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今年の冬は、寒気の南下が弱く、平年より気温が高い地域が増えそうです。とはいえ朝晩は冷えるため、キャンプで体調を崩さないよう注意が必要です。今回は、気温が高い今年の重ね着のコツや、おすすめアイテムを紹介します。冬にキャンプをする人は必見です。

 

気温の高い今年は重ね着がおすすめ

秋冬キャンプ 重ね着

重ね着は、気温が高めの冬キャンプにぴったりな服装です。暖かい気候とはいえ、1日中、屋外で過ごすキャンプシーンでは、気温の変化に対応できるよう着脱しやすい服装がおすすめです。

たとえば、昼間の気温に合わせた服装の場合、朝晩の冷え込みに耐えられなくなります。逆に夜の寒さに備えて厚着をすると、日中に汗をかいて夕方以降、一気に体が冷えてしまう可能性があります。

暑くなったら脱ぎ、寒くなったら着るなどと、体温調節を簡単にできる重ね着で、キャンプ中も快適に過ごしましょう。

 

冬キャンプで使える重ね着のコツ

秋冬キャンプ 重ね着

ここではキャンプシーンで使える、重ね着のコツを4つ紹介します。

  • ベースレイヤーは吸湿速乾性タイプを選ぶ
  • ミドルレイヤーは前開きタイプを選ぶ
  • アウターはベストなど袖のないものを選ぶ
  • 寒暖差に対応しやすい小物を選ぶ

ひとつずつ説明しますので、参考にしてください。

①ベースレイヤーは吸湿速乾性タイプを選ぶ

一番下に着用するベースレイヤーは、吸湿速乾性が高い化学繊維がおすすめです。汗をかいてもムレにくく、重ね着をしても快適に過ごせます。とくに、昼間の気温が高いときや、汗をかきやすい人に最適です。

また、寒がりな人には、保温性が高く汗冷えしにくいメリノウール素材がよいでしょう。朝晩の寒暖差にも備えられ、体温を保つ効果も見込めます。

②ミドルレイヤーは前開きタイプを選ぶ

ミドルレイヤーとは、ベースレイヤーの上に着るウェアのことです。アウターと組み合わせることで体温を閉じ込め、寒さから保護する役割を担います。

保温性に優れたフリースなどが一般的ですが、気温が高めの冬には、シャツやジップアップパーカーなどがよいでしょう。風をとおせる前開きタイプだと、着脱がスムーズで温度調節がしやすくなります。

③アウターはベストなど袖のないものを選ぶ

秋冬キャンプ 重ね着 width=

キャンプでは、袖のないベスト型のアウターが重宝します。日中はアウターとして、夜はミドルレイヤーとしても大活躍。腕を動かしやすいので、テントの設営など動き回るシーンで邪魔になりません。

通気性と保温性のバランスがよく、暑すぎたり肌寒かったりと、安定しない気温のときでも快適に過ごせるでしょう。

④寒暖差に対応しやすい小物を選ぶ

朝晩の急な冷え込みに備えるため、帽子・手袋・マフラーなどの防寒小物も忘れずに用意しましょう。体の末端部分である頭や首、手足を保温するのに役立ちます。

また、1日中、同じ靴下を履いていると、ムレが内部にこもり汗冷えする可能性があります。冷え込む時間になったら別の靴下に履き替えるのがベストです。足先からの冷えを防ぐことで、寒暖差のあるキャンプでも快適に過ごせます。

冬キャンプにおすすめの発熱性インナーについては、こちらの記事もご覧ください。

冬キャンプ 発熱性インナー
冬キャンプ用の発熱性インナー3種類のアイテムを紹介

キャンプで活躍!重ね着におすすめのウェア・アイテム

秋冬キャンプ 重ね着

キャンプで活躍する、重ね着に便利なアイテムや小物を紹介します。

mont-bell(モンベル)ジオライン L.W. ラウンドネックシャツ

軽量で速乾性に優れた、薄手のインナーです。伸縮性があるため、テント設営などのシーンでも、スムーズに動けます。独自の繊維により、体温を逃がさず温かさをキープできるのがポイントです。

汗をかいてもニオイがしにくいのもGOOD!季節を問わず活用できて、重ね着にもぴったりのアイテムです。

mont-bell ジオラインL.W. ラウンドネックシャツ
mont-bell ジオラインL.W. ラウンドネックシャツ

CHUMS(チャムス)キーストーンフルジップパーカー

Tシャツより暖かく、スウェットより軽い着心地が特徴的。とくに暑い日中に適しており、コットン100%の裏毛仕様で肌触りもよいでしょう。シンプルなデザインなので、幅広いアイテムとあわやすいのもうれしいところ。

コンパクトになるため、手軽に持ち運びやすいアイテムです。

[チャムス] メンズ キーストーン フルジップパーカー
[チャムス] メンズ キーストーン フルジップパーカー

patagonia(パタゴニア)レトロパイルベスト

暖かく、着心地のよいフリースベストです。ジッパー式のポケットが付いているので、貴重品を収納しながら作業ができます。パーカーの上に羽織っても脇部分の締め付けが少なく、スムーズに腕を動かせるのもポイントです。

流行に左右されないデザインのベストは、1着あると重宝するでしょう。

[パタゴニア] フリース  レトロ パイル ベスト
[パタゴニア] フリース  レトロ パイル ベスト

CHUMS(チャムス)キャンピング ボア ロシアンキャップ

ボアフリース素材を使用した、保温性の高いキャップです。とくに寒さを感じやすい耳をカバーできる耳当て付き。朝晩の冷え込みにぴったりのアイテムです。

また、表地はコットンとナイロンの混合で、摩擦にも強く、使うほどに味が出てくるのが特徴です。日中は耳当てを上にあげて、寒くなってきたら下げるなど、外気温にあわせて、着こなしを楽しみたい人に向いているでしょう。

[チャムス] Russian Cap
[チャムス] Russian Cap

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)レッドランプロネックゲイター

ネックウォーマーは、首元を保温できる手軽な防寒グッズです。断熱性のある素材が中綿に入っており、首周りをしっかりと温めてくれます。フリーサイズですが、アジャスターで簡単にフィット感の調節が可能です。

普段使いしやすいデザインなので、カップルやファミリーで共用するのもよいでしょう。

[ザノースフェイス]  レッドランプロ ネックゲイター
[ザノースフェイス]  レッドランプロ ネックゲイター

VAXPOT(バックスポット)アウトドアソックス VA-8254

汗ムレの軽減を期待できる、登山用のソックスです。ソックス内の湿気を外に逃がすため、汗をかきやすいキャンプシーンに向いています。左右専用設計は、疲労の軽減にも役立つでしょう。

テント張りや薪拾いなど、アクティブに動き回る人におすすめです。

VAXPOT  アウトドアソックス
VAXPOT  アウトドアソックス

 

秋冬キャンプでは、寒暖差に対応できる服装が必須です。重ね着をするときは、ジッパーやボタン付きなど、着脱しやすい服装を心がけるとよいでしょう。帽子やキャップ、ネックゲイターなどの小物アイテムも、体を温めるのに役立ちます。なお、キャンプでは、なるべく体の動きを邪魔しないアイテムをチョイスしましょう。ベース・ミドル・アウターの重ね着を基本に、暖かい小物も活用しながら、快適なキャンプを楽しんでください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。