キャンプ飯に最適!ホイル焼きの魅力
外の空気を感じながら味わうキャンプ料理。
バーベキューのようにワイワイ楽しむものから、ダッチオーブンなどの専用調理器具を使う本格的なものまで、さまざまなものがありますが、今回おすすめしたいのが「ホイル焼き」です。
ホイル焼きの魅力は、なんといっても特別な道具がいらず、アレンジを楽しめるということころ。食材をアルミホイルで包んで焼くだけ、という手軽さはもちろん、中から何が出てくるのかわからない特別感や、開けたときにふわっと広がる良い香りもホイル焼きならではの特徴でしょう。
また、野菜やお肉、魚をいれる定番メニューから、フルーツなどを使って作る熱々のスイーツまでさまざまな、メニューを楽しめるのもグッドポイント。
包む工程が楽しく、子どもも一緒に作れるので、家族で楽しむキャンプ料理にももってこいの料理といえます。
ホイル焼きはコツしだい!
簡単に作れるホイル焼きですが、焦げ付きや生焼けで失敗してしまうことも…。じつは上手にホイル焼きを焼き上げるポイントは、アルミホイルの包み方に秘密が隠されています。
包み方は何通りかありますが、ここでは基本的な包み方とでき上がりに差がつく調理のポイントについて解説していきましょう。
1.アルミホイルをカット
まず、アルミホイルをカットします。このときアルミホイルの横幅の倍くらいの長さに切っておくと包みやすいです。
2.下半分に油を塗る
カットしたアルミホイルの下半分にサラダ油やバターなどを塗ります。
縁から2センチのところまでを塗るようにしましょう。刷毛があると便利です。
3.アルミホイルに食材をのせる
油を塗った部分に食材をのせます。中央が山にならないよう、平たくなる感じにのせると全体に火が通りやすくなります。
4.アルミホイルの上端と下端を揃える
アルミホイルの下側に上側を重ねるようにします。これで食材が包まれることになります。
ポイントは、アルミホイルの上端と下端をぴっちりと揃えること。ちょうど折り紙を折るような感覚で、端と端を重ね合わせます。
ホイル焼きは食材から出た水分を水蒸気に変えて、蒸し焼きにする調理法でもあるので、アルミホイルに隙間ができると焦げやすくなります。ですので、折る工程をきっちりとして密閉するようにしましょう。
5.アルミホイルの下端をきっちり折る
上端と下端を揃えたら、下から折り返し、1センチ位を2回折り返しましょう。きっちり封をする感じで折るのが失敗しないコツです。
これで筒状になります。
6.左右も同じように折る
左右の口があいているところも、端と端を合わせて2回下から折り返します。きちんと折ったら完成です。
これで火にかければ、生焼けや焦げ付きの失敗が少なく、上手に焼き上げることができるでしょう。
焼き上がって開くときは、中央に穴を開け、X字のようにハサミでアルミホイルを切って広げると中身を崩すことなくきれいに食卓に出すことができます。
また、焼くときには焚き火だけでなく、スキレットなどにのせて焼くことも可能です。そういった調理器具を使えばより手軽に焼くことができ、洗い物も出ません。
スキレットごと食卓に出してもおしゃれですね。
使い終えたアルミホイルは燃やせるゴミとして、小さく丸めて処分すればOKです。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。