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ランタンとは?
ランタンとは、暗い場所で明かりを確保するためのアイテムです。光源を透明なガラスで保護したランプの一種であり、持ち運んだり吊り下げたりする持ち手がついています。その光源は、白熱電球・LED・炎などさまざまです。
持ち手がついているランタンは屋外へ運びやすいため、現在はキャンプやアウトドアイベントなどでおもに使用されています。そのような場所でランタンを使用すれば、明かりを確保したり、雰囲気をよくしたり、リラックスできたりとさまざまな効果が得られるでしょう。
昔は明かり重視のランタンでしたが、ここ最近はシーンによって使いわけられています。
ランタンの歴史と進化
ランタンは、まだガラスがない時代、薄く平らに削った動物のツノを窓として、ロウソクの炎を風や雨から保護するために誕生したところから歴史が始まります。中世ヨーロッパでは、監視員が暗闇を照らしたランプとしてランタンが用いられており、徐々に公共の場へと普及していきます。
その後、ランタンは街灯として用いられるようになり、17世紀末には街中でランタンを使った街灯が見られるようになりました。ランタンの光源はロウソクから石油、白熱電球へと進化していき、現在はLEDを用いたランタンが主流です。
蛍光灯やLEDが普及してからは、明るさを確保するための照明としてのランタンが街中で見られることは少なくなってしまいましたが、現在でもキャンプやアウトドアイベントなどにおいては、昔ながらの雰囲気が人気で頻繫に使用されています。
また、簡単に持ち運びしやすいという特徴は防災・災害時にもピッタリで、ランタンの有用性が再注目されています。
おしゃれランタンの魅力
現在、ランタンは実用性だけでなく、おしゃれのためにも用いられ、とくにキャンプなどのアウトドアにおいてはランタンの奥深さが人気を集めています。ここでは、おしゃれランタンの魅力をご紹介します。
雰囲気作りができる
その場の雰囲気作りができるのが、おしゃれランタンの魅力のひとつです。ランタンには、その場を明るく照らすものや、やわらかい光で包むものなど、さまざまなタイプがあります。
なかでも、オイルランタンやガスランタンは昔ながらのあたたかい光で、その場をリラックスした雰囲気へと変化させます。
ランタンがあるだけで雰囲気作りができ、キャンプやアウトドアイベントを思い出に残るものにするだけではなく、家での雰囲気作りにも活用できるでしょう。
気軽に持ち運べる
ランタンは、テントやテーブルなどと比較して持ち運びやすいというメリットがあります。テントやテーブルをおしゃれな雰囲気にしようとすると、買い替えや設置の工夫など、手間や時間がかかって大変です。その点、ランタンは持ち運びが簡単なので、雰囲気作りに用いやすいアイテムです。
さまざまなタイプのランタンをそろえても保管場所に困りません。そのときの気分や状況にあわせて、ランタンを選ぶのもよいでしょう。
コレクションとして楽しめる
おしゃれランタンはコレクションとしての楽しみがあるのも大きな特徴。ランタン好きのなかには何十個もランタンを持っているコレクターがいるほどです。
ランタンには、それぞれの形や雰囲気があり、ついそろえたくなるのもおしゃれランタンの魅力です。「少し手間がかかるけれど愛着のもてるランタン」「手軽にいい雰囲気作りのできるランタン」「とにかく明るいランタン」など、その種類ははかり知れません。
キャンプとインテリアでのランタンの使いわけ
ランタンはキャンプやアウトドアなどの屋外はもちろん、インテリアとしてもおしゃれに使えます。ここでは、外で使うランタンと屋内や部屋で使うランタンの使いわけをご紹介します。
キャンプでの使い方
キャンプでランタンを使用するときには、明かりを確保するために使う場面が多く、明るさが重要視されます。夜間に真っ暗になるキャンプ場は、テントサイト全体を明るく照らすランタンが1つあれば心強いもの。
キャンプでは、コンパクトで持ち運びしやすいランタンがおすすめです。また、屋外であればガソリンランタンやガスランタンも使えます。白熱電球やLEDのランタンにはない雰囲気を楽しめるでしょう。
インテリアでの使い方
インテリアでランタンを使用するときは、部屋の雰囲気や色調にあわせたデザインが重要視されます。インテリアとしてのランタンの使用は、リラックスした空間を作りやすく、部屋の雰囲気がグッと趣のあるものに変化するでしょう。
家のなかで使用するランタンは、白熱電球やLEDが主です。LEDランタンは、あたたかい色と明るい色を切り替えできるものや、無段階で明るさを調整できるものも多く、状況によって使いわけられます。
注意点は1つ。部屋のなかでのガソリンやガスランタンの使用は、火事や一酸化炭素中毒のおそれがあるので避けることです。
おしゃれランタンの種類
おしゃれランタンは、光源の種類によって5種類にわけられます。
LEDランタン
LEDランタンは、白色の光で明るく、夜間でも良好な視界を提供します。明るさとメンテナンスの手軽さを重視したい人におすすめのランタンです。特徴的なのは、電池もしくはUSB充電式であること。難しいメンテナンスをする必要がないため、キャンプ初心者にもピッタリです。
炎を利用したランタンではないので安全性が高く、室内やテント内でも使いやすいというメリットがあります。明るく実用的なものが多いので、趣のある雰囲気を求めている人は、ほかの光源のものと使い分けてもよいでしょう。
LEDランタンがおすすめの理由については、こちらの記事もご覧ください。
ガスランタン
ガスランタンは、キャンプでよく使われるCD缶や家庭でよく使われるCB缶をセットし、ガスを供給することで炎を点火します。明るさと雰囲気の両方を求めたい、でもメンテナンスや扱いは難しくないものがよい、という人におすすめのランタンです。
ワンタッチで簡単に点火できる、メンテナンスはサッと拭くだけでよい、などのメリットがあり、ガソリンランタンやオイルランタンと比較して燃料漏れのリスクもありません。また、オレンジ色に近い光はリラックスでき、ランタンらしいレトロな雰囲気も味わえます。
ガソリンランタン
ガソリンランタンはホワイトガソリンを使用した昔ながらのランタンで、ヴィンテージ感があります。ガソリンランタンはマントルを取り付ける必要があり、専用容器でガソリンを持ち運ばなければいけないなど手間はかかりますが、その分愛着がわくでしょう。
おしゃれなデザインのものが多く、コレクションとしても楽しめるので、ランタン愛好家にはガソリンランタンを愛用する人が多くいます。また、ホワイトガソリンは、寒い地域でも火力が落ちることなく燃焼するので、冬山や雪山などでのキャンプを考えている人にピッタリです。
灯油ランタン
灯油ランタンは、灯油やパラフィンオイルを使用するランタンです。ガソリンランタンと並んで歴史が古く、ヴィンテージ品も充実しています。ガソリンランタンと比較するとメンテナンスは簡単で扱いやすく、初心者にもおすすめです。
また、灯油ランタンで使用する灯油やパラフィンオイルは、ホワイトガソリンと比較して安全性が高いというメリットもあります。灯油ランタンはガソリンランタンよりも光量が少なく、炎がゆらめく様子やリラックスした雰囲気を楽しめるのも特徴です。
キャンドルランタン
キャンドルランタンは、ロウソクを光源とするランタンです。明るさよりも雰囲気を楽しみたい人におすすめです。明るさはLEDランタンやガソリンランタンに及ばないものの、炎のゆらめきはリラックス効果を与えます。
また、キャンドルランタンは家のなかでも使用しやすいのが特徴です。ガソリンランタンや灯油ランタンは、火事ややけどの危険性が高いので屋内では使用できませんが、キャンドルランタンはそれらと比べて屋内向きといえるでしょう。
おしゃれランタンの選び方
おしゃれランタンは、デザイン・素材・色と形・サイズの4つの観点から選ぶのがおすすめです。購入時の参考にしてみてください。
デザインで選ぶ
デザインをチェックして選びましょう。自分がイメージする雰囲気や、部屋の雰囲気にあわせたり、ほかのキャンプ道具との調和で選ぶのがおすすめです。おしゃれランタンには、アンティーク調・北欧風・和風などさまざまなデザインがあります。
昔から使われているアンティーク調やレトロ調のランタンは、どのような雰囲気にもマッチしやすく、最初のランタンとして選ぶとよいでしょう。
北欧風のランタンは、インテリアとのなじみがよく、室内で使うのにピッタリです。また、和室などでランタンを使う場合には、提灯のような和風のランタンを選んでみてください。
素材で選ぶ
おしゃれランタンの素材も大切なポイント。重厚感があって耐久性の高い金属や、インテリアとの相性がよいウッド、安価で軽量なプラスチックなどの素材があります。ヴィンテージ品など古いランタンの多くは金属製で、重厚感のある見た目はアウトドアの雰囲気にマッチします。
ウッドが用いられているランタンは、室内で使っても目立ちすぎず、あたたかみのある光との相性が抜群です。明るさを重視し、災害時にもランタンを使いたいのであれば、軽量で持ち運びやすいプラスチック製のランタンを選ぶとよいでしょう。
色と形で選ぶ
ランタンの色や形はどうでしょうか?キャンプであれば昔からあるオーソドックスな色や形がマッチします。インテリアとして使うのであれば、少し変わった形状で遊んでみるのもおすすめです。アウトドアでシックにしたいなら、シンプルな色のランタンを選べば、周囲の自然とマッチするでしょう。
インテリアとしてランタンを使う場合は、色を重視して選んでもよいでしょう。ランタンの色で部屋の印象を手軽に変えられます。シンプルな部屋にあえて奇抜な色を選んだり、ナチュラルな印象の部屋にあわせてウッド調のランタンを選んだりと、実際の部屋の様子を想像しながら選んでみてください。
サイズで選ぶ
ランタンのサイズも考慮してみましょう。自動車でキャンプへ行く場合は、大型のものを選んでも問題ありませんが、バイクや自転車でのキャンプでは、小型のランタンを選んでおけば移動時の負担が軽くなります。
ランタンは大型で重量のあるものや、手のひらサイズのものなど大きさもさまざまです。現在のランタンには小さくても明るいものが数多くあるので、大きい=明るいという理由で選ばなくても明かりは保てるでしょう。
ランタンの代表的なブランド・メーカー
おしゃれランタンはさまざまなブランド・メーカーから販売されていますが、ここでは代表的なブランド・メーカーをご紹介します。
・コールマン(Coleman)
・フュアーハンド(FEUERHAND)
・スノーピーク(snow peak)
・ベアボーンズ(Barebones)
・ロゴス(LOGOS)
・モンベル(mont-bell)
・ジェントス(GENTOS)
・ホルムガード(HOLME GAARD)
・キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
コールマン(Coleman)
コールマンはアメリカで創業された、120年もの歴史をもつ大手老舗アウトドア総合ブランドです。テントやテーブルなど幅広いキャンプ用品を販売しており、ランタンのラインナップも充実しています。
ほとんどすべてのタイプのランタンがそろっているといっても過言ではなく、初心者に優しい製品が多いのも魅力的です。とくに、LPガスランタンは3,000ルーメンもの明るさを実現しており、キャンプサイトを広範囲に照らすランタンとして人気です。
フュアーハンド(FEUERHAND)
フュアーハンドは1893年にドイツで生まれた灯油ランタンの老舗ブランドです。別名「ハリケーンランタン」の愛称で親しまれています。フュアーハンドのランタンは、炎が外気に触れにくい構造となっているため、強風や雨などの厳しい天候でも使いやすいのが特徴です。
耐久性や長寿命は折り紙付き。初心者でも扱いやすいので、これからランタンを購入しようと考えている人の最初の1つとして適しています。
スノーピーク(snow peak)
スノーピークは新潟県三条市に本社を置く、日本生まれのアウトドア総合メーカーです。スノーピークの製品はどれも洗練されたデザインと、業界トップクラスの品質が特徴となっています。スノーピークのランタンは、LEDランタンとガスランタンの2種類がラインナップ。どちらもシンプルなデザインです。
日本のメーカーであるからこその信頼性や、初心者でも扱いやすい使い勝手のよさが多くの愛用者から人気を集めている理由といえるでしょう。
ベアボーンズ(Barebones)
ベアボーンズは2012年にアメリカのユタ州で生まれた、比較的新しいアウトドアブランドです。現代の技術と昔ながらのデザインが融合された製品が多く、ランタンはベアボーンズ製品のなかでもとくに人気を集めています。
ベアボーンズのランタンは、アンティーク調で灯油ランタンやガソリンランタンっぽいデザインながら、LEDランタンであるのが特徴。おしゃれなデザインのランタンを屋内でも使用したい、メンテナンスがラクなLEDランタンを探している人におすすめのメーカーです。
ロゴス(LOGOS)
ロゴスは1985年に設立された日本のアウトドア総合メーカーであり、初心者に優しい価格帯でありながら、使い勝手のよい製品を多く販売しています。テントや焚き火用品などのラインナップはもちろん、ランタンのラインナップも幅広いメーカーです。
ロゴスのランタンは、初心者でも扱いやすいLEDランタンであるものの、炎のゆらめきを再現した「ゆらめきモード」が搭載されています。LEDランタンでありながら、灯油やキャンドルランタンのような雰囲気を楽しめるのが特徴です。
モンベル(mont-bell)
モンベルは1975年に日本の大阪市で創業されたアウトドアメーカーです。当初は登山用品を中心に販売していたものの、現在はキャンプ用品や自転車用品なども展開する国内でも大手のアウトドア総合ブランドとなりました。
モンベルのランタンは、登山でも使いやすいコンパクトさが特徴です。手のひらサイズのLEDランタンが主流で、荷物を増やしたくない徒歩・自転車・バイクでのキャンプで大活躍するでしょう。
ジェントス(GENTOS)
ジェントスは1978年に創業された日本の懐中電灯メーカーです。懐中電灯を作り続けてきたメーカーだけあって、明るさを重視したLEDランタンが数多くラインナップされています。
電池交換式はもちろん、バッテリーに充電するタイプや、電池と充電どちらでも使えるハイブリッドタイプがそろっています。ジェントスのランタンは災害時にも使いやすいので、家に1つあれば、もしものときの明かりの確保に役立つでしょう。
ホルムガード(HOLME GAARD)
ホルムガードは、北欧デンマークで1825年に生まれた、ガラス製品を販売しているメーカーです。ランタンはガラスを使ったおしゃれなデザインが特徴的で、ほかのメーカーにはない唯一無二の雰囲気を楽しめます。
ガラス製はアウトドアに持ち運ぶのには適していませんが、インテリアとしてはおしゃれさを十分に発揮します。ロウソクのゆらめく火を最大限に楽しめる、キャンドルランタンがラインナップされています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
キャプテンスタッグは、コストパフォーマンスに優れた製品を多く販売している、新潟県の老舗アウトドアブランドです。「鹿番長」の愛称で親しまれており、アウトドア初心者はもちろん、ベテラン勢にも愛用されています。
キャプテンスタッグのランタンは、昔ながらのオイルランタンや、明るいLEDランタンなど幅広い種類がそろい、コストパフォーマンスに優れています。いろいろなタイプから選びやすいので、まずはさまざまなタイプのランタンを使ってみて自分にマッチするものを決めたい、という人におすすめです。
おすすめのランタン19選
おしゃれなランタンを探している人に、おすすめの19選をご紹介します。
デザインと機能を兼ね備えた最先端ランタン
①ロゴス/ゆらめき・クラシコメタルランタン
モバイルバッテリーやパソコンから充電できるUSB充電式でありながら、真鍮製ランタンのようなクラシカルなデザインと、炎のゆらめきを再現する「ゆらめきモード」が搭載されているランタンです。カサを取り外せば周囲一体を、つければ足元を、効率的に照らします。
昔ながらのデザインのランタンがほしいけれど扱いが難しい、そのような悩みを抱えている人に使ってほしい製品です。
②スノーピーク/ギガパワーランタン 天 オート
80W(1,000ルーメン)相当の明るさを確保しながら、コンパクトに収納できるガスランタンです。ガスランタンは大きなサイズが多いなか、ギガパワーランタン天オートはマントルを保護し、必要最小限のガラス枠にすることで、手のひらサイズを実現しています。
コンパクトなシルエットは、ソロテントや小さめのテントサイトに合いやすく、バイクや自転車でも持ち運べるため、少人数でのキャンプに便利なガスランタンです。
③コールマン/2500ノーススターLPガスランタン
1,500ルーメンの明るさでテントサイトを照らす、明るいランタンを探している人におすすめのガスランタンです。ガスランタンはマントルの取り付けに手間がかかるものも多くありますが、この商品はワイヤークリップを使うことでワンタッチで取り付けができます。
シンプルで飽きにくいデザインもポイント。長く愛用できる、テントサイトを照らすメインランタンにぴったりのアイテムです。
④キャプテンスタッグ/ツインライトLEDランタン
アンティーク調で、昔ながらのガスランタンのようなデザインでありながら、光源には最先端のLEDライトを使用したランタンです。カサと本体の2か所にLEDライトが付いたツインライトタイプなので、それぞれをわけて2つのランタンとしても使えます。
また、ガラスにはステンドグラス風のシートが貼られており、夜間にはテント内を雰囲気のある空間へと演出できるでしょう。LEDランタンなので、インテリアとしても使いたいキャンパーは要チェックです。
キャンプに好適な耐久性の高いランタン
⑤コールマン/ルミエールランタン
ガスランタンでありながら、キャンドルランタンのような炎のゆらめきを楽しめるランタンです。キャンドルランタンは風や雨に弱いため、屋外で使いにくいものもありますが、この製品はガスから炎が供給されるので、屋外でも問題なく使用できます。
また、230gのOD缶を用いた場合には28~38時間も連続燃焼し、キャンドルランタンのようにすぐにロウソクを取り替える手間もなく便利です。いつもとは違った雰囲気で食卓を演出したい人におすすすめします。
コールマンのルミエールランタンについて詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
⑥フュアーハンド/ランタン276
耐久性の高い灯油ランタンとして、多くのキャンパーから愛されているフュアーハンドのブロンズ色モデルです。耐腐食性の強い鉄素材が使われているので、雨風を受けても劣化しにくく、長く愛用できる一生もののランタンです。
使い込むほどに味が出てきて、愛着がわくカラーバリエーション。これから一生使えるランタンを探している人や、昔ながらのデザインが好きな人におすすめです。
⑦コールマン/ワンマントルランタン
灯油ランタンよりも低温環境下に強く、安定した明るさでテントサイトを照らすガソリンランタンです。130W相当の明るさは照明としても十分な光量で、夜間でも困ることはないでしょう。
マントル(光源)の装着や着火方法などがオーソドックスなガソリンランタンで、コールマン専用のマントルは、多くのアウトドア専門店の店頭で取り扱っています。ガソリンランタンの使い方を覚えて慣れていきたい人にピッタリです。
⑧キャプテンスタッグ/CSオイルランタン
本体が鉄で作られており頑丈なので、長い間愛用できるオイルランタンです。昔ながらのデザインは飽きることなく使い続けられます。カラーバリエーションはシルバー・ブロンズ・ブラック・レッド・カーキなど豊富で、サイズも大中小の3サイズが展開されています。
本格的なオイルランタンでありながら5,000円以下という価格も魅力的です。リーズナブルにオイルランタンを試してみたい人にイチオシのアイテムです。
インテリアとしても映えるスタイリッシュランタン
⑨ホルムガード/デザイン ウィズ ライト ランタン
ガラス製品で世界的に有名なホルムガード。シンプルでスタイリッシュなデザインのクリアガラス製キャンドルランタンは、どんな部屋にもなじみやすく、落ち着いた空間を演出します。
アロマキャンドルを入れれば、光によるあたたかい雰囲気だけではなく、香りによるリラックス効果も楽しめます。ランタンとしてはもちろん、インテリアとしてもおしゃれなキャンドルランタンを選びたい人におすすめです。
⑩ベアボーンズ/アウトポストランタンLED
ヴィンテージ調のデザインがインテリアとして部屋にマッチするLEDランタンです。ロープのようなLEDライトが使われているので、ホヤを利用したガスランタンに近い暖色になっています。
電源プラグも乾電池も両方使用でき、お部屋からそのままキャンプへ持っていくのも可能。本体は、耐水性と防錆製に優れたスチールが使われていて、雨風にさらされても劣化しにくい仕様です。
屋内でもキャンプをしているかのようなアウトドアムードを演出したい人は要チェックです。
⑪コールマン/メタリックランタン 600
アウトドアでもインテリアでも映えるデザインの、コールマンのメタリックランタン600。明るさは3段階で調整でき、HIGHモードの明るさは600ルーメンあるので、屋外で使ってもテントサイトをしっかりと照らします。
また、ボディ素材には重厚な金属を採用。灯油ランタンやガソリンランタンのような雰囲気もあり、インテリアとして使っても部屋の印象をグッと引き締めるでしょう。明るさとデザイン、どちらも譲れない人はチェックしてみてください。
⑫キャプテンスタッグ/CSキャンドルランタン
本体とカサ部分の鉄に銅メッキされた素材に重厚感があり、インテリアにもピッタリなデザインのキャンドルランタンです。
購入時にキャンドルが1個付属していますが、自分好みのキャンドルやアロマキャンドルに取り替えられます。もちろん、本体が金属製なので耐久性も高く、キャンプへ持って行っても活躍するでしょう。
置いても、吊り下げても使えるのでいろいろな場所で活用できます。寝室にリビングにと、アロマと光でリラックスしたい人にぴったりのランタンです。
持ち運びやすいコンパクトランタン
⑬ジェントス/UN-1R
懐中電灯としても使えるコンパクトサイズの多機能ランタンです。地面に置いた際に倒れないよう支えるビルトインスタンドが設けられているので、手のひらサイズとは思えない安定感です。
充電方法は、本体へ直接充電か充電池へ充電かの2通り。メインランタンとしては、明るさが物足りないかもしれませんが、収納しやすく、充電容量もばっちりです。災害時への備えも兼ねて、キャンプでのサブランタンを探している人は要チェックのアイテムです。
⑭キャプテンスタッグ/NEWグロリア アルミLEDランタン&ライト type2
耐久性の高いアルミニウム合金のボディを使用した、ランタンと懐中電灯の2WAY防水LEDランタンです。カラビナが購入時から付いているので、吊り下げて使いやすく、リュックやバッグに掛けて持ち運べます。
CREE社の高品質なLEDが搭載されているのも特徴。小型ながら70~150ルーメンの明るさなので、小さいテントならあればこれ1つで明るさは十分。ソロキャンプで重宝する商品です。
⑮ロゴス/ミディテントランタン
テントや部屋をあたたかい雰囲気に包む、手のひらサイズの小型LEDランタンです。上部のボタンを押す回数で弱中強の3段階に明るさを調節できる仕組みです。使い方がシンプルなので、子どもも簡単に扱えます。
持ち手にもなるハンドルはガイロープで作られていて、よいアクセントになっています。アウトドアはもちろん、寝室のベッドサイドランタンとしても使いやすいでしょう。気軽に使えるランタンが欲しい人にイチオシです。
⑯キャプテンスタッグ/雷神COBランタン ミニ
4段階に明るさを切り替えられるCOB(チップオンボード)LEDライトを使用した、手のひらサイズの小型ランタンです。最も明るいHIGHモードでは200ルーメンの明るさで周囲を照らすので、テント内であれば細かい作業も可能です。
さらに、2ルーメンの明るさで長時間連続で付けっぱなしにできる常夜灯モードが搭載されています。真っ暗では寝られない人にぜひ使ってほしいLEDランタンです。
エコフレンドリーなランタン
⑰ホルムガード/デザイン ウィズ ライト オイルランタン
ほかのメーカーにはない美しい吹きガラスが炎をカバーし、屋内でも使いやすいキャンドルランタンのようなオイルランタンです。ホルムガードからは、ほかにキャンドルランタンも販売されていますが、こちらはキャンドルランタンよりもランニングコストを抑えられるので、ふだん使いにおすすめです。
シンプルなデザインなので、北欧調の部屋にはもちろん、玄関や庭のポーチライトとしてもよいでしょう。エレガントなデザインをお好みの人におすすめです。
⑱ロゴス/ランタン330
環境にも優しいLEDを光源に使用し、一度充電すれば500時間も使えるエコな防水ランタンです。LEDは眩しすぎるデメリットがありますが、このランタン330は特殊なホヤで光源を包むことで眩しさを抑えています。
明るさは無段階で調節できるため、アウトドアや災害時などできるだけ長く充電をもたせたいときには、必要最低限の明るさにとどめられます。
キャンプでの使用はもちろん、非常時に頼りになる防災用品としてランタンを探している人の有力候補となる商品です。
⑲コールマン/バッテリーガードLEDランタン 600
消灯中の過放電を防ぐバッテリーガードが搭載されており、バッテリーの寿命が25%延長された環境に優しい大容量のLEDランタンです。ふだんのキャンプで明るさを確保するために使うことはもちろん、防災用として備蓄しておくのもよいでしょう。
光の色は眩しすぎない控えめな暖色。狭いテント内でも使いやすく、寝室のインテリアとして使うのも快適です。できるだけ電池交換の頻度を少なくしたい、災害用に使えるランタンがほしいという人はぜひ、検討してみてください。
ランタンに関連するアイテム
ランタンをより快適に使用できるようにする関連アイテムを3つご紹介します。
ランタンスタンド
ランタンスタンドは、ランタンをぶら下げておくためのアイテムで、高い位置から広範囲を効率的に照らせます。ランタンの多くは吊り下げ用の取っ手が付いているので、ランタンスタンドはあると便利なアイテムといえるでしょう。
ランタンスタンドにはさまざまなタイプがありますが、アルミニウム合金製のものは軽量かつ耐久性が高いので、雨風にさらされるアウトドアには好適です。
ランタンケース
ランタンケースは、ガラス風防の部分が割れやすいランタンを、割れないように持ち運ぶためのアイテムです。ランタンの多くにはガラス製の風防がセットされていて、移動時の衝撃で割れるリスクがあります。
ランタンケースを使えばそのような事故を防げるので、移動する機会があるなら、ぜひ1つ持っておきましょう。衝撃を吸収するクッション材の入ったものがおすすめです。
風防
風防は、ランタンの炎を風の影響から守るためのアイテムです。ほとんどのランタンは風にも強い仕様になっていますが、強風時にはそれでも炎が消えてしまうことがあります。そのようなときに外側を風防で覆えば、強風時でも炎が消えずに済むでしょう。
ランタンに使う風防は、ランタン専用のものが使いやすくておすすめです。
ランタンを使う際の注意点
ランタンは火を扱うものも多く、取り扱いにはいくつかの注意点があります。とくに以下の3つの点に注意しましょう。
燃料が漏れないようにする
灯油ランタンやガソリンランタンなどの液体燃料を使用するランタンの場合、燃料が漏れることのないように注意してください。ランタンに燃料を入れたまま持ち運べるものであっても、キャップがしっかりと閉まっているかどうかを確認しましょう。
また、別容器に入れ替えて持ち運ぶときにも、きちんと密閉できる専用の容器を使用しましょう。
落下しないようにする
ランタンは風防にガラスが使われているものも多く、落とすと割れる危険性があります。割れると使えなくなるだけではなく、破片でケガをするおそれもあります。設置するときは、できるだけ落とさないように配慮が必要です。
ランタンスタンドに吊り下げて使う場合には、きちんと吊り下げられているのか確実にチェックするようにしてください。
やけどしないようにする
ランタンは使用中に本体が高温になっており、誤って触れるとやけどをします。とくに子どもがいるときは、近くに寄らないこと、絶対に触ってはいけないことを指導するようにしましょう。
万が一触ってしまった場合は、患部を水道の流水で冷やし、症状がひどい場合は病院へ行くようにしてください。
SDGsを考慮したランタン
SDGsの観点を意識した製品が増えるなか、キャンプ道具も例外ではありません。環境に優しい素材で作られたものや、ゴミとなっても自然分解するものなど、自然のなかに身を置くキャンプだからこそ、SDGsの観点を大切にしたいものです。
ランタンにもSDGsを考慮した製品が増えてきていて、その代表がソーラーランタンです。ソーラーランタンは、明るい時間帯に蓄電したエネルギーを使って夜間に発光するランタンで、オイルやガスなどのエネルギーを使用しないのが特徴です。
捨てられてしまうと環境に大きな悪影響を及ぼす「乾電池」がないので、持続可能な環境を維持しながらアウトドアを楽しめます。
簡単にトライできるSDGsを意識したキャンプについては、以下の記事を参考にしてみてください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。