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山の美しい景色を見ながら、美味しい山ごはんを食べるのは最高のひとときです。お湯を沸かしたり、食材を炒めてみたり、調理過程も楽しいのも山ごはんの魅力。バーナーや調理道具をそろえて、新しいレシピに挑戦しましょう。

山ごはんに必要不可欠なバーナーとは

山ごはん バーナー

バーナーとは燃料を燃やし、火を起こす装置のことです。ガスなどの燃料と、調理器具を乗せる五徳を組み合わせて使用します。

登山用のバーナーを選ぶときにチェックしてほしいポイントは、「携帯性」「重量」「火力」「置いたときの安定性」です。

登山では、さまざまな重い荷物を持ち運ぶため、ザックの中に入るコンパクトさや軽量さが重要となります。風の強い場所でも活躍する火力や、バーナーを支える安定性も大切です。

バーナーには、ライターを使い着火するタイプと、着火スイッチを使って点火するタイプの物があります。登山ではスイッチ(トリガー)タイプの方が、便利で使いやすくおすすめです。

登山でガスのバーナーを使用する際は、寒さなどに強い「OD缶」と呼ばれるアウトドア用のガス燃料を使用しましょう。

家庭用のガス缶(CB缶)では、標高が高い場所や気温が低いと、着火しにくいため注意が必要です。

また、ガス缶を選ぶときは、バーナーと同じ会社のものを選ぶようにしてください。違う会社のものを使うとトラブルが発生する可能性があります。

 

山ごはんにおすすめなバーナー3選

山ごはん バーナー

山でバーナーを使う場合は、アウトドア専用のものを使用することがおすすめです。これから山ごはんでバーナーを使う方のために、厳選した商品をご紹介します。

①【PRIMUS】ウルトラバーナー

コンパクトに収納可能で、軽量ながら火力も強いガスバーナーです。4本五徳なので、調理器具を置いたときの安定性もあります。

最高出力は3,600kcal/hで、カセットコンロの強火並に高い火力です。着火はトリガータイプなので初心者の方にもおすすめのバーナーといえるでしょう。

PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー

②【SOTO】レギュレーターストーブ

マイクロレギュレーターと呼ばれる、気温が低い状況下でも安定した火力を出せるシステムを搭載しています。着火ボタンで簡単に点火できるのもポイント。

五徳も大きめなので、調理器具のサイズを気にする方にも、おすすめの商品です。滑り止めもついているため、不安定な場所でも調理しやすくなっています。

また、かさばりがちな五徳部分はコンパクトに折りたため、収納時は片手に収まるほど小さくなります。専用の収納袋が付いているのも便利ですね。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310
SOTO レギュレーターストーブ ST-310

③【EPI】 REVO-3700ストーブ

バーナーヘッドに独自の新素材を使うことで、かつてない炎口密度を実現した商品です。火力の安定性はもちろん、カセットコンロにも負けない高火力を誇ります。とろ火にもできるので、繊細な調理にも対応している点も魅力のひとつです。

バーナーヘッド部分は高い耐風性を備えているため、高山などでも安定して使用可能です。折りたたみ時は、手のひらに収まるほどコンパクトになります。

五徳部分は厚みがあるので、調理器具をバランスよく置けるのもポイントです。

EPI(イーピーアイ) REVO-3700ストーブ(日本製) S-1028
EPI(イーピーアイ) REVO-3700ストーブ(日本製) S-1028

山ごはんでそろえて欲しい道具4選

山ごはん バーナー

バーナー以外にも、山ごはんで便利な調理器具があります。一式購入して、山ごはんのレパートリーを増やしましょう。

①まな板などの調理用器具

食材を現地で調理する際に必要なのが、まな板やナイフなどの調理器具です。まな板は薄いプラスチック製のものや、使い捨てのまな板シートを使用すると、重量を減らせます。

ナイフは折りたためるフォールディングナイフや、さまざまな機能が搭載されたツールナイフがおすすめ。素材は、ステンレス製の物がサビにくくて扱いやすいです。

②クッカー

クッカーとは、軽量でコンパクトな、鍋などの調理道具です。コッフェル(コッヘル)とも呼ばれ、フタ部分がフライパンやお皿代わりになるタイプもあります。

素材は、軽量さに優れたアルミニウム、防サビ性に秀でたステンレス、強度が高いチタンなどがおすすめです。

③テーブル

山の中には直火禁止の所もあるので、山ごはん用にテーブルをひとつ持っておくとよいでしょう。

テーブルは小さめのサイズで、軽量さに優れた物を選んでください。ザックの中で邪魔にならないコンパクトさも大切です。不安定な場所で調理することもあるので、安定性も重視しましょう。

④カトラリー

調理した物を食べるには、フォークなどのカトラリーが必要になります。おすすめはスプーンとフォークが合体したスポークです。汎用性が高いので、どのような食事にも対応してくれるでしょう。

柄の部分が折りたためるカトラリーも、収納しやすく便利です。

 

山ごはんにおすすめのレシピ4選

山ごはん バーナー

さまざまな山ごはんを作ってみたい方向けに、レシピをご紹介します。美味しい料理を作って、格別な時間を楽しんでください。

①アウトドアで簡単♪焼ビーフン

 

 
 
 
 
 
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■材料
ケンミン焼ビーフン:1袋
豚ばら肉(一口大):1枚(30g)
キャベツ(一口大):1枚(50g)
白ねぎ(斜め薄切り):10cm分(25g)
ピーマン(細切り):1/2個(25g)
にんじん(細切り):1/8本(20g)
水:190cc

ケンミン食品さんの「ケンミン焼ビーフン」を使った料理です。野菜はあらかじめ切っておくと調理の時短になり、お肉は冷凍しておくと保冷剤代わりになってよいそう。

焦げつかないように、火の加減には注意してください。野菜の内容をアレンジするのも楽しそうなレシピです。

②市販のソースを使って簡単に!チキンレモンクリームパスタ

 

 
 
 
 
 
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■材料
パスタ
市販のレモンソース
サラダチキン
レモン
イタリアンパセリ

市販のパスタソースを使った、失敗なしのオシャレ料理。サラダチキンはコンビニで買えるもので大丈夫です。パスタを茹でるときは水を少なめにすると、捨てるお湯が少なくなりますよ。

③アルファ米を使って!カツ煮込み丼

 

 
 
 
 
 
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■材料
アルファ米(白米)

トンカツ

めんつゆ
お出汁(お好みで)

アルファ米を戻している間に、カツ煮込みを作れる時短レシピです。あらかじめトンカツをつくっておくことで、手間抜きにもなりますね。卵を持って行くときは、割れないよう梱包に気をつけてください。

④腐入りでヘルシーに!蒸しショコラ

 

 
 
 
 
 
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■材料
ハイカカオチョコ
豆腐

材料3つでカロリーオフのデザートがつくれるレシピです。飯盒の仕組みをうまく使って、水蒸気で調理します。お豆腐を使うのでタンパク質も取れますよ。

山ごはんは、栄養の補充という目的だけではなく、心から幸せを感じられるご馳走タイムです。調理道具の中でもバーナーは、山ごはんをつくる上で、無くてはならないパートナーといえるでしょう。アウトドア用バーナーを用意して、ぜひ新しいレシピに挑戦してください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。