親子キャンプ/家族キャンプ:キャンプの経験は日常にも役立つ
キャンプに行くのは特別なことで、日常とはまったく違うもの、と考えてる方も多いかもしれません。
でも、じつはキャンプでの経験は毎日の生活で役に立つことがいろいろとあるんですよ。
親子でのキャンプを通して、生活をより快適にさせるヒントを見つけてみませんか?
キャンプ料理で毎日の食事作りも効率UP
「キャンプに行ったら特別な料理を作らなくちゃ…」と、感じてしまいがちです。
しかし、キャンプだからといって気負わず、普段とあまり変わらない料理でも十分楽しむことができます。
そればかりか、キャンプで身に着けた技を日常に活かすこともできるのです。
たとえば、キャンプ用のダッチオーブンを家でも使ってみてはどうでしょうか。
特別なときしか使わない道具ではなく、家でもキャンプでも使い慣れた状態にしておくと、どちらも効率的に動けるようになります。
また、キャンプで人気の煮込み料理など、放っておいたほうが美味しくなるレシピにも詳しくなれます。
キッチンに長時間立っていると、ほか家事が進まなくなってしまいますが、火にかけておくとでき上がるお料理は、その間にほかのことにも手が回ります。
そして、ごみを減らそうと考えてお料理するようになれるのもメリットのひとつ。
キャンプではごみを出さないように工夫しますので、その技が身についていると毎日の生活をエコモードで送れるようになります。
このように、キャンプで学んだことを日常に活かして、日常で慣れてることをキャンプでは大自然で楽しむというサイクルをつくることで、どちらの時間もいままでよりグッと魅力的にすることができるでしょう。
親子キャンプ/家族キャンプ:子どものためだけではなく、自分のためにも楽しもう
家族でキャンプに行こう!と考えるとき、一番に思うのは「子どもにいい経験をさせたい」ということではないでしょうか。
普段は自然のなかで遊ぶ機会をなかなかもてないからこそ、キャンプでのびのびした時間を過ごしたいなと思いますよね。
でもせっかく親子で行くのであれば、子どもだけでなく大人もの楽しむことをおすすめします。
「せっかくなのだから、自分自身も満喫しよう!」ということを心に留めてみてください。
大人はキャンプで心の羽を伸ばそう
とくに味わってほしいのが、ストレスからの解放感です。
家事に仕事にと追われていると、ついつい小さなストレスをためてしまいがちです。
そんななかで雄大な自然に身を任せると、自分の感覚が繊細になり、時間の流れをゆっくり感じることができます。
毎日細かいことに悩んでいても、不思議と気にならなくなっていくことも。
慣れてきたら、テントにライトやベルをつけてみたり、テーブルにお花を飾ったり、自分好みの空間を作ってはどうでしょうか。
自然のなかで過ごす時間がよりいっそう心地よいものになると思います。
とくに大人は、準備から片づけまで「全部やらなくては!」と背負い込んでしまいがちです。
現地で過ごす時間では思い切り心を開放して、自分もゆったりと過ごせるといいでしょう。
親子キャンプ/家族キャンプ:キャンプをとおして、家族の絆を深めよう
せっかくキャンプへ出かけるのですから、これをいいチャンスととらえて「全員で協力する」を目標にしてはどうでしょうか。
家族のなかでキャンプ好きな人や、家事の得意な人だけが背負い込むのは負担が大きく、続けるのもむずかしくなってしまいます。
また全員が少しずつ役割をもって過ごすことで、とても濃厚な時間を過ごすことができます。
まだ子どもには無理だと思っていたことも、任せてみたら案外うまくいくかもしれません。
キャンプに向けた家族会議を開こう
まずはキャンプに向けて、家族会議をひらくことをおすすめします。
今度はどこに行こうか、どんな遊び道具を持っていこうか、ご飯はなにを作ろうか、など会話がはずみます。
これはお子さんたちが自分の意見をしっかり伝える練習にもなります。
大人は思いもしなかったようなリクエストを子どもたちから出してくれるかもしれません。
そうやって少しずつ家族で作り上げていった思い出は、きっと大切な宝物になっていくはずですよ。
こうしてみんなで協力して何かに挑戦していくことは、この先の人生でなにか問題が起きたときにもきっと役立ちます。
話し合いを重ね、協力して一晩を過ごすことを、家族の物語に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。