寒い冬のライドでは、お腹まわりを温めるウエストウォーマーが効果的です。体の中心部をカバーすることで快適に走れます。今回は、ロードバイク用ウエストウォーマーを紹介します。メリットや選び方を知って、自分に合ったアイテムを見つけましょう。
ロードバイクでウエストウォーマーを使うメリットは2つ
冬のサイクリングでは、防寒対策が欠かせません。ロードバイク用ウエストウォーマーのメリットを2つ紹介します。
①手軽に体温調節できる
トイレ休憩などの短い時間でもすばやく着脱でき、いつでも手軽に体温調節できます。着用している衣類を脱ぐ必要がないので、着替え場所に困ることがありません。
②コンパクトに持ち運べる
厚手の上着やジャージより、コンパクトで持ち歩きやすいのが魅力です。小さく畳めば、ポケットや自転車用バッグに収納することもできます。サッと取り出せるサイズなので、使い勝手もよく重宝するでしょう。
ロードバイク用ウエストウォーマーを選ぶポイント2つ
ロードバイク用のウエストウォーマーを選ぶ際は、以下2つのポイントをチェックしてみましょう。
①装着方法で選ぶ
装着方法は主に2種類です。お腹に巻き付けてマジックテープで固定する「ベルクロタイプ」と、腹巻きのように装着する「筒状タイプ」があります。
素早く手軽に着脱したいならベルクロタイプ、体に密着させたいなら筒状タイプがおすすめです。ただし、筒状タイプは脚を通さないと着脱できないので、少し手間がかかります。
②機能性で選ぶ
より快適に着用できるよう工夫された、機能性のある製品を選ぶのもよいでしょう。
たとえば、前面にポケットが付いているタイプなら、使い捨てカイロを入れられます。裏起毛素材は、肌ざわりが柔らかで保温性も期待できます。極寒の屋外を走るときは、心強い味方になってくれるでしょう。
冬のロードバイクの服装に関してより詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください!
ロードバイク向け!ウエストウォーマーおすすめ4選
冬のロードバイクに最適なウエストウォーマーを4つ紹介します。
着脱がスムーズ/PEARL iZUMi(パールイズミ)「ウエスト ウォーマ」
お腹に巻き付け、後ろで固定するベルクロタイプのウエストウォーマーです。前面には、使い捨てカイロを入れるのに便利なポケット付き。ポケッタブル仕様になっており、コンパクトに持ち運べます。
自転車用ウェアを専門に取り扱うブランドのアイテムなので、初めてウェストウォーマーを使う人にもおすすめです。
暑くなったら取り外して、ジャージのポケットに入れて持ち歩けるのが魅力。ウエストウォーマーの効果を試してみたい人に、ぜひチェックしてほしい商品です。
装着方法 | ベルクロタイプ |
ウエストサイズ | 67~90cm |
高い保温効果が期待できる/ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)「ストームガード」
表には防風素材と中綿を採用し、裏には起毛素材が使われています。保温力が抜群なので、バイクだけでなく、ロードバイク乗りにも最適です。腰を曲げてもしっかりお腹をカバーしてくれます。
気温が低い真冬のライドにも耐えられる、防寒性・保温力を求めている人は要チェック。なかなか自分に合うサイズが見つからない人にも向いています。
装着方法 | ベルクロタイプ |
ウエストサイズ | 60~115cm |
お腹まわりの広範囲をカバー/MIZUNO(ミズノ)「デラックスウォームウエストウォーマー(腹巻)」
水分を吸収して発熱保温する「ブレスサーモ」素材が使われています。胴体を覆う幅広のデザインにより、お腹と腰をしっかりカバーして保温できるのがポイントです。前面には、使い捨てカイロが入るポケット付きで、機能性もばっちりです。
ロードバイク専用に作られた商品ではありませんが、冬の屋外で体を動かすシーンでは、十分効果を実感できるでしょう。
着脱のしやすさよりも、保温力を重視したい人に最適。日常的に使いやすいデザインもGOODです。
装着方法 | 筒状タイプ |
ウエストサイズ | 75~90cm |
フィット感が抜群のストレッチ素材/GUNZE(グンゼ)「ホットマジック 腹巻き(ウエストウォーマー)」
裏起毛で暖かく、ムレにくいのが特徴です。縦横に伸びるスーパーストレッチのおかげで、強い締め付け感がありません。常に前傾姿勢の長時間サイクリングでも、快適に着用できます。
サイズ展開は、M・L・LLの3種類です。自分の体型に合ったサイズを選べるのがうれしいところ。しっかりしたフィット感と、体になじむような付け心地を求める人に向いています。
装着方法 | 筒状タイプ |
ウエストサイズ | 76~104cm(M・L・LLの3サイズ展開) |
ロードバイク用ウエストウォーマーを探すときのポイント
ウエストウォーマーは、自転車用の防寒対策グッズのなかでも、マイナーなアイテムです。現物を取りそろえているショップは少ないでしょう。購入を検討しているなら、オンラインショップがおすすめです。
ただし、素材やサイズ感を手に取って確認できないため、商品レビューを参考にしたり、自身のボディサイズを調べたりと、事前によく調べておくとよいでしょう。
また、胴体の保温は冬用のインナーやベスト、ジャケットなど、ほかのアイテムで代用できます。手持ちのウェアを活用することも検討してみてください。
ウエストウォーマーは、冬のロードバイク走行に便利なアイテムです。お腹まわりを冷たい風から守り、体の中心部をしっかり保温できます。体温の低下を防げるので、寒くても快適に走れるでしょう。ジャージの裾から入る隙間風を、シャットアウトする効果も期待できます。とくに、お腹まわりに生地がないビブショーツやビブタイツで走る人にはぴったりです。ウエストウォーマーを活用して、真冬のライドを楽しみましょう!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。