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整理収納の基本
キャンプ用品の整理と収納は、アウトドアを快適に楽しみ続けるために不可欠です。効率的な収納方法を身につけることでキャンプの準備や片付けが容易になり、キャンプ用品を長持ちさせられます。
ここでは、キャンプ用品を上手に整理して保管するための基本的なテクニックを3つご紹介します。これらの基本的なテクニックを身につけることで、収納スペースを最大限に活用できるでしょう。
しっかりとした箱やコンテナを選択する
キャンプ用品の収納に適した箱やコンテナを選ぶ際は耐久性と機能性に注目しましょう。アウトドアメーカーが販売している頑丈なコンテナは、屋外の環境下での使用に耐える強度があります。そのためこれらのコンテナは、外部からの衝撃や湿気などからキャンプ用品を守るのに適しています。
またホームセンターで販売されている業務用の収納ボックスも家庭でのキャンプ用品の収納に非常に有効です。これらのボックスは耐久性に優れているため日常的な使用に耐えられるでしょう。
さらに、積み重ねられるコンテナを選択することで、室内のスペースを最大限に活用した効率的な収納が可能になるでしょう。また積み重ねられるコンテナは部屋にすっきりとおさめられます。
収納ボックスの素材やデザインもチェックしてください。湿気や汚れからアウトドアギアを守れる耐水性や耐久性のある素材がおすすめです。またスタッキング可能なデザインのボックスは限られたスペースを有効に使えます。さらに蓋付きのモデルはほこりや虫からキャンプギアを保護できるため、長期間にわたって清潔な状態で保管できるでしょう。
このように、キャンプ用品に適した収納箱やコンテナを選ぶ際は、耐久性・機能性・素材・デザインに着目するのがポイントです。これら4つの要素を満たした箱やコンテナを使うことで、家族や友達同士でのキャンプをより快適に過ごせます。
コンテナの中にも箱を使う
サイズが異なる多様なアイテムを一つのコンテナに収納する際は、さらに小さな箱や仕切りを使う方法が非常に有効です。アクセサリー・工具・キャンプ用の小物類といった特に小さなものは、小箱に分けて整理することで散乱を防げます。
またコンテナの中に小箱を配置することでアイテムがしっかりと固定され、運搬中の衝撃によるダメージを最小限におさえられます。
小箱を用いることでアイテムが取り出しやすくなるのもポイントです。それぞれの小物を特定の小箱に分類することで必要なアイテムを素早く見つけられ、時間の節約につながるでしょう。小箱を使用することでアイテムごとに独立したスペースをつくれます。さらに収納スペースを最大限に活用できるだけでなく、アイテムの保護にも役立つでしょう。
小箱を活用することでコンテナの内部をカスタマイズできるのもメリットです。小箱や仕切りを用いてアイテムごとにまとめることにより、自分好みのカスタマイズを楽しめるでしょう。
小箱や仕切りを活用してコンテナ内を整理することで、さまざまな種類のキャンプアイテムを効率的かつ綺麗に収納できます。収納スペースがしっかりと整理されていれば、キャンプでの準備や後片付けがしやすいでしょう。
隙間なく埋める
収納する際にできる小さなスペースは、マット・テーブルクロス・タオルなどの柔らかい素材を縦に挟んで埋めるのがおすすめです。これらのアイテムは隙間を満たすだけでなく緩衝材としても機能します。例えば、ガラスを用いているランタンや割れやすい食器などの周りに配置することで外部の衝撃から保護できるでしょう。
さらに小さなスペースを埋めることで収納中のアイテムを固定できるのも大きなメリットです。また柔らかい素材を使うことで、収納されているアイテムが互いにこすれ合って傷つくのを防げるでしょう。
タオルなどの柔らかい素材で小さなスペースを隙間なく埋めることで、キャンプギアの収納性や耐久性が高まります。また必要に応じてタオルやマットなどを使用できるでしょう。
上記で紹介したような収納技術を活用することで、安全かつ効率的にキャンプギアを保管できるでしょう。また使用したい時にすぐに取り出せます。収納スペースを最大限に活用し、キャンプ用品を整理整頓しましょう。
自宅でのキャンプギアのおしゃれ収納
キャンプギアを自宅でおしゃれに収納する方法を紹介するのでぜひ参考にしてください。
有孔ボードでおしゃれに引っ掛け収納
有孔ボードを用いることでキャンプギアをおしゃれに見せつつ収納できます。この収納方法は、キャンプギアの収納方法のひとつとして人気があります。有孔ボードの魅力は、カスタマイズの容易さとシンプルさです。基本的な工具を使えば、DIY初心者でも簡単に取り付けられます。
有孔ボードを用いた収納方法の利点は、キャンプギアを飾りながら収納できる点です。有孔ボードを壁に取り付け、専用のフックや棚を用いることで様々なアイテムを吊り下げられます。必要なキャンプギアをすぐに見つけられるでしょう。さらに部屋のインテリアの一部としてキャンプギアを美しくディスプレイできるのも大きな魅力です。
有孔ボードを使うことで壁面のスペースを有効活用できるのもメリットです。数多くのキャンプアイテムを壁面にすっきりと収納できるでしょう。さらにフックや棚の位置を自由に変更できるため、収納するアイテムに応じて柔軟に対応できます。
このように有孔ボードを使った収納は、見た目の美しさだけでなく実用性にも優れています。コレクションしたキャンプ道具を観賞しつつ、短時間で効率的にキャンプの準備をしたい人は有孔ボードを検討してください。
頑丈なオープンラック(収納棚)がマスト
おしゃれさと機能性を重視するならスチールラックやメタルラックといわれるオープンタイプの収納棚を選んでください。とくに重さのある金属製のキャンプギアなどを収納するのに適しているでしょう。例えば、棚板の耐荷重が80kg・ポールの太さが25mm程度あるラックは、大量のアイテムを長期間にわたって使用できるほどの耐久性があります。
さらに棚板が追加可能なデザインのラックは、収納するキャンプ道具に応じてカスタマイズできるため非常に便利です。キャンプ用品の種類や量にあわせて棚板の数や高さを調節できます。また綺麗に整理できるため、必要なキャンプ道具をすぐに取り出せるでしょう。
またオープンタイプの収納棚は、見た目のおしゃれさも魅力のひとつです。スチールやメタルの質感はモダンで洗練された雰囲気を演出するので、インテリアとしての役割も果たします。おしゃれさと実用性を兼ね備えたスタイリッシュなデザインは、リビングスペースや作業スペースでキャンプ用品を美しく見せる収納として活躍します。
金属製のラックは清潔感がある点も特徴です。汚れがつきにくく掃除が簡単なため、キャンプ後のギアのメンテナンスや保管に適しています。耐水性や耐錆(たいせい)性を備えているため長期間にわたり美しい状態を保てます。
デザイン面・機能面・衛生面で優れているスチールラックやメタルラックは、おしゃれに見せる収納をする上でマストなアイテムといえるでしょう。
クーラーボックスやコンテナは「デザイン重視」
オープンラックを使用した収納では、手持ちのキャンプギアの色がインテリアの一部として重要な役割を果たします。特にクーラーボックスやコンテナなどの大きなアイテムは、そのデザインと色づかいが部屋の雰囲気を大きく左右します。これらのアイテムを選ぶ際は、ホワイト・グレー・カーキなどのベースカラーで統一するのがおすすめです。
ベースカラーで統一されたクーラーボックスやコンテナは部屋のアクセントになるでしょう。隠すのが難しい大きな箱型のアイテムでも、デザインにこだわることでインテリアの一部として機能します。たとえば、モダンなデザインのクーラーボックスや、シンプルで洗練されたラインが特徴のコンテナは、オープンラックに置いた際に目を引くでしょう。
機能性とデザイン性を両立させたい人は収納機能だけではなく外観も注目してください。おしゃれなクーラーボックスやコンテナを飾ることで、まるでデザインスタジオのような洗練された収納スペースをつくれるでしょう。
オープンラック収納において、クーラーボックスやコンテナのデザインを重視することでおしゃれで心地良い空間をつくり出せるでしょう。クーラーボックスやコンテナを収納する機会がある人は機能面だけでなくデザイン面にもぜひ注目してください。
ダンボールで収納しているなら箱から出す
ダンボール箱にキャンプギアを収納している場合は箱から出すのがおすすめです。一時的な保管や移動には活用できますが、長期的な保管にはそれほど向いていません。ダンボールは湿気や害虫に弱く、時間がたつにつれて強度が落ち、キャンプギアを保護できなくなるためです。さらに見た目がそれほどおしゃれではないというデメリットもあります。
専用カバーや収納ケースが多くのキャンプ用品で別売りされています。専用カバーや収納ケースは耐久性や防水性が優れているため、愛用しているキャンプギアを外部の衝撃などからしっかりと保護できます。また専用カバーや収納ケースを使用することで収納スペースをすっきりと整理できるのもメリットです。
専用のカバーや収納ケースを選ぶ際は、所有するキャンプギアのサイズや形状にあったものを選んでください。また収納時の利便性も考慮するとよいでしょう。たとえば開閉が簡単なカバーを選ぶことで、頻繁に使用するようなキャンプギアを素早く取り出せます。
段ボールにキャンプギアを収納している人は、専用カバーや収納ケースの活用をぜひ検討してください。
こまごましたアイテムはコンテナにひとまとめ
キャンプで使用する小物類はコンテナにまとめて収納するのがおすすめです。コンテナ内に小物類をまとめて整理することで紛失するおそれが減るでしょう。また必要なアイテムをすばやく見つけられるというメリットもあります。キャンプでの準備や後片付けがスムーズに行えるでしょう。
さらにコンテナを使うことで持ち運びやすさが向上します。小物類をコンテナに収納することで、車を駐車している場所からテントサイトまでスムーズに移動できます。ハンドル付きのコンテナやスタッキング可能なデザインのコンテナは特に便利です。
実際に収納する際は、アイテムの種類ごとに異なるコンテナを用いると良いでしょう。調理器具用・照明器具用・個人の小物用などといった用途ごとにコンテナを分けることで必要なキャンプギアを素早く取り出せます。中身を外から確認できる透明なコンテナは特に使いやすいのでおすすめです。
キャンプで使用する小物類をアイテムごとにコンテナに収納することでキャンプ中の使いやすさが向上するでしょう。
飾りつけをするとおしゃれ度UP
ガーランドやフラッグといった装飾品を用いることでアウトドアインテリアを室内で楽しめます。オープンラックにくくりつけて飾ることでおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。
ガーランドやフラッグは目を引くカラフルなデザインが多いのが特徴です。オープンラックと組み合わせることでインテリアのアクセントとして活用できます。自然素材を用いたアウトドアライクなフラッグを選ぶと、さりげないアウトドアのエッセンスを部屋にくわえられるでしょう。
また季節やイベントにあわせてガーランドやフラッグのデザインを変えることで部屋の雰囲気を一新できます。たとえば夏にはビーチや森林をテーマにしたフラッグ、冬には雪や山をモチーフにしたガーランドを飾ることで季節ごとの特別な雰囲気を演出できます。
ガーランドやフラッグをオープンラックに飾ることで、アウトドアインテリアを室内でも気軽に楽しめるでしょう。
キャンプギアの大きさを把握して収納をスムーズに
インテリアの一部としてキャンプ道具を使用したい場合は、アイテムの大きさと重さを意識して収納するのが非常に重要です。大きくて重いアイテムは下段に、小さくて軽いアイテムは上段に置きましょう。この方法だとアウトドア用品を綺麗に収納でき、すっきりとした空間を演出できます。
重いアイテムを下段に置くことでラックや棚が安定します。また物を取り出す際の安全性も高まるでしょう。軽いアイテムを上段に置くことで視覚的な圧迫感が少なくなり、空間がより広く感じられるようになります。
キャンプ道具のサイズと重量を考慮して収納位置を決めるのが非常に大切です。収納の基本をおさえることで快適でおしゃれなアウトドアライフをより楽しめるでしょう。
大サイズ:コンテナ・クーラボックスなど
大きくて重いキャンプギアを収納する際は下段に置きましょう。コンテナやクーラーボックスなどの大型のアイテムは特に下段をおすすめします。
重いアイテムを下段に置くことの利点は多岐にわたります。重いアイテムを下段に置くことで収納棚の安定性が高まり、地震などで揺れた際の倒れるリスクが軽減されます。また重いアイテムを下に置くことで持ち上げずに取り出せるため無理な姿勢を避けられるでしょう。
大きなコンテナやクーラーボックスを下段に入れることでより効率的に収納できます。スペースを占めがちなコンテナやクーラーボックスを下段に置くことで、上段の空間をより小さなアイテムの収納に活用できるでしょう。
大きくて重いキャンプギアを下段に収納することで、安全性・効率性・アクセスの容易さを向上させられます。大型のコンテナ・クーラーボックスを所有している人はぜひ実践してみてください。
中サイズ:テント・タープ・ランタン・カセットコンロなど
テントやタープのような中程度のサイズのキャンプギアは収納棚の中段に収納するのがおすすめです。またアイテムを中段に無造作に収納することでスタイリッシュな印象を与えられるインテリアを演出できるでしょう。
テントやタープなどを中段に置くことでバランスのとれたおしゃれなこなれ感を演出できます。さらに中段には手が届きやすいため、必要なときにアイテムを簡単に取り出せます。
テントやタープなどの中サイズのアウトドア用品を中段に収納することで見た目の美しさと使いやすさを両立できるでしょう。
軽いもの:シュラフ・ブランケットなど
軽量で扱いやすいアイテムであるシュラフやブランケットなどは上段に収納するのがよいでしょう。これらの軽いアイテムを上段に収納することで、収納スペースの利便性と見た目の美しさを高められます。ブランケット類は丸めてカゴに入れることでよりすっきりと収納できます。軽いアイテムを上段に収納することで必要なときに素早く取り出せます。
ブランケットやシュラフの色やデザインを見せるように収納することで部屋全体の雰囲気を演出できます。カゴに丸めて入れたブランケットはナチュラルであたたかみのある雰囲気を演出するでしょう。
軽いアイテムを上段に収納することで使い勝手と見た目の両方を向上させられます。シュラフやブランケットを飾るようにして収納することでインテリアとしても楽しめるでしょう。
縦に長いもの:チェア・テーブル・ランタンスタンドなど
チェア・テーブル・ランタンスタンドなどの縦に長いキャンプギアは通常の棚にはおさまりにくいものです。これらのアイテムは縦に立てて保管するのがおすすめです。縦に収納することでスペースを最大限に活用できるでしょう。
なお、立てて収納する際は壁や家具が傷つかないように注意する必要があります。特にキャンプギアは使用による擦れや傷があることが多く、これらが壁などに直接触れると傷をつける原因になり得ます。
このようなリスクを避けるためにプラスチックダンボールなどの保護材で養生しましょう。プラスチックダンボールは軽量で丈夫なため壁を保護するのに適しています。
また、縦長のアイテムを立てて収納することでインテリアのアクセントになります。アウトドアギアは、デザインや色合いが特徴的なものが多いためインテリアの一部として活用できます。たとえばカラフルなチェアやスタイリッシュなテーブルを上手に配置することで収納スペースを色鮮やかに彩れるでしょう。
チェア・テーブル・ランタンスタンドなどの縦長のキャンプ道具を所有している人は、インテリアのアクセントとしてぜひ活用してみてください。
見せる収納に便利なおすすめアイテム
ルミナス スチールラック
メタルラックの王様といわれているルミナスシリーズです。耐荷重は250kgもあるため重いものをのせても問題ありません。キャンプ用品を収納するならラックの幅が広いものを選びましょう。ルミナスシリーズは幅や高さのラインナップが豊富なので、自分の部屋のインテリアにぴったりなものが見つかります。
アイリスプラザ スチールラック
男前なインテリアにぴったりなスチールラックのブラックモデルです。耐荷重は70kgあります。隙間から小物類が落ちない一枚物の棚板である点が大きなメリットです。コスパのよいおしゃれなオープンラックです。
LABRICO(ラブリコ)収納パーツ
ラブリコは、部屋のどこでも自由に柱が作れるDIY専用パーツです。ホームセンターで売られているツーバイフォー材と組み合わせて使います。つっぱり式なので工具が不要な点がメリットです。DIYの初心者でも簡単に取り付けられるでしょう。
ディアウォール
ラブリコと同様にツーバイフォー材を使って手軽に柱を作れる部材です。ラブリコとの違いはパーツの色や形状です。天井が高い部屋であれば、上部で調節する必要のないディアウォールがより簡単に設置できます。好みに合わせて選びましょう。
光(Hikari)ヴィンテージパンチングボード
ヴィンテージカラーの有孔ボードです。有孔ボードがあれば小物類をおしゃれに見せる収納ができます。賃貸住宅でも自由に柱を作れるラブリコやディアウォールを使えば壁一面にボードを設置できます。
TRUSCO(トラスコ)折りたたみコンテナ50L ロックフタ付
折り紙のようにパタパタと折りたためるコンテナです。不透明タイプで中身が透けないのが利点といえます。またスタッキング可能なので、スペースをうまく活用して収納できるでしょう。