです。 |
2.水遊びに挑戦する
キャンプ場の近くに川や海がある場合、水遊びは日中の絶好の楽しみ方です。
| 川遊び | 浅瀬で水切りをしたり、小魚を観察したりします。安全面を十分に考慮した場所を選び、ライフジャケットを着用しましょう。 |
| カヤック | 多くのキャンプ場でカヤックのレンタルを行っています。初心者でも楽しめる穏やかな川や湖でパドリングを楽しめます。 |
| 釣り | キャンプ場周辺で釣りが許可されている場合、簡単な釣り具を持参して挑戦してみましょう。釣った魚をその場で調理できます。 |
3.ゆっくりと読書を楽しむ
自然のなかでゆっくりと読書を楽しむのも、ソロキャンプならではの贅沢な時間の過ごし方です。
| ハンモックを利用する | 木々の間にハンモックを設置し、心地よい揺れと自然の音を BGM に読書を楽しみます。日よけ対策として、タープの下にハンモックを設置するのがおすすめです。 |
| 好きな本を読む | キャンプや自然に関連した本を選ぶことで、より深くアウトドア体験を味わえます。たとえば、野鳥図鑑、植物図鑑、サバイバル技術の本などもよいでしょう。 |
| オーディオブックを利用する | 本を読むのが苦手な人は、オーディオブックを聴きながらキャンプチェアでくつろぐのがおすすめです。事前にスマートフォンにダウンロードしておけば、通信環境がなくても楽しめます。 |
ソロキャンプの夜の過ごし方3選
ソロキャンプの夜は、日中とはまた違った楽しみ方があります。ここでは、夜を充実させるための3つの方法を紹介します。
1.焚き火をする
パチパチと音を立てる炎を眺めながら自然の音に耳を澄ませば、日頃の喧騒を忘れて心身ともにリラックスできます。
| 火起し | 焚き火を起こすためには、乾いた薪や着火剤を用意します。火を起こす過程も楽しみの一部です。 |
| 新しい料理への挑戦 | 焚き火を使って普段作らない料理にも挑戦してみましょう。網焼きやホイル焼き、マシュマロを焼くなど、アウトドアならではの料理の楽しみ方です。 |
| ストーリーテリング | 焚き火を囲んで過去の思い出を振り返ったり、物思いにふけったりするのもソロキャンプならではの時間の過ごし方です。 |
ソロキャンプでのおすすめの焚き火台を紹介していますので、焚き火台を検討している人は以下の記事も参考にしてください。
2.お酒を楽しむ
夜のキャンプでは、自然に囲まれながらおいしいお酒を味わうのも格別です。適度にお酒を楽しむことで、リラックスした時間を過ごせます。
| キャンプ用のカクテル | 簡単に作れるキャンプ用のカクテルを試してみましょう。たとえば、モヒートなど定番カクテルでは、ミントの爽やかな香りとライムの酸味が絶妙な、おしゃれな定番のカクテルです。ラム酒ベースなので、暑い夏にぴったりです。 |
| 地元のビールやワイン | キャンプ地の近くで手に入る地元のビールやワインを試すのもよいでしょう。新しい味の発見が楽しみになります。 |
| 熱燗 | キャンプ道具のクッカーやケトルを使用すれば、簡単に湯煎が可能です。焚き火を眺めながら、あつあつの日本酒を飲むのは雰囲気のある楽しみ方です。 |
3.星空撮影にチャレンジする
キャンプ地は都市部と比べて光害が少なく、星空が美しく見えます。星空撮影に挑戦することで、夜のキャンプをさらに特別なものにできます。
| カメラの準備 | 一眼レフカメラやミラーレスカメラを持っている場合は、三脚とリモートシャッターも用意しましょう。スマートフォンでも、アプリを使って星空撮影が可能です。 |
| 撮影テクニック | 長時間露光を使って星の動きを捉えます。ISO感度を上げ、シャッタースピードを遅く設定することで、星空が鮮明に写ります。 |
| 星座を探す | 星座早見盤やアプリを活用して星座を見つけながら写真を撮ることで、星空に対する理解が深まり、感動も一層増すことでしょう。 |
ソロキャンプは目的で楽しみ方を変えよう！
ソロキャンプの最大の魅力は、自分だけの時間を自由に過ごせることです。目的に応じて楽しみ方を変えることで、より充実した体験ができます。
自然に癒されたいなら、森林浴や湖畔でのんびり過ごし、焚き火をするなら薪集めから火起こしまで全過程を楽しんでみましょう。
キャンプ料理を楽しみたい人は、ダッチオーブンやスキレットを使った本格料理に挑戦してみるのもよいでしょう。写真撮影を楽しみたいなら、夜明けの静寂から夕暮れまで、一日をレンズにおさめるのも魅力的です。
リラックスしたい人はハンモックでゆったり過ごし、アクティブに過ごしたい人はハイキングやカヤックに挑戦するのもありです。安全面に十分注意を払って、目的にあわせて自分らしいキャンプを楽しみましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。
