スキムボードとは?
スキムボードの正式名称はスキムボーディングと言います。カリフォルニアが発祥で、ライフガードの遊びから広がったといわれています。
スキムボードは浜辺から波打ち際に走り、タイミングよくボードを滑らせ波に乗るマリンスポーツです。 自分で走って波に乗るので、 スピード感は抜群ですよ。
スケートボードやスノーボードなどの横乗り系の要素も強いのが特徴。サーフィンやスケートボード、スノーボードの魅力を掛け合わせたようなスポーツがスキムボードなんです !
スキムボードとサーフィンの違い
サーフィンは沖まで自分でパドリングしてポイントに行きますが、スキムボードは浜辺から10 m前後の場所で行うので、泳ぐ必要がありません。
波打ち際で行う為、パドリングなどの動作も不要です。すぐに次の波にチャレンジ出来るので、上達スピードも早いですよ。
また、スキムボードはリーシュコードなどのアイテムがいりません。サーフボードよりも小さめの、130cmほどのボードさえあればOK!
サーフィンよりも手軽に始められるのも魅力のひとつです。
スキムボードの遊び方
スキムボードの基本的な遊び方は簡単。
ボードを持ちながら海に向かって走っていき、タイミングよく波打ち際にボードを滑り落としながら乗り込むという形です。
波がひいて水が砂浜に薄く張っている状態の時に 走りながらボードを滑らせ乗ることをビーチスライドといいます。
見た目はサーフィンに近いですが、乗る感覚はスケボーやスノボーに似ています。
まずは、次の波に向かって乗る感覚をつかみましょう。慣れてきたら、波を利用してターンなどのテクニックにも挑戦できます。波打ち際を滑っていく感覚は新鮮でとても気持ちいいですよ!
スキムボードに必要なアイテムをご紹介
スキムボード
スキムボードには専用のボードが必要です。サーフボードより小さめですが、横幅は少し広めのアーモンド型をしています。
板のサイズは体格に合わせて選ぶのが基本です。長く楽しみたい場合、可能であればショップなどで選んでもらうことをおすすめします。
水着
波打ち際で行うため服装は自由ですが、転んで濡れてしまうので濡れても大丈夫なように水着を着用しましょう。 女性の場合はハーフパンツタイプの水着がおすすめです。
ラッシュガード
海の中に入水しないので服装は自由ですが、初心者は転倒することを考慮してラッシュガードの着用をおすすめします。ラッシュガードが日焼けや怪我の防止に役立ちますよ。
デッキパッド(滑り止め)
スキムボードの滑り止めは2種類あり、そのうちのひとつがデッキパッドです。
デッキとは板の足を乗せる部分のこと。このデッキの部分がツルツルとしていると、飛び乗った時に滑ってしまい危険です。
そこで、凹凸のついたゴム製のデッキパッドをボードに貼ります。前足と後ろ足の2箇所に1枚ずつ設置しましょう。
デッキパッドがなくても滑ることはできますが、安定感が無くコントロールもしづらくなります。初心者こそデッキパッドは必要なアイテムです。
ワックス(滑り止め)
スキムボードに塗るワックスは、表面のデッキ面に塗るものと裏側のボトム面に塗る2種類があります。デッキ面には、滑り止めの機能があるワックスを塗りましょう。
走ってボードに滑り乗る時にデッキパッドに足がつかなかった場合にもワックスを塗っていると滑り止めになるので、転倒を防ぐことが出来るからです。
ボトム面のワックスは逆に滑りを良くするために塗ります。 初心者は、ボトム面のワックスを塗らなくても楽しめますよ。
あると便利なアイテム
ボードケース
名前の通りボードを入れるケースのことです。衝撃からボードを守ってくれるのはもちろん、熱からも守ってくれるためワックスが色々な所についてしまうのを防げます。
ボードケースがあるとボード自体も長持ちしますよ。
ウェットスーツ
夏場以外にスキムボードを楽しむ時には、ウエットスーツが活躍します。防寒対策にもなるので、自分に合ったタイプのウェットスーツを見つけましょう。
サーフィン用のウェットスーツでも可能ですが、スキムボード用のウェットスーツだとより動きやすいですよ。
日焼け止め
夏場にスキムボードを楽しむ場合は、日焼け止めはあると便利なアイテムです。海水でも落ちないようにウォータープルーフタイプの日焼け止めを用意しましょう。
夏場でなくても、晴れた日には肌のダメージのために塗っておくことをおすすめします。また、唇は紫外線に弱いため、UV機能がついたリップクリームでケアしておきましょう。