一番大事!ブーツ選びのミスと改善ポイント
自分の足に直接触れる唯一のギアがスノボブーツです。
普段履いているスニーカーや靴と同じ感覚で選ぶのはNG!
失敗例と改善ポイントを見て、自分に合ったブーツを選んでくださいね。
サイズが合わない
【例1】
普段履いているスニーカーと同じ26.0cmのブーツをフリマアプリで購入。
厚手の靴下を身に着けて履いてみると、つま先部分が痛くて滑ることができない。
【改善ポイント】
ブーツ選びに関わる要素は、素足の長さと足幅、甲の高さなど。
単純にスニーカーサイズで選ぶとミスしやすいので、なるべく店頭で素足のサイズを測って試着してから買うようにしましょう!
【例2】
中古品売り場で古いタイプのブーツを試着して購入。
手持ちのビンディングが大きくてブーツがしっかりと固定されずに遊んでしまう。
【改善ポイント】
ブーツとビンディングの対応表はありますが、古すぎるギアだとサイズが合わないということも。
どうしてもそのブーツが欲しい場合、手持ちのビンディングと合うか確認しましょう。
詳しい友人やショップスタッフに聞くのもOK。
劣化具合が判断できない
【例】
着用回数3回、状態が良くまだ使えそうなブーツをフリマアプリで安く購入。
シーズンイン前に試着してみると、紐を締めるパーツが壊れていて全く使えなかった。
【改善ポイント】
BOAタイプやクイックシュータイプのブーツは、見た目がキレイであっても実際に締めてみなければ劣化具合がわかりません。
サイズ感が合っていても紐が締められないのは安全面でNG!
実店舗で状態がわかるものを購入するとミスが減ります。
本当にその板でいい?板選びのミスと改善ポイント
デザインや長さ、スタイルに合った板など、板を選ぶ基準は人それぞれ。
初心者はオールラウンドタイプの扱いやすい板を選ぶと良いとされていますが、どんなミスが多いのでしょうか。
デザインだけで選ぶ
【例】
身長160㎝のスノボ初心者女子が、フリマアプリで気に入ったデザインの板を選んだところ、156cmサイズの板だったようで長すぎて扱えない。
【改善ポイント】
一般的な板の長さは、身長-15cm~-20cmが良いと言われます。
長い板は安定感がありますが、初めは短い板のほうが扱いやすいです。
自分の身長や体格に合ったものを選びましょう。
サビやキズの具合、硬さや重さを確認できない
【例】
フリマアプリで板購入を検討。長さや形状の記載があり、デザインも良いので購入した。
届いたものを見ると、写真に写っていなかった部分のエッジが錆びておりソールにも細かなキズが多数。
持ってみると重くて硬く、扱いづらそう。
【改善ポイント】
フリマアプリで板を購入する際によくあるパターンです。
どうしても現物を見て購入できない場合は、写真の追加を依頼する、重さや長さをはかってもらうなどして、実際の商品とのギャップを減らしましょう。
サイズ感が難しい!ビンディング選びのミスと改善ポイント
メンズモデルとレディースモデルによって、S/M/Lのサイズ感が異なるビンディング。
対応表を見てもメーカーごとに多少の誤差があって選ぶのが大変ですよね。
実店舗でブーツと合わせて購入することができない場合、どのようなミスが起こりやすいのでしょうか?
ストラップ部分の劣化具合が不明
【例】
写真を見る限りではキレイでまだ使えそうだと思い、フリマアプリから購入。
届いたビンディングのストラップ裏側を見てみると素材がボロボロ、留め具の部分もガタガタでしっかりと締められない。
【改善ポイント】
動画を追加できる場合は、全体だけではなく裏側や部品の細部まで撮ってもらい状態を確認しましょう。
しっかりと締まらないストラップは、事故や怪我の原因となるので要注意!
ブーツや板と合わない
【例1】
ブーツがビンディングの対応サイズより小さくて、ストラップを締めてもかかと部分や足裏部分に隙間ができる。
【例2】
ディスクとビス穴が合っていないため取り付け不可。
【改善ポイント】
ブーツとビンディングは、なるべく実店舗で購入することでこういったミスを防げます。
ブーツと合わない場合は足に負担がかかり怪我のもとになるので、慎重に選びましょう。
また、特殊な板でない限りはほとんどのディスクが取り付け可能ですが、心配であればビス穴のタイプを調べて対応しているかを確認してください。
視界不良は大敵!ゴーグル選びのミスと改善ポイント
天気の良い日は目が焼けるのを防ぎ、悪天候の日は雪から目を守ってくれるゴーグル。
曇りやすい、雪の凹凸や斜面が見にくい、というよくあるミスを起こさないためにゴーグル選びにも気を遣いましょう。
安さだけで選ぶ
【例】
通販サイトで1,000円台の格安ゴーグルを購入。
レンズが1枚のため曇りやすくて使いづらかった。
【改善ポイント】
ゴーグルは消耗品と言われますが、1シーズンもまともに使えないものはNG!
外せないポイントは、曇りやすさを軽減してくれるダブルレンズであることです。
最低でも3,000円程度のものを選びましょう。
外見だけで選ぶ
【例】
外から目が見えないタイプのゴーグルを購入。
ナイターメインで使うのに、内側がブラックレンズで斜面の凹凸が見にくい。
【改善ポイント】
視界がはっきりしやすい全天候対応レンズを選びましょう。
内側から見たときのカラーがオレンジ系やピンク系のものがおすすめ!
外見だけで選ぶのではなく、自分の視界を第一に考えると失敗しにくいです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。