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エギングを始めた頃に一番悩むことといえば、エギのカラーでは無いでしょうか?釣り場でエギをチョイスするときはもちろん、釣具屋さんで新しいエギを買う時もどの色を買おうか悩みますよね。今回はエギのカラーローテーションの考え方をご説明します。

エギのカラーは表面の色?それとも下地テープ?

エギング カラーローテーション

エギは日本に昔からある擬似餌のひとつで、漢字では「餌木」と書きます。字の通り昔は「木」で作られていて、そこに布などを巻いて作られていたようです。

現在でも素材こそ変わりましたが、同じような構造で作られているものが多く、オーソドックスな製品は芯材に光を反射する金属調のテープを貼り、その上に布を巻いたような作りになっています。

そのためエギのカラーは表面の布の色と下地テープの色で構成されています。

私たちが見た場合は、表面の布の色でかなり印象が変わりますが、イカにとっては表面の布の色よりも下地のテープの色が重要だと考えられています。

いっぽう、表の布の色は自分の好きなカラーやモチベーションが上がるという理由で色選びを楽しむ人も多いでしょう。

基本的なカラーローテーションの考え方

ここでは基本的な下地テープのローテーションをご紹介していきます。

下地テープのカラー

下地テープのカラーはイカにアピールするために、光の強さ(明るさ)に合わせるという考えが基本です。

夜から早朝の朝マズメの薄暗い環境には、「赤」からはじまり、朝マズメになったら「ピンク」、時間の経過とともに明るくなってきたら「オレンジ」へ。

さらに昼に近づき太陽が頂上にきたら「金」、日中は「銀」も選択肢のひとつです。これが、基本型。

そして昼が過ぎ、夕方になり夕マズメの時間が近いてきたら今度は逆に「銀」「金」、夕マズメに「オレンジ」「ピンク」、そして暗くなったら「赤」と戻っていきます。

背中のカラー

結論、背中の色はアングラーの視認性を優先しましょう。

もし予算に余裕があったり、ほかのカラーが気になる方は、背中のカラーは視認性の良い明るいカラーからナチュラルなカラーまで揃えるといいと思います。

赤やピンクなど視認性の良いカラーだとエギの位置が確認しやすくなり、チェイスしてくるイカも見極めやすくなるはずです。

また、水中がクリアだったりハイプレッシャーな状況であれば、ベイトを模したブルーやブラウンなどのナチュラルなカラーもお好みでチョイスしていただければと思います。

 

エギの昼・夜・マズメ時間帯別のオススメカラー

エギング カラーローテーション

それでもまだ悩んでしまうという方に、ここではオススメのカラーをズバリご紹介しておきます。

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ピンクラバー

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー ピンクラバー
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー ピンクラバー

 

朝マズメ、夕まずめは、ピンクテープでマズメ時にイカにアピールしましょう。

背もピンクなのでアングラーからもはっきりと見え、幅広のダートで広範囲に誘い込むことができます。

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック ローズゴールド

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー チラツキイワシ
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック ローズゴールド

 

明るくなってきたら、金テープにチェンジ。

活性が落ちてきたタイミングで、ダート幅を抑えたアクションが可能です。警戒心を抱かせないようにするのが大切です。

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVEチラツキイワシ

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー チラツキイワシ
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー チラツキイワシ

 

リアルベイトに寄せたカラーのシルバーテープです。

使っているアングラーが意外と少ないので、金テープで反応がない時などにイカの違った反応を引き出してくれるかも。

エギの天気別オススメカラー

エギング カラーローテーション

時間帯だけでなく晴れの日や曇りの日などでも、明るさや海中の見え具合は変わってきます。

おもに日中にはなりますが、天気別にオススメの商品をご提案しておきます。

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE  ブルーポーション

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー ブルーポーション
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE ルアー ブルーポーション

 

日中や海中が澄んでいる時に試していただきたいのが注目の「ケイムラカラー」。

ケイムラとは紫外線に反応する塗料で、紫外線の見えない人間には分かりませんが光が当たると発光。海中に溶け込むナチュラルカラーですが、紫外線発光しアピールします。

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック カクテルオレンジ

ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック カクテルオレンジ
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 K ベーシック カクテルオレンジ

 

赤テープがシルエットをくっきりと映し出し存在感を発揮。夜間によく使うカラーですが、曇り空で暗い時や濁り潮の日に使ってみるのもおすすめです。

 

イカは色盲?色は関係ない説

エギング カラーローテーション

実はイカは「色を判別できない」といわれているのを聞いたことはありませんか?

本当のところはイカに教えてもらわないと分からないのですが、人によっては色が分からないならカラーローテーションは無意味だと思う方もいるようです。

しかし、実は色が分からなかったとしても、カラーの違いによる明るさの微妙な見え方の違いには敏感だといわれています。

つまり、赤やピンクなど人間とは見え方が違っても、明るさの違いという点で見分けることができているようなのです。

以上のことから、やはりカラーローテーションは必要ということが理解できるかと思います。

 

自分なりの鉄板エギのおすすめ

エギング カラーローテーション

カラーローテーションについてご説明してきましたが、時間帯や明るさでの下地テープの色の選び方を押さえたら、次はぜひ「お気に入りの背中のカラー」を決めて、そのカラーを使い倒してください。

私は個人的に「赤布」が好きで視認性も良いので、迷いを無くす為にも赤系統のカラーしか使用しません。

お気にいりのカラーを持つことで、自信を持ってエギを選びキャストできるようになるでしょう。

不思議なもので「このカラーで良いのかな?エギを換えようかな?」なんて迷いながらキャストしていると、なかなか釣れないものですから。

エギのカラーは下地テープをシステマチックに選び、背中は自分の感性で選ぶ。迷っていても釣れません、自分の好きな色や自信のある色で信じて投げ続ける。これがルアーフィッシング全般にいえる秘訣ではないかと思います。たまにはストイックに一種類のエギを投げ続けてみたりするのもおすすめですよ。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。