フリーダイビングの呼吸法のためにどんな練習方法があるの?
フリーダイビングでの呼吸法をトレーニングするというと、どれだけ息を止めておくことができるのか、何度もタイマーとにらめっこをして練習するイメージが湧きませんか?
フリーダイビングをはじめたばかりの方は、肺活量の強化をすることより心も体も完全にリラックスできるようになる呼吸法を身に付けることが大切。
そこでオススメなのが、ヨガを使った呼吸練習です。 フリーダイビングのトップアスリートも使うヨガには柔軟性、リラクゼーション、瞑想などフリーダイビングには欠かせない要素を得ることができるからです。
ヨガで実践されている呼吸法には、フリーダイビングに必要な肺に酸素を取り込む動きや、身体をリラックスさせて空気消費量を改善するメソッドなどのメリットがあります。
おうちではじめよう!ヨガを使った呼吸法の練習
呼吸練習①腹式呼吸
腹式呼吸はフリーダイビングの前に心拍数を下げることができるので必ず習得したい呼吸法です。
意識をせずに普段おこなっている呼吸は肺の上だけを使った浅い呼吸ですが、腹式呼吸をトレーニングしていれば、肺の下の筋肉(横隔膜)を鍛えることができるので、フリーダイビングに欠かせない呼吸法です。
吸った息の倍の長さを吐きながら、お腹に手を当てるなどして横隔膜をしっかり広げていることを意識しながらゆっくりと10回〜15回ほど繰り返します。
フリーダイビングで取り除きたい不安や緊張、ストレスも落ち着かせてくれるので、家にいるときや外で太陽や風を浴びながら毎日意識して取り組んで行きたいですね。
呼吸練習②ヨガ
ヨガには目的に合わせたたくさんのスタイルがありますが、ここでははじめての方でもカンタンにできる太陽礼拝をベースとしたフローヨガを紹介します。
深い呼吸で体に酸素が流れるのを感じながら、流れるようにヨガのポーズをすることで、姿勢を正して柔軟性を高めたり、ストレス軽減などの効果があります。
フリーダイビングでは大きなフィンや長いフィンを足につけてはじめは動きづらく感じますが、ヨガを習慣化することで水中で体をしなやかに動かせるようになるのでオススメです。
フリーダイビングにいく日でも、行かない日でもオススメの時間帯は朝のヨガです。凝り固まった体がほぐれて気持ちがいい朝をスタートできますよ。
呼吸練習③瞑想
瞑想は自分の心と向き合い、集中力を高めることによって緊張をほぐすことができます。
フリーダイビングでは水中で呼吸ができない不安やストレスが常にありますが、潜水前に瞑想をすることによってメンタル強化の効果があるのでオススメです。
目を閉じあぐらをかいてゆっくりと呼吸。簡単そうに見えますが、トレーニングをしていないと雑念がよぎり、無になることが難しい!1日に5分から15分を目安に集中できる環境で、習慣化することをオススメします。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。