リサイクルカーボンファイバーペグ「リ カーボンペグ (名栗)」はカーボンファイバーと「芳香族(ほうこうぞく)ナイロン樹脂」を掛け合わせることで、軽量かつ強度と耐久性、耐熱性を備えたペグです。

軽く、強く、錆びずに長持ち。キャンプギアの新提案「カーボンファイバー」素材の製品づく

リ カーボンペグ (名栗)

航空宇宙産業、自動車産業、スポーツ用品のほか、さまざまな分野で重要性が高まる注目素材「カーボンファイバー(炭素繊維)」。
軽量性や耐久性を求めるアウトドア製品への応用に注目し、弊社と同じく京都に社を構える日本ポリマー産業株式会社の協力を得て、業界先駆けとなる本ペグの製品化に至りました。
決してメインギアではないけれども、キャンプの必須アイテムであるペグの新素材化により、持ち運びをラクに、メンテナンスの負担を軽減し、安心して使える快適なアウトドアライフの提案を目指しました。

軽さは一般的な鍛造ペグの約5分の1

リ カーボンペグ (名栗)

重量は1本あたり37g。
一般的な30cmの鍛造ペグがおよそ200g程度であることから、6本(セット内容本数)を持ち運ぶ場合、約1kgも軽減させることができます。
キャンプのUL(ウルトラライト)化を目指したい方におすすめです。

地面にしっかりと打ち込める強度と形状

リ カーボンペグ (名栗)

芝や土の地面での使用に適しており、深く打ち込むことができる強度があります。
全長30cm、ヘッド部分は1.3cmの角型、軸部分は1×0.9cmの楕円形仕様で、大型テントやタープなどオールマイティに使用が可能。
軸は楕円形になっているため、土の中で動きにくく、抜く際には左右に回すと穴が拡張して抜けやすくなります。

リ カーボンペグ (名栗)

リ カーボンペグ (名栗)

また、芝や土の地面に適している一方で、石の多い河原や地中に石が埋まっているような地面には入りにくいことがあります。ペグ打ちの際に地中にある石などの硬いものに当たった場合は、無理に打ち込むと先端が破損する可能性があるため、避けて打ってください。
ただ、もし先端が欠けた場合でも、紙やすり等で削って先端を尖らせると簡単に復活させることができます。

水にも熱にも強い。錆びない素材でメンテナンスがラクラク

リ カーボンペグ (名栗)

金属と違い、錆びる心配がないので使用後のメンテナンスがラクに。
芳香族ナイロン樹脂は吸水性が少なく、かつ耐薬品性がある素材のため、土の中の水分や酸、アルカリ性等による劣化がしにくく、長く使い続けることができます。
また、耐熱性もあります。

自由度と機能性の高いデザイン

リ カーボンペグ (名栗)

プラスチックの成形工法である射出成形技術を活かして、意匠や機能性を付加したデザインに。
アウトドア製品と親和性の高い「名栗加工」の模様をヘッド部分に施し、握りやすさや滑りにくさの機能性を保持しながら、個性が光る1本となりました。
また、製造段階の工夫により作り出される独特のまだら模様はすべてが1点モノ。傷や汚れが目立ちにくいことも特徴です。

アイデア次第で使い方さまざま

リ カーボンペグ (名栗)

地面から出るヘッド部分に小さなライトを引っ掛けて足元を照らしたり、蚊取り線香を引っ掛けたりするなど、アイデア次第で多様な使い方ができます。

100%リサイクル素材を採用

リ カーボンペグ (名栗)

カーボンファイバー、芳香族ナイロン樹脂ともに、工程端材などの本来廃棄されるものを再利用したリサイクル素材を使用しています。

リ カーボンペグ (名栗)

リ カーボンペグ (名栗)

・サイズ:W300 × D30 × H13 mm / 〈ヘッド部分〉30×13mmの角型 /〈軸〉楕円10×9mmの楕円型
・1本あたりの重さ:37g(6本セット222g)
・材質:リサイクルカーボンファイバー 40% 、 リサイクル芳香族ナイロン樹脂 60%
・カラー:チャコールブラック
・価格:〈1箱6本入り〉3,960円(税込)/〈バラ〉660円(税込)

<耐久性について>
第三者試験機関にて「3点曲げ試験」「圧縮試験」を実施いたしました。
・3点曲げ試験
支点間距離10cmに設置した治具上のペグ中央部に、毎分10mmの速さで力を加え、変形等が認められるときの最大荷重を測定。
結果:最大荷重 922N
・圧縮試験
垂直に設置したペグに、当て板により毎分10mmの速さで力を加え、変形等が認められる時の最大荷重を測定。
結果:最大荷重1484N
500g〜600g程度の重さのハンマーの打撃力が5〜6Nであることから、キャンプで使用する際の負荷に十分に耐性があることが示されます。

https://mt-sumi.com/products/re-carbon-peg

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。