サーフィンというと夏が思い浮かぶかもしれませんが、実は秋も絶好のシーズンです。コンディションのよい日が多くなり、初心者が始めるのにもおすすめの時期といえるでしょう。そこで今回は、秋のサーフィンがおすすめな理由と注意点を紹介します。
秋のサーフィンをおすすめする理由
秋は気候や波の条件がそろう時期です。ここでは、秋のサーフィンがおすすめな理由を3つ紹介します。
①海水温が温かい
秋は海水温が高く、快適にサーフィンを楽しめます。海水温は、気温の低下からおよそ2か月ほど遅れて下がるとされ、夏より水温が高いことも。この海水の温かさは、9~11月頃まで保たれます。
水が温かいと体を動かしやすく、海に入る気持ちよさも格別です。ただし、サーフポイントによって海水温は異なるので、事前にチェックするようにしましょう。
秋におすすめのサーフポイントについては、以下の記事も参考にしてください。
https://greenfield.style/article/4016/
②波のコンディションがよい
秋は波のコンディションがよく、サーフィンがしやすい時期といえます。夏の太平洋高気圧の勢力が弱まると、北寄りの風が多くなります。サーフポイントの多い太平洋側ではオフショアの日が多くなるため、サーファーにとっては絶好の季節です。
陸から海に向かって吹く風、オフショアが海面をなでるように吹くと、波の面をツルツルとした綺麗な状態に整えてくれます。それにより、テイクオフしたときの抵抗が少なく、サーフィンがしやすいコンディションとなります。
③初期費用を抑えやすい
リーズナブルにウェットスーツを手に入れやすいのは、うれしいポイント。秋用のウェットスーツは、万全の防寒対策が必要な冬用のものと比べると、安価でリーズナブルなものが多く販売されています。
予算に対する選択肢が多いのは、メリットのひとつといえるでしょう。
秋にサーフィンをする際の注意点
秋は、サーフィンにとってよい条件がそろうシーズンですが、注意点もあります。しっかりと把握して絶好のシーズンを楽しみましょう。
台風の発生が多い
秋は台風の多い季節。台風の発生により、ベテランサーファーは普段とは違うパワフルな波を楽しめることもありますが、状況によっては急にハードコンディションに変化します。
最新情報をよくチェックして、すでに荒れていたり、これから荒れるような予報が出ている時は、海には入らないようにしましょう。
クラゲが多い
夏の終わりから秋にかけては、クラゲに遭遇しやすい季節です。クラゲの触手にふれてしまうと、痛みが走り、赤くミミズ腫れになってしまうので注意しましょう。
対策としては、手足をカバーするウェットスーツの着用や、クラゲ除けのクリームがおすすめです。
気温が低い
朝夕は気温が下がり、寒暖差が大きい季節です。せっかくのサーフィンの翌日に体調を崩さないために、防寒対策は万全にしておくようにしましょう。
日の入りが早い
秋は日が短くなり、17時を過ぎるころには暗くなってきます。日暮れになると風が冷たくなり、気温も下がるので注意が必要です。
少し暗くなってきたと感じたら、早めに海から上がるようにしましょう。
秋のサーフィンにおすすめのアイテム5選
秋のサーフィンを楽しむ人のために、あると便利なアイテムを紹介します。
①オニール 「スーパーフリーク フルスーツ」
リーズナブルなジャージのフルスーツです。シンプルなバックジップで、砂や塩に強いファスナーが使われ、着脱がしやすくなっています。よくストレッチする素材で、可動性にも優れています。
これからサーフィンにトライしようという人にもおすすめの一着です。
秋はロングスプリングもOK!詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
②ブリサマリーナ 「アスリートプロEX UVスティック」
日中の紫外線はまだまだ強い季節。日焼け止めは必須アイテムといえるでしょう。サーフィン中でも落ちにくい、ブリサマリーナのフェイススティックは、繰り出して使うスティックタイプなので、手を汚さずに塗れます。
顔が白くなったり、ウェアを汚したりしにくい、クリアタイプなのもうれしいポイント。アウトドア全般で重宝するでしょう。
③タバルア 「スタンダードサーフハット」
日焼け対策は、サンスクリーン剤に加え、帽子を併用するとより効果的です。
タバルアのサーフハットは、サーファーのために作られた商品。つばに芯が入っていて、風で潰されずに視界を保てます。カラーバリエーションが豊富なので、オシャレに日焼け対策したい人は、ぜひチェックしてみてください。
④TOOLS「マイクロファイバーポンチョ」
着替えのときに体を冷やさないために、ポンチョがあると重宝します。
TOOLSのポンチョは、マイクロファイバーを使用していて、軽くて暖かいのが特徴です。内側にポケットが付いていて、濡れた水着を入れておけます。豊富なデザインから選べるのもうれしいポイント。
疲れていたり、寒かったりすると、おっくうになる着替えも、これがあれば快適にできるでしょう。
⑤TOOLS 「ポリタンクカバー 20L用」
海から上がったあとは、ポリタンクのお湯が重宝します。用意しておいても、サーフィンをしている間に冷めてしまうため、ポリタンク用のカバーがあるとよいでしょう。
TOOLSのポリタンクカバーは、20Lのサイズまで使用できます。WAXなどの小物も収納できる便利なアイテムです。
保冷にも使えるので、キャンプや運動会などにポリタンクを活用している人は、とくに重宝するでしょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。