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「ブッシュクラフトをするならとりあえず山の中に入れば良い」と考えている方も多いかもしれません。しかし、安易に場所を決めてしまうと罰金や逮捕といった警察沙汰になることもありえます。今回は、安心して楽しめる野営地の探し方についてご紹介します。

ブッシュクラフトの落とし穴とは?

ブッシュクラフト 野営地

ブッシュクラフトやキャンプが流行ってきた昨今、SNSやYouTubeで野営の投稿をしている方が増えてきました。

「こんな感じで野営がしたいな~」と、ついつい思ってしまいます。ここがブッシュクラフトの落とし穴です。なぜなら、そこが誰の所有地かが分からないからです。

日本の山の大部分は国と個人の私有地で、所有権の無いフリーの山はほとんど無いので野営をするのなら所有者の許可が必要になります。

結論からいうと直火OKなキャンプ場が、野営には最適な場所と言えるでしょう。

 

ブッシュクラフトができる場所は?

ブッシュクラフト 野営地日本の山でブッシュクラフトはできない、というわけでもありません。筆者が実際に使っている野営地が以下の3つです。

  • 河川敷
  • 野営キャンプ場
  • 私有地の森林

河川敷は「河川法」という法律のおかげで私有地にすることができません。そのため、国定公園をのぞき野営をすることが可能です。

ただし、河川敷は毎年死者がでるほど危険な場所でもあるので充分に注意をして下さい。ほかの2つに関しては直接アポを取り、後片付けを確実に行うという条件のもとブッシュクラフトをさせて頂くようにしています。

実際の野営地の探し方

ブッシュクラフト 野営地まだまだブッシュクラフターが少ないため、情報もあまり無いのが現状です。そのなかで、筆者が実際に野営地を探す時にする、おすすめ方法を3つ紹介いたします。

ブッシュクラフトグループ

Facebookで「ブッシュクラフト」や「野営」と検索すると、いくらでもグループが出てきます。野営ポイントの共有ができるだけでなく、同じ趣味仲間もできる出会いもあるので一番おすすめの方法です。

「日本単独野営協会」はグループ人数が1,500人を超えているため情報も豊富です。ある程度の交流は必要になってくる方法ですので、「人付き合いは避けたい」という方には不向きな方法になりますね。

日本野営協会公式サイト

野営地情報サイト「旅人屋」

全国の野営地や無料キャンプ場が書かれている情報サイト。無料キャンプ場の情報がここまでまとまっているサイトを見たことがありません。

トイレや水回りの綺麗さ、周辺情報など実際にキャンプや野営をおこなった上での感想が書かれているのでとても参考になります。

無料キャンプ場での利用なので、野営地の探し方としては一番安心・安全な方法といえます。
初めての方ならまずは、この方法からスタートしましょう。

旅人屋

ネット検索

「実際に自分が野営をしたい地域名」+「野営地」で検索すると何かしらのブログが一番上に表示されるはずです。

記事の内容を読むだけにとどまらず、書いた人に直接連絡をするようにしましょう。

最初にもいった通り、法律的に怪しい場所の可能性もあるので、事前に確認をとるのがベストです。逆にブログの筆者の私有地であった場合、上手くいけば今後ともブッシュクラフトをさせて貰える関係が築けるかもしれませんので、アポを取って損はありません!

 

火消しツボはブッシュクラフトの必需品!

完全に燃え尽きて全てが灰になる様に焚き火をすることは意外と難しい。最後には必ずといっていい程、少し形のある薪が残るはず。

炭は自然に還らないので絶対にそのままにしたり川に流したりしないようにして下さい。

火消壺に入れて持ち帰り、可燃ごみで出す。もしくはキャンプ場に設置されてある炭捨て場に持っていくかのどちらかをするようにしましょう。

ブッシュクラフトとは自然の中で生きるように楽しむ遊び。人が持ち込んだ物は全て持ち帰り焚き火の跡も残さないのがマナーであり基本です。

キャプテンスタッグ 火消しつぼ 火起し器セット
キャプテンスタッグ 火消しつぼ 火起し器セット

 

ブッシュクラフトができる野営地を探すには、実際に言った人に直接連絡を取る事が最良の方法です。安心・安全な野営地なのかを見極め楽しんだあとは、自然に感謝し持ち込んだ物はすべて持ち帰るようにしましょう。  

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。