リバートレッキングは、最適な服装選びが大切です。今回はリバートレッキングを楽しむための服装のポイントや、ツアーでレンタルできるものを紹介します。事前にしっかり確認して、リバートレッキングに出かけましょう!
リバートレッキングはどんな服装で行うもの?
リバートレッキングの服装
リバートレッキングは川の中を歩いたり、時には泳いだりするため、水に濡れても動きやすい服装で行います。
また、岩場は濡れている上に苔で滑りやすくなっているので靴選びも重要です。
ウェットスーツ
夏以外のシーズンは水温が低いためウェットスーツの着用が必須です。ウエットスーツは保温効果が高く、着用することで寒い時期でもリバートレッキングを楽しめますよ。
ハーネス
川の上流から下りながら歩いて行くキャニオニングのようなポイントが含まれるリバートレッキングのコースでは、 小さな滝や急斜面を降るときに安全の為ハーネスを着用します。
ハーネスは初めての人には着用や取り扱いが難しいので、ガイド付きのツアーでレンタルとして使用することがほとんどです。
ライフジャケット
自然の中でのアクティビティは、時に予測のできないことが起こる危険性があります。安全のためにライフジャケットも着用しましょう。
着用するときは自分のサイズに合ったものを、体にしっかりと密着させるのがポイントです。
レンタルありのツアーに参加するのもおすすめ
ハーネスやライフジャケットなど、頻繁に使わないものはレンタルするのもひとつの方法です。
リバートレッキングはガイド付きツアーが多く開催され、ツアー代金に装備品のレンタルが含まれていることが多くなっています。
現地に詳しいガイドが穴場スポットを教えてくれることもあるので、ツアー参加はおすすめです。
リバートレッキングの服装のポイント
怪我防止のため長袖を着用しよう
川の中は岩場が多く、肌を露出しているとぶつけたり擦りむいたりと怪我の原因になります。
また、川沿いは湿度もあり蚊などの虫も多くいるので、肌を守るために季節問わず長袖を着用しましょう。
夏場はラッシュガードや、速乾性のある長袖、サーフパンツが活躍します。
下着の代わりに水着を着用しよう
常に肌に触れている下着が濡れてしまうと体も冷え、快適とはいえません。下着の代わりに水着を着用しておくと、速乾性もあり濡れても動きやすいのでおすすめです。
普通のトレッキングウェアで代用できる?
山登りで使用するトレッキングウェアは速乾性があり保水しにくい生地のものであればリバートレッキングに使うこともできます。
しかし、川下りを楽しむリバートレッキングで泳ぐ場合はウェットスーツの方が水中での保温性もあり動きやすいので、コースや内容を考えて選びましょう。
リバートレッキングの靴選びは大事!
リバートレッキングで何より大事なのが靴選びです。ここからはリバートレッキングの時の靴の選び方を紹介します。
リバートレッキングに適さない靴
クロックスやビーチサンダルなど足全体がホールドされないサンダルは、水辺での使用によさそうですが、滑りやすくとても危険です。
また、登山靴も濡れると水を吸収してしまい動きずらくなり適しません。
目視では大丈夫だと思っていても、滑りやすいポイントが多いのが川沿いの特徴です。リバートレッキングに適した靴を履きましょう。
リバートレッキングにおすすめの靴
リバートレッキングでは、渓流シューズやソールがフェルトのトレッキングブーツなどが理想です。
渓流シューズは別名ウェーディングシューズと呼ばれ、水中で使用しても水が抜けやすい構造になっています。
水中を歩いた後に岩場を歩いても水の重さを感じにくく滑りづらいのが特徴です。中でもソールがフェルト生地になっているフェルトソールタイプがおすすめです。
苔がついた岩場でもグリップ力があるので安心感があります。同じフェルトソールタイプのトレッキングブーツもあります。
マリンシューズやウォーターシューズも使用できますが、ソールがゴムタイプのものは滑ることがあるので気をつけましょう。
リバートレッキングに使用するその他のアイテム
リバートレッキングのツアーでは、沢登りや川を下って楽しむキャニオニングが体験できるコースもあります。
ここからは、そういった時に使用するアイテムをご紹介します。
ヘルメット
沢登りやシャワークライミングなど、水辺でのアクティビティは水中への落下や転倒の危険があるため、頭部を守るヘルメットの着用が推奨されます。
ツアーの中に組み込まれていることが多く、ヘルメットも無料でレンタルできることが多いので、参加の際に確認してみましょう。
手袋
長く水に浸かっていると指がふやけてきて、岩場などで簡単に指が切れてしまうこともあります。怪我から指を守るためにも手袋を装着しましょう。
布製の軍手などではなく、グリップ力があるゴム製の手袋がおすすめです。
スパッツ
フルレングスのウェットスーツや長ズボンではない場合は、ハーフパンツの下にスパッツを着用しましよう。
リバートレッキングは身体全体を使って登ったり滑り降りたりするので、肌を露出していると知らないうちに怪我をしてしまうことも。
虫刺されから肌を守ることもできるので、なるべく肌の露出は少なくした方が安心です。 タイツは乾きの早いポリエステル生地のものを選びましょう。