テントサウナとは?
テントサウナの魅力はアウトドアの中でサウナを楽しむことです。好きな場所に、プライベート空間を作ることができます。そんなテントサウナとはどのようなものなのでしょう?
テントサウナの今と昔
テントサウナはフィンランドが発祥。サウナ好きのフィンランドの軍隊が遠征地でもサウナを楽しめるように開発されたのが始まりです。テントにサウナヒーター置くことで、移動先でもサウナを楽しむことができます。
日本ではサウナブームもあり、ここ数年でテントサウナに注目が集まるようになり、レンタルや販売も増えてきています。
2019年には「サウナフェス」が開催されました。テントサウナを含むさまざまなサウナが楽しめるイベントで、たくさんのサウナー達で大いに盛り上がりました。
公式サイト:SAUNA FES JAPAN
テントサウナの楽しみ方
自然の中で楽しむことができるテントサウナ。移動できるというテントの利点から、好きな場所に設置できることも魅力です。
お気に入りのロケーションで、サウナを楽しむことができます。
テントサウナで温まったら、そのままクールダウンは本場の人々のように湖や川に入ることも楽しみ方の一つです。
テントサウナを楽しむロケーションとしては、海辺や湖畔のキャンプ場が人気です。
移動して好きな場所で楽しめるテントサウナですが、どこでもできるというわけではなく、テントが設置して良い場所か、火を使用しても良い場所か、事前に確認が必要です。
テントサウナと普通のサウナは何が違う?
プライベート空間が魅力のテントサウナ。普通のサウナは他にも利用者がいますが、テントサウナはプライベート空間。
そのため、自分の好きな温度に設定可能ですし、自由にテントサウナでくつろいで過ごすことができます。
さらに、水着やスポーツウェアを着用して楽しむため、男女一緒に入ることができます。
通常のサウナでは、暑さを我慢する方も多いのではないでしょうか。テントサウナは、60℃から80℃くらいなので、サウナ初心者や暑いのが苦手な方も楽しむことができます。
テントサウナのやり方
テントサウナをやってみたいと思っていても、何から始めてよいか、何が必要なのか、迷いますよね。そこで、テントサウナに必要なものや楽しめる場所などについて紹介します。
テントサウナに必要なもの
テントサウナを行う上で必要なものは、
- テントサウナ
- 薪
- ストーブ
- サウナストーン
- テント内で使用する椅子
- 一酸化炭素チェッカー
などです。
さらに、快適に楽しむためにも、水着やタオル、着替え、飲み物などの用意も必要です。
テントサウナを楽しみに行くためには、キャンプと同様、さまざまな準備が必要になります。リストアップするなどして、しっかり準備しましょう。
テントサウナは自作できる?
テントサウナは、お好みに自作可能です。
テントサウナの基本は、テントと薪ストーブ。これらを準備して、テントに煙突を通す穴を開けたり、上記で挙げたような道具を揃えたりするだけで簡単に自作することができます。
自作した場合も一酸化炭素チェッカーは事故防止のためにも必須です。
さらに、自作する場合、煙突や貫通部分にとくに注意が必要です。とても熱くなるため、耐火性や耐熱性が備わったものを選ぶ必要があります。
テントサウナはどこで楽しめる?
テントサウナは、キャンプ場や川原、自宅の庭で楽しむ人もいます。キャンプ場など、テントを設置できて、火を使用して良い場所がテントサウナを楽しむ前提条件です。
さらに、川や湖でクールダウンしたい場合は、遊泳可能かどうかも確認しましょう。
どこで楽しむにしても、安全が確保でき、トラブルがないように周囲への配慮が必要です。
テントサウナのロウリュとは?
ロウリュとは、フィンランドのサウナの入浴法です。サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させ、より体感温度をあげて発汗を促し、サウナを楽しみます。
かける水にはアロマオイルを加えることもあります。一般的なドライサウナよりも温度が低いため、息苦しさを感じにくいといわれています。
おすすめテントサウナをご紹介
自分だけのプライベート空間、テントサウナを手に入れたいと思ったら、テントサウナのセットが手軽でおすすめです。
薪やストーンなどは別で手配する必要がありますが、基本的装備がセットになったテントサウナセットならすぐにテントサウナを楽しめるので、ここでご紹介します。
テントサウナ:SAVOTTA
テントサウナの本場であるフィンランドで設立されたSAVOTTAから展開されているテントサウナです。
4人で楽しむことができる作りですが、コンパクトに収納可能なため、男性一人でも運ぶことができます。テントの天井には煙突を通す穴も空いてます。
サウナストーブや煙突などもセットになっている商品です。
テントサウナ:モビバ バックパックサウナ
リュックで移動できるコンパクトさながら、本格的なサウナを楽しむことができるサウナテントです。その重量はわずか12.8kg。
アウトドアの景色を楽しむための大きな窓がついています。テントやストーブなど、テントサウナを設営するための一式がバックパックに収納できます。
組み立ても簡単なので、特別なスキルも必要なく20分ほどで組み立てることができるのも魅力です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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