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スピーディに登山道を歩くファストハイク。トレッキングポールがあれば、軽快な足取りをサポートし、転倒のリスクを回避する効果が期待できます。今回は、ファストハイクにおすすめのトレッキングポールを5つ紹介。選ぶコツもあるので、要チェックですよ。

トレッキングポールをつかうメリット

ファストハイク トレッキングポール

ファストハイクで、トレッキングポールをつかうメリットは、おもに3つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

体への負担を軽減する

トレッキングポールには、足腰にかかる負担を軽減する役割があります。とくに段差や下りでは、ザックの重量・自分の体が重く感じられるもの。トレッキングポールをつかえば、着地するときの衝撃を分散できるでしょう。

安定して歩ける

長時間の歩行では、疲労が蓄積しがち。下山時に集中力が切れて、ケガや転倒した経験がある方もいるでしょう。トレッキングポールがあれば、バランスを崩したときにすぐ体を支えられるため、リスクを回避する手助けとなりますよ。

推進力を得られる

ファストハイク中は、足場の悪いガレ場を歩いたり、傾斜を登ったりするコースもありますよね。そんなときには、上半身の力を利用できるトレッキングポールが重宝します。歩行の推進力を、サポートするのに役立つでしょう。

ファストハイク用トレッキングポールを選ぶポイント

ファストハイク トレッキングポール

ファストハイク用のトレッキングポールを選ぶポイントは3つ。注目すべき特徴を紹介します。

コンパクトに収納できる

素早くコンパクトに収納できるタイプが重宝します。たとえば、折りたたみ式なら、ザックに入れて持ち運びしやすいですよね。ただし、長さ調節できないモデルもあるので要注意。折りたたみ機能の有無を、事前にしっかりチェックしましょう。

軽い素材をつかっている

腕に負担がかかりにくいのは、軽い素材のトレッキングポール。ファストハイクは、ハイスピードで長距離を歩行するため、軽量化されたカーボン素材がベストです。購入する際は、忘れずに重量を確認しましょう。

長さが調節できる

伸縮性のあるトレッキングポールは、身長に合わせて長さ調節できるのが魅力。「テレスコーピング式」とも呼ばれています。登りや下りなどコース状況によって、長さを変更できるのが便利!

なお、折りたたみ式よりコンパクトさに欠けるものの、耐久性は申し分なしです。

ファストハイクにおすすめのトレッキングポール5選

ファストハイク トレッキングポール

ファストハイクにおすすめのトレッキングポールを5つ紹介します。重量や収納サイズもありますので、参考にしてくださいね。

①Black Diamond(ブラックダイアモンド)「ディスタンスカーボンZ」

超軽量のトレッキングポールです。軽さを追求したカーボンファイバーを採用しており、ペア重量は、120cmタイプでわずか300g未満。折りたたみ式なので、不要なときはザックに入れて、スマートに収納できるところもイチオシです。

また、汗をかきやすいグリップ部分には、通気性と吸収性に優れたEVAフォームを使用しています。長時間の歩行でもベタつかず、快適さが持続するでしょう。

トレランやハイキング専用に作られたトレッキングポールなので、検討する価値ありですよ。

ペア重量 110cm:276g
115cm:284g
120cm:292g
125cm:300g
130cm:308g
収納時サイズ 約33~44cm
長さ調節 不可
素材 カーボン
Black Diamond ディスタンスカーボンZ
Black Diamond ディスタンスカーボンZ

②SINANO(シナノ)「フォールダーTWIST 115」

耐久性と軽さを兼ね備えたアイテム。多重構造のカーボンシートにより、抜群の強度が魅力です。折りたたみ式の弱点ともいえる、破損しやすいイメージがガラリと変わりますよ。

なお、ポール1本分の重量は約228g。ストラップまで軽量化されている、ウルトラライトなトレッキングポールです。

老舗の国産メーカーが手掛ける商品は、ファストハイクの相棒として、有力候補となるでしょう。

ペア重量 約456g
収納時サイズ 36cm
長さ調節 可(使用サイズ:100~115cm)
素材 カーボン
SINANO フォールダーTWIST 115
SINANO フォールダーTWIST 115

③LEKI(レキ)「ブラックシリーズ FX カーボン」

長時間の歩行でも、疲れにくいグリップが特徴です。リアルコルク加工が施されており、適度なクッション性と、握りやすく滑りにくいところがメリット。汗ばむ季節は、とくに快適さを実感できますよ。

また、グリップポールを引き上げるだけで、スピーディに連結・固定・解除ができる機能性もポイント。歩行中でもレバー操作により、スムーズに長さを微調整できる点も申し分ないでしょう。

手になじむトレッキングポールを探している方にとっては、満足感を得られる1本になるかもしれません。

ペア重量 約456g
収納時サイズ 40cm
長さ調節 可(使用サイズ:110~130cm)
素材 カーボン
LEKI ブラックシリーズ FX カーボン
LEKI ブラックシリーズ FX カーボン

④northerncountry(ノーザンカントリー)「トレッキングポール カーボン TR-3001」

コスパに優れたトレッキングポールを探している方に、おすすめのアイテム。3種類のキャップ(ラバーキャップ・ノルディックキャップ・バスケット)が付属していながら、手に入れやすい価格がうれしいですね。

また、シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力。トレッキングやハイキングはもちろん、日常のウォーキングまで幅広く活躍するでしょう。

ペア重量 約390g
収納時サイズ 61cm
長さ調節 可(使用サイズ:100~125cm)
素材 カーボン・グラスファイバー
northerncountry トレッキングポール カーボン TR-3001
northerncountry トレッキングポール カーボン TR-3001

⑤KIZAKI(キザキ)「キザキ トレッキング ポール KTAE-1001C」

カメラの取り付けが可能なトレッキングポールです。ファストハイク中に、よく撮影する方には重宝する機能ですよ。カーボン素材をつかっているため、1本約200gという軽さもポイントです。

なお、こちらの商品は2本セットではなく、1本ごとの販売となります。お試しでトレッキングポールをつかってみたい方に、ぴったりの商品といえるでしょう。

重量(1本) 約200g
収納時サイズ 約59cm
長さ調節 可(使用サイズ:98~130cm)
素材 可(使用サイズ:98~130cm)
KIZAKI キザキ トレッキング ポール KTAE-1001C
KIZAKI キザキ トレッキング ポール KTAE-1001C

 
はじめてのトレッキングポール選びに悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてください。
トレッキングポール最初の1本は断然折りたたみ!おすすめポイントを徹底解説

ファストハイクでトレッキングポールをつかうと、軽快な1歩を踏み出すのに役立ちます。歩行をあと押しするサポートとなるでしょう。また、バランスを崩したときの転倒予防になることも。選ぶコツは、軽量・コンパクト・伸縮性の3つに注目することです。不要なときはコンパクトに収納できて、状況にあわせて長さ調節できる機能も大切ですよ。この記事を参考に、心強い相棒となるトレッキングポールを見つけましょう!

ライター

Greenfield編集部

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