サイクリングで荷物を持ち運ぶのに便利なサドルバッグ。荷物の量・走る距離・走行時間などに合わせ、適切な容量を選ぶのがポイントです。今回は、サドルバッグを選ぶ際のポイントと、おすすめの商品を5つ紹介。購入を検討している人は、参考にしてください。
サドルバッグを選ぶ際の3つのポイント
サドルバッグを選ぶときには、3つのポイントをチェックしましょう。
①収納したい荷物に適した容量を選ぶ
サドルバッグを選ぶ際は、なかに入れる荷物の量に合わせた容量を選ぶのがポイント。サドルバッグは、小型〜大型とさまざまな容量があります。
日中に終わる20〜60kmほどのライドなら、荷物が少ないので小型サイズがよいでしょう。定められた長距離のルートを制限時間内に走るブルベ、ロングライド、宿泊を伴う場合は、荷物が増えるので大容量サイズがおすすめです。
②防水機能がついているものを選ぶ
サドルバッグを選ぶ際は、防水機能つきのものを選ぶのがポイントです。雨が降っても中身が濡れにくいのがメリット。急な天候の変化に見舞われやすい長距離を走る場合はとくに、重視してほしいポイントです。
③サドルバッグの固定方法で選ぶ
サドルバッグの固定方法は主に2種類です。重視するポイントにあわせて選びましょう。
ベルクロベルト式|取り付けやすさ重視なら
できるだけ簡単に取り付けたい人は、ベルクロベルト式に注目。工具不要のため、慣れていない人でも手間なく取り付けられます。
ベルクロベルトとマジックテープ(面ファスナー)を使用して、サドルのレールとシートポストに固定する方法です。また、大半のサドルに装着できるというメリットもあります。
アタッチメント式|持ち運びやすさ重視なら
旅先などで気軽に持ち運びたいなら、アタッチメント式をチョイス。専用のアタッチメントをサドルのレールに取り付けて、サドルバッグを固定する方法です。
サドルバッグを簡単に着脱できるため、旅行などに適しているでしょう。ただし、サドルによってはアタッチメントが装着できない場合があるため、事前に確認してください。
大容量のサドルバッグのおすすめ3選
長距離のサイクリングに向いている、大容量のサドルバッグを3つ紹介します。
①TOPEAK(トピーク)/「バックローダー 6L」
撥水性が高いサドルバッグ本体に、ウォータープルーフのインナーバッグが付いている商品です。雨具や防寒具などの荷物を持ち運ぶようなロングライドに適しています。
10L・15Lのサイズもあるので、宿泊を伴うライドの際には、さらに大容量のものを選ぶとよいでしょう。
撥水性の高い素材で、雨だけでなく泥汚れからも荷物を守ります。ロングライドをする機会が多く、急な降雨に対応できる商品を探している人に好適です。
➁ORTLIEB(オルトリーブ)/「シートパック 11L」
内部の側面に補強材が入っており、揺れにくい構造のサドルバッグです。エア抜きバルブがついているため、荷物の量に合わせて、丸めてすっきりとした形状にできるのも魅力。
防水性が高いうえ、丈夫な生地を使用しています。天候を問わず、ハードなライドをしたい人に向いているでしょう。
➂OSTRICH(オーストリッチ)/「スマートイージーパック」
シートポストが低い自転車にも取り付けやすい、大容量のサドルバッグです。インナーバッグ付きなので、サドルバッグの中身だけを持ち歩けます。駐輪時に荷物を気にしなくてすむでしょう。
上部にはゴムが付いているため、ウインドブレーカーなどをとめられます。さらに、輪行袋を固定するためのベルトもあるのが魅力。
コンパクトなデザインのため、シートポストが低い自転車に乗っている人にぴったりです。
小型のサドルバッグのおすすめ2選
ウインドブレーカーやチューブ、鍵など最低限の荷物を入れるのであれば、小型のサドルバッグがベター。おすすめの2商品を紹介するので、参考にしてください。
➀TOPEAK(トピーク)/「エアロ ウェッジ パック(ストラップ マウント) Mサイズ」
サドルの下からはみ出さず、邪魔になりにくい小型のサドルバッグです。サドルのレールにストラップを通して固定するため、ほとんどのサドルに取り付けられます。反射テープがついているうえ、リアライトをサドルバッグに装着できる構造になっています。
また、荷物が脱落しにくい縦開き型が大きな特徴。最低限のものを携帯できるサドルバッグがほしい人にぴったりです。
②mont-bell(モンベル)/「ドライ サドルバッグ S」
軽量で、高い防水性のある小型のサドルバッグです。専用のアタッチメントをサドルのレールに取り付けるため、取り外しが簡単。開口部はロールアップ式なので、気密性が高いといえます。工具類など、濡らしたくない荷物の携行におすすめです。
天候を問わず、スピーディーにロードバイクを楽しみたい人は、ぜひ検討してみてください。
近距離〜遠距離のサイクリングで幅広く活躍するサドルバッグ。荷物が携行できるサドルバッグがあれば、ライドの幅が大きく広がります。また、万が一のトラブルに対応できるような、最低限の工具やチューブ類などは、自分で持ち歩きたいもの。愛用している自転車に合わせたカラーや形状を探してみるのも楽しみのひとつです。お気に入りのサドルバッグを自転車に取り付け、サイクリングを楽しんでください。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。