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波を横に滑ることができるようになったら、次は華麗なカットバックをメイクしロングライディングを楽しみたいところですよね?今回は、カットバックのよくある失敗パターンを踏まえ、おうちのなかでも練習できるカットバックの上達のコツを伝授します!
 

サーフィンのカットバックってどんな技?

サイズの大きな波に乗り、うまく横に滑ることができても、スピードが出すぎて波のピークを越え失速してしまう。

波のトップが厚くなり、フェイスに戻りたい。

そんな時に、波のショルダーから、フェイスにめがけ素早く180度方向転換する技をカットバックと言います。

基本のターンに合わせ、スピードを落とさないレールワーク、素早い体重移動と波を予測する力が必要となる少々高度な技のひとつです。

 

サーフィンでカットバックがメイクできる波とは?

サーフィン初心者 カットバック

体重移動や基本のターンができるようになっても、じつはカットバックできる波は限られています。

もちろんサイズが大きな波はカットバックにもってこいなのですが、それよりも綺麗にわれる波でトライすることをおすすめします。

初心者のころ、綺麗に長くわれる波は、滑走感が気持ちよくついつい走ってしまいがちですが、その気持ちを抑え、思い切ってカットバックにトライしましょう。

カットバックを身につければ、さらにサーフィンが楽しくなります!

サーフィンでかっこいいカットバックをキメるコツ

サーフィン初心者 カットバック

カットバックは、

  • レールワーク
  • ボトムターン
  • 波の予測
  • 基本の技

これらが集約されている技です。

いろいろな技を素早く、同時にこなすことが成功の鍵になります。

なので、基本となるボトムターンやアップスダウンでのレールワークの感覚をつかむことはもちろん、陸上でのイメージトレーニングと動作確認が上達のスピードをはやめます。

ここからは、カットバックの実践的な練習方法とコツを細くご紹介します。

コツ①進行方向を意識する

まず、カットバックを練習し始めた方に陥りがちな失敗例として、カットバックの途中での失速や、トップで切り返すタイミングがイマイチ合わないということが多いでしょう。

これは、そもそも「カットバックをメイクするぞ!」というタイミングが遅いことが原因です。

テイクオフの段階で波の割れ方を確認し、ボトムターンの最中にはカットバックの体勢に移行することが重要です。

ボトムターンが綺麗に決まり、波が厚くなってからでは遅いので注意が必要です。

ボードが失速し始めたり、トップでターンが決まってもタイミングがズレてそのままスープに刺さってしまいます。

早い判断こそがカットバック成功のキーポイントです!

動画のように、タイミングが難しい小波でも、予測が早くできればカットバックはメイクできます!

コツ②低重心の姿勢

①で解説したように、ボトムターンから波のトップに駆け上がる時にはカットバックの体勢に入っていなければ、ボードは減速し間に合いません。

そこで重要なのはトップでのターンを見越した低重心の姿勢です。

そして、トップでのターンの時は左手で、背面の水面を触ることを意識しましょう。

ボトムターンからトップに上がる時、しっかりと膝を折りたたみ、後ろ足加重の低姿勢ができていなければ左手で自分の背後の水面を触ることはできません。

左手で水面を触ることができるのは、しっかりと体重移動ができている証拠。

陸の上でとことん反復練習しましょう!

コツ③減速しないターン

トップでのターンは減速しないように意識しすぎて、前足荷重になり、レールが波に引っかかり転んでしまいがちです。

そこで、前足はかかとに意識を向け、後ろ足は深くひざを曲げ、右手を前に出し体を波のフェイス側に倒しましょう。

すると、自然に軸足荷重となりレールが波にとらわれることなく綺麗で減速しないターンにつながります。

ボトムターンからトップに駆け上がる時の低重心、低姿勢こそが切り返しのターンにつながる非常に重要なポイントといえます。

素早い予測と行動でドンピシャでリップに当て込むことができれば、さらに加速し次のセクションにつながります!

 

もっと上達するためのカットバックの初歩とは?

カットバックの練習の初歩として、180度方向転換できることにこだわりすぎず、まずは90度ターンから挑戦しましょう。

また初心者の方はもちろん、中級者の方でも、幅の広いボードを使い練習することで足の位置や体重移動をしっかりと身に付けることができます。

それこそがカットバックの上達の近道です。

また、カットバックをかっこよく見せるコツは何と言ってもプロサーファーをお手本にすること!ですがとくに注目すべき点はプロのライン取りです。

やはりしっかりとボトムに降りきり大きなターンを描き、豪快にスプレーを出すことがかっこいいカットバックと言えます!

お手本にしたいプロサーファーの一人、ケリースレーターのカットバックを見てみましょう!

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カリフォルニアやハワイのカジュアルスタイルが幅広い年齢に支持されています。
ボードショーツなどのスイムウェアだけでなく、アパレルやバッグなどアクセサリー類も充実しています。

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カットバックは体重移動やレールワーク、ターンといった初心者の方が最初に身に付けるテクニックが存分に詰め込まれていて、さらにそのテクニックを一連の動作で発揮しなくてはいけません。カットバックができることはすなわち、初心者から中級者へレベルアップしたことといえます。波の条件が整えば、カットバックを使いこなすことで、岸までロングライドを楽しむことも夢ではありません!

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。