SUP用の電動ポンプの種類は3つ
電動ポンプの種類は、大きく分けて3つです。給電方法が異なるため、使う場所やシチュエーションによって選ぶのがベスト。タイプごとに特徴を紹介しますので、参考にしてくださいね。
①シガーライターのソケットから給電するタイプ
車でSUPに行くなら、シガーライターから給電するタイプがおすすめ。ソケットに差し込めば、SUPボードに自動で空気を入れられます。
充電して使うバッテリータイプと異なり、電池切れの心配もありません。車でSUPに出かける人は、車内に常備しておくとよいでしょう。
②充電して使うバッテリータイプ
充電式の電動ポンプは、コードレスで使えるのが魅力。コンパクトで、持ち運びしやすいところがGOODです。とくに、駐車場が狭くて、SUPボードを広げられないときに便利!電動ポンプとSUPボードを、広い場所まで移動して空気を入れられます。
ほかにもキャンプ場など、給電する場所が近くにないシーンでは、バッテリータイプの電動ポンプがイチオシですよ。
③コンセントから給電するタイプ
コンセントタイプは、差し込み口があれば手軽に使えます。充電切れの心配がないところがうれしいですね。電源を直接とれるので、使用感もパワフル。事前に充電する手間が省けるところも、大きなメリットといえるでしょう。
SUP向けの電動ポンプを選ぶポイント
SUP用の電動ポンプを選ぶポイントは、4つあります。
- SUP対応の空気圧を確認する
- アダプターの形状をチェックする
- 自動停止機能の有無を確認する
- 使用時の音量をチェックする
注意点とあわせて説明しますので、チェックしてみましょう。
SUP対応の空気圧を確認する
まずは、SUPボードの最大空気圧(PSI)を確認してください。メーカーにより数値は少し異なりますが、一般的な数値は10〜13PSIです。電動ポンプを選ぶときは、ボードの最大圧力数まで対応しているものを選びましょう。
もし、ボードの空気圧よりも低いタイプを選んでしまうと、推奨圧力になるまで手動で空気を入れなくてはなりません。
アダプターの形状をチェックする
SUPボードのバルブに取り付ける、アダプターとの相性も要チェック。バルブの形状には、国際的な統一規格がないため、自分のSUPにあうアダプターかどうか、念のため確認してくださいね。
なお、メーカーごとに違いますが、電動ポンプには、4〜5種類くらいのアダプターが付属しています。
自動停止機能の有無を確認する
自動停止機能は、空気の入れ過ぎを防ぐ便利な機能です。最適な空気圧になったら自動で止まるため、空気を入れすぎて、SUPボードが破裂するリスクを避けられます。
SUPを準備している間に、着替えをしたり入水する準備をしたりと、時間を有効に使えるのがうれしいですね。
使用時の音量をチェックする
注意しなくてはならないのが、空気を入れるとき・抜くときのモーター音。早朝や夜の使用は避け、もし使う場合は、周囲への配慮も忘れないでください。
なお、電動ポンプのなかには、静音仕様のタイプもあります。なるべく音が小さい電動ポンプを探している人は、事前に確認してみましょう。
SUPボードの保管やメンテナンスについては、下記の記事もぜひご覧ください。
その保管で大丈夫?長持ちさせるためのSUPインフレボードの取り扱いと保管方法
SUP用おすすめ電動ポンプ3選
ここからは、SUP用のおすすめ電動ポンプを3つ紹介します。
①アウトドアマスター(OUTDOORMASTER)「電動エアポンプ SHARK」
車のシガーライターソケットに、差し込んで使用するタイプ。空気の入れ過ぎを防止できる、自動停止機能を搭載しています。また、ポンプ内部の故障を防ぐため、一定の温度を超えると、自動で電源がオフになるのがポイントです。
最大圧力は、20PSIまでで、4種類のアダプター付き。空気入れ・空気抜きの両方に対応しているので、SUPの準備や後片付けがスムーズですね。
②ワウシー(WOWSEA)「電動エアポンプ」
車のシガーライターに差し込み、ボタンを押すだけで空気を入れられます。最大圧力は、20PSIまでとなっており、大きめのSUPボードにも対応。重量は、約1.6kgと軽量なので、持ち運びにも便利です。
また、設定した圧力まで達すると、自動停止機能が作動するため、空気の入れ過ぎも防げますよ。SUPだけでなく、エアプールや浮き輪など、ほかのアクティビティにも活用できるでしょう。
③エアバンク(AIRBANK)「SUP電動ポンプ」
7500mAhのバッテリーを搭載している、充電式の電動ポンプです。コンセントにつなげると、約2.5時間でポンプ本体のフル充電が完了。万が一、充電を忘れても、シガーソケットで20分ほど充電すれば、SUP1台分の空気入れが可能です。
また、1台のSUPを膨らませる時間は、約8分と短時間なのも魅力。USBポートがあるので、携帯電話の充電もできます。コードレスタイプは、電源がとれないような海岸やキャンプ場など、アウトドアシーンで活躍すること間違いなしですね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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